有希さん、
この3通のメールのやり取りであなたのご質問に対する回答はすでになされていると思います。ここでは補足のみさせていただきます。
T子さんのことは、実際私もどうしようかとは思いました。報告が遅れたのはそのせいもあります。しかし、彼女のおかれている状況を分かった上で、皆さんの協力をお願いしようと思いました。あなたのように思われた方もおられたかもしれませんが、それを越えて更にT子さんに共感してくれた方もおられると思います・
いずれにしても、それは私の責任においてしたことです。
どうしようかと迷うとき、私はいつも自分の動機を検証し、それに曇りがなければ、積極的に動く方を選びます。結果的に、それがいつも最良の道だったとは申しません。後で振り返って、ああする方がよかったかもしれない、と思うこともあります。しかし、失敗を恐れていては動きが取れないこともあります。人としての道に反する場合は別ですが、動機に曇りがなく、よりその人の役に立つための選択肢であるならば、当事者の判断を尊重していただきたい。そして、私の至らなさや判断ミスの可能性があるならば、なおさらのことそれを越えて、対象者のためにエネルギーを送ってあげてほしいのです。井戸端会議的な発想で、足を引っ張り合うことはしたくありません。
個人宛てのメッセージの受信は、これまでに1000通をはるかに越えていると思います。公開したものは、ほんの数通です。それぞれに理由ははっきりとあります。
あなたのものについてはすでにお知らせしてあります。
なぜ、あなたへのメッセージを受信するようにとのインスピレーションがあったのか、実は私にもわかってはいませんでした。否定的な反応がありそうなことは予想できましたし、相当に忙しい時期でしたから。それになんかいつものとはどこか違っているようにも思いましたし。確かに、ほんとうは何を伝えたいのだろうと、私たちも思いました。それで、今回そういう設定で受信したのです。私たちは先の2通のことの意味が分かったように思いました。あなたがたとえ今は受け入れることができなくても、私たちが否定されればすむことです。それよりも、あなたに読んでいただきたいと思いました。3通目も公開したのは、否定された後にまた公開するよりも、3通揃えて掲載した方が分かりやすいだろうという判断です。
あなたのメールによるコメントを掲載しなかったのは、この掲示板のコメントとすこし違っているように感じたので、改めてあなたのコメントを待った方がいいだろうと考えたからです。
ご批判は頂きましたが、私はやはりよかったと思っています。
あなたの、今回のコメントにしても、あなたの思い込み、思い違いが幾つか見受けられます。明らかなことに対してもそういうところがおありのようですから、ましてはっきりとは見えない心の奥深くのことについては、なおのことそういうところはあるのかもしれません。
全くもってでたらめなメッセージであれば、改めてお詫びいたします。しかし、いつかあなたが本当のあなたとして、地上界の浄化をはっきりと視野に入れたスピリチュアリストとして、その役割を果たしてくださるきっかけになるかも知れないとも思います。その意味でも受信してよかったと思います。もっとひどい火傷を負うかも知れないと覚悟していましたし。
最後になりましたが、私たちは「会費」を集めてはおりません。「天地悠々」の購読料は頂いていますが、購読料が振り込まれなくても、贈呈している方もたくさんいますし、決して儲かるものではありません。癒しの関わりでも、経済的に厳しい状況にある方からは、一切費用は頂きません。以前はほとんど無料でしていたのですが、借金がかさむ一方だったので、今は一応希望料金を提示してあります。まゆみさんは、長時間のパートに出ながら、無農薬の野菜を作って出荷しています。
それでも経済的にはなかなか成り立たず、事情を知っている仲間や支援者が時々カンパしてくれます。有希さん、これでよろしいですか?
私は怒りをあらわにしてはいませんよ。ただ、自分の信条を値踏みされたかのような、不快感はありましたが。
それでは失礼致します。
以下に参考資料として、あなたと私の最近のメールを公開いたします。
****************************
(飯沼より有希さんへ)
Sent: Friday, August 31, 2001 11:38 PM
Pさんの掲示板へのご投稿読ませていただきました。
公のところで細かいことを言いたくないので、メールで失礼致します。
有希さんには一目おいてもらって、癒しに協力してもらったり、こき下ろされたりで、悠々塾も大変です。
高級霊は個人的なことをたずねもしないのに伝えてこない、とのことでしたが、ジョージ・オゥエン氏は、尋ねもしないのにかなりの個人メッセージを受けているはずです。しかも他人に対する批判的なものを。出版するときに割愛しただけだったはずですが。モーゼズ氏にしても、かなり個人的なことを受けていませんか。
シルバーバーチははっきりと、自分は個人的なことには答えられないと言っていますから、これは高級、低級の問題ではなく、役割の問題ではないでしょうか。
悠々塾のHPはテーマが「来るべき地上界のために」ですから、当然地上的なものになっています。しかも、ほとんどの項目については、私が設定して質問したものです。
「地上人類の歩み」は霊的なことについて、また「天地悠々」でも、霊的法則や霊界の仕組みについては受信したものを掲載しています。
あなたについてのメッセージを受信したことは改めてお詫びいたします。しかし、インスピレーションには逆らえないのです。受け入れられなければ、拒絶反応も致し方ないでしょう。おそらくはそれも折込済みのことだと思います。後になって霊団の意図が分かることも珍しくありませんから。
あなたへのメッセージは、もちろん名前を伏せていずれ悠々塾の掲示板に掲載します。
ああまで言われてしまえば、参考資料として公にせざるをえないことはお分かりください。
しろさんにもお尋ねしたのですが、あなたにも同じことについてご意見を伺いたいと思いました。
ゆっくり休息された後、お答え頂ければ参考にさせていただきます。
しかし、しろさんにしても、アラムさんにしても不思議な方ですね。
とり急ぎにて失礼いてします。 飯沼正晴
****************************
(飯沼より有希さんへ)
Sent: Saturday, September 01, 2001 1:10 PM
昨夜の件ですが、そちらからのご訂正がなければ何らかの形でこちらの見解を表明せざるをえません。
その場合はかなり厳しい指摘になってしまうと思います。
あまり気が進まないので、事前にお伝えし、あなた自らの修正・訂正を促したいと思いました。
お疲れでしょうから、今はその御意志があるかどうかだけ、早急にお知らせください。
場合によっては、メールを公開する事になるかもしれませんが、霊界とは全てが明らかになっているところ、それをご存知のあなたですから、問題ありませんよね。
お互いが考え直すよい機会にしていきたいと思います。
****************************
(有希さんから飯沼へ)
From: 有希
Sent: Saturday, September 01, 2001 2:36 PM
Subject: 返信が遅くなりました
> メール、拝見しました。
>
> > 有希さんには一目おいてもらって、癒しに協力してもらったり、こき下ろされたりで、悠々塾も大変です。
>
> こき下ろしたつもりはないんですが、結果的にはそうなってしまったようですね。
> 私は「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」という考え方はしません。
> 良いことは良い、悪いことは悪い、ただそれだけです。
> ですから、一目置いていることも、癒しに関する事も、事実ですし、掲示板に書いたことも事実です。
>
> 私自身は飯沼さんたちの純粋さがとても好きですし、いえ、それ以上に自分の人生をかけていらっしゃるその姿勢には頭が下がります。
> 飯沼さんと堀江さんはお仕事はどうされているのでしょう。
> まさか、会費などでまかなってはいらっしゃらないとは思いますが。
> もし、自分の生活は自分でまかなっている上でこうした活動をされているのなら、本当にすばらしいと思います。
>
> > 高級霊は個人的なことをたずねもしないのに伝えてこない、とのことでしたが、ジョージ・オゥエン氏は、尋ねもしないのにかなりの個人メッセージを受けているはずです。しかも他人に対する批判的なものを。出版するときに割愛しただけだったはずですが。モーゼズ氏にしても、かなり個人的なことを受けていませんか。
> シルバーバーチははっきりと、自分は個人的なことには答えられないと言っていますから、これは高級、低級の問題ではなく、役割の問題ではないでしょうか。
>
> 役割というより、その霊の性格なのかもしれませんね。
> ただ、尋ねもしないのに個人メッセージを受けていることが問題なのではないと思います。
> 問題はあなた方がメッセージを公にしているということです。
> メッセンジャーは背後の霊と個人の間に立つだけの媒介の仕事なのが、なぜ公にするのかということです。
> それも、本人の承諾を得ずにです。
> シルバーバーチも交霊会では個人向けにかなり話していると聞いています。
> でも、個人のことはあくまでも個人のものですから、機関紙にはもちろん、霊訓の中にはほとんど登場させていません。
> これはメッセージを受けて、それを管理する側としての当然の配慮でしょう。
>
> ただ、私はそちらのHPの内容は間違っているとは思っていないし、不必要だとも思っていません。
> なぜかというと、多くの人は何をどう考えたらいいのか迷っている人が多いから、そういう人たちにはモノの考え方を学ぶという点ではとても意義があると思うからです。
> ただ、内容的にはやはり高い霊団のものとは考えにくいというのがいまでも思います。
> メッセージを送ってきているのは地上にいた時はかなりの知識人で指導的な立場にあった者が今だに幽界にも行けず、もしくは幽界には行ったけれど、地上に執着するあまリ地上に戻ってきて今だに教えつづけている、という感覚で伝わってきます。
> それは、その後のメッセージにも感じられます。
> といっても、これはあくまでも私が感じたことであって、確証があるわけではないのですが。
>
> > あなたについてのメッセージを受信したことは改めてお詫びいたします。しかし、インスピレーションには逆らえないのです。
>
> 私は受信したことを問題にしているのではありません。
> 私もある程度の受信能力はありますから、逆らえないのはわかります。
> ただ、伝える以上は受信する側の責任ですから、私の場合は言葉として要点だけを伝えることにしています。
> その言葉をどう処理するか、それはその人とその人の背後との関係で活用されることですから、その辺は今更私が言わなくても、ですよね。
> ただ、私の場合は受信能力といっても微々たるものだし、それが正しいのかどうかという確証も持っていないので、能力の強い方とは比較にはなりませんが。
>
> ですから、私のところにメッセージを送っていただいたこと、これも何とも思ってはいません。
> ただ、内容には驚きました。
> 20年前の私に対してでしたら、あてはまっていることは多分にありましたから。
> でも、今の私は全く違っています。
>
> > 受け入れられなければ、拒絶反応も致し方ないでしょう。おそらくはそれも折込済みのことだと思います。後になって霊団の意図が分かることも珍しくありませんから。
>
> 拒絶反応ではなく、受けいれたいと思っても、すっきりと心の中に入って来ないのです。
> もしかしたらこれは私の問題かもしれないと思い、何度も読み返してみましたが、それでも心に響かないのです。
> 感覚としては、霊界で渦を巻いていて、言葉だけが地上に来て、内容は混沌としている感じです。
> ごめんなさい、感覚的なことなのでわかりにくいですよね。
>
> > あなたへのメッセージは、もちろん名前を伏せていずれ悠々塾の掲示板に掲載します。
>
> 名前を入れていただいてもいいですよ。
> ただし、あのメッセージに対する私の返信も同時に載せてください。
> でないと読み手にはわかりづらいでしょうから。
>
> > ああまで言われてしまえば、参考資料として公にせざるをえないことはお分かりください。
>
> なぜ参考資料にするのでしょうか。
> ご自分の保身のためですか?
> 霊団が正統だと証明するためですか?
> そもそも、公にすること自体がどういう意味を持つものか、おわかりになっていないようですね。
>
> これは私からの助言ですが、ご自分たちのしている立場をもっと明確にされる方がいいかと思います。
> 霊的内容を伝える立場なのか、霊能者としてメッセージを伝えることに重点を置くのか、純粋に人の人生に関わり役に立とうとする立場なのか。
> それらによってずいぶん変わると思います。
>
> それと、メッセージを発表する立場を取る以上は、あらゆる角度から霊団の検証は行わなければいけないと思います。
> もしそれを拒む霊団であるのなら、それ相応の処置をしなければいけないのではないでしょうか。
> ある程度高い霊であれば、拒むはずはありませんから、それも見極めの一つになるかと思います。
>
> 私は、今回のことは悠々塾が心機一転してさらに成長する良い機会だと思っています。
> 今の立場を保持するのではなく、もっと大きく活躍するための壁に来ているのではないでしょうか。
> そして、同時に私にとっても心機一転の時期だと思っています。
>
> ここまで書いていたところへ飯沼さんからの次のメールがきてしまいました。
>
> > 昨夜の件ですが、そちらからのご訂正がなければ何らかの形でこちらの見解を表明せざるをえません。
>
> 特に訂正はありません。
>
> > その場合はかなり厳しい指摘になってしまうと思います。
>
> 私自身は自分の未熟さをよく知っていますから、厳しい指摘が事実であるなら謙虚に受け止めたいと思います。
>
> > あまり気が進まないので、事前にお伝えし、あなた自らの修正・訂正を促したいと思いました。
>
> どこを修正・訂正すべきところなのでしょうか。
> 私は自分が感じたまま、そして事実を書いたまでですが。
> ただ、表現に偏ったところはあったかもしれません。
>
> > お疲れでしょうから、今はその御意志があるかどうかだけ、早急にお知らせください。
>
> 何に対する意志でしょうか。
> 全てはそちらの良識にお任せします。
>
> > 場合によっては、メールを公開する事になるかもしれませんが、霊界とは全てが明らかになっているところ、それをご存知のあなたですから、問題ありませんよね。
>
> けっこうです。
> メールを公開されても何ら問題はありませんから。
> ただし、第三者が絡んでいる部分はご配慮ください。
>
> > お互いが考え直すよい機会にしていきたいと思います。
>
> 私もそう思います。
>
> *-----*--- see you later -----*-----*
>
> ☆★☆ 有希 ☆★☆
****************************>
(飯沼から有希さんへ)
Sent: Monday, September 03, 2001 1:18 PM
Subject: メール読みました
悠々塾の掲示板にあなたへのメッセージを公開せざるを得ないのは、公開の場であなたが「内容が全く違っている」と公言されたからです。私たちの保身のためではなく(そんな人間だと思っているのでしょうか?)、
どのようなメッセージをあなたが、そう思ったのか公に提示する必要があるからです。そこから、なぜあなたにメッセージがもたらされたのかについても霊団側から明らかにされていくのでしょう。
今後どのような経過をたどるのか、私には分かりません。ですから、やはり名前を伏せて掲載します。「全面的に違っている」との反応だったことは添えます。その他のことは、ペーパーバーチさんの掲示板にてあなたのご意見を確認してもらえばいいのですから。
テストのことに関しては、こちらのコメントをすでに準備しています。しろさんのご返事待ちです。
あらゆる角度からの検証は私たちも望んでいます。(原稿用紙にして、多分1万枚は越えているかも知れませんから、私たちも系統立てた整理ができなくなっているのです。)
あなたへのメッセージの公開もそのひとつのつもりです。
あなたのように、否定される人がほとんどいなかったので、いい機会になると思います。
スピリチュアリズムのために、意見を出し尽くしあいましょう。
私たちを導く霊が、あなたの言う程度の者たちならば、あなたの知る真理の力でもって諭すなり、撃退するなりしてあげてください。
お互いに自分の言動には責任を持つ、つまり自分のまいた種は自分で刈り取る、という基本的なことをしっかりと踏まえた上で。
私たちがどのようにして生活費を得ているか、何かあなたに関係がありますか?
なぜあなたがそう聞いたのか、動機を見直してみてください。
とり急ぎ、失礼します。
飯沼正晴