心霊学研究所

スピリチュアリスト掲示板

発言番号(親記事の)1501-1550の過去ログです。
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1550 あらら、大変な誤字
名前: ビッグママ  投稿日: 2002年06月02日 (日) 02時28分29秒

シルバーバーチの引用で誤字がありました。
8−170の「非常」ですが、「非情」が正解です。
失礼しました。

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1549 初めてここを訪ねました。
名前: みかこ  投稿日: 2002年06月01日 (土) 11時42分12秒

こんにちは。今日、ネットサーフをしていて辿り着きました。類魂を興味深く拝見しました。

私が大学を出て1年働いていた時、へんな霊についてこられた事があります。同僚でものすごく霊感の強い子がおり、ある日その子に「これ、写ってるやつ」と写真を見せられたのですが、なるほど物凄く怒っている女の人が写っていて、見た瞬間、「見てはいけなかったのに」と強く思いました。帰ろうとすると何もないところで転ばされたり、まずい!と思いながら帰りましたが、それから1週間程金縛りやらとにかくひどいいやがらせをされたのです。その人はあまりの醜い悪意のために、もう人間と言うよりは獣みたいになっている印象でした。で、どうしたらいいか考えたあげく、当時飼っていた猫に一緒に寝てもらい、翌朝金縛りになった時、猫をなんとか私のそばに引き寄せ、胸元にむかってぐっといやがる猫を突き付けつけました。すると胸からぱっと離れ、髪の毛にしがみついてきました。その瞬間まで、もしかしたら、これはただの思い過ごしかもと思っていたのですが、髪を両手でつかまれた感覚があまりにもリアルで、ぎょっとなりました。で、もういちど猫を髪の毛の方にぐっと近付けるとぱっと離れて窓からいってしまい、二度と帰ってきませんでした。

もう10年以上も前の事で、私は今は幸せに結婚して子供もいます。
で、今あの時の事を振り返ってみると、あの体験自体は私にとって、悪い事ではなかった、と思うようになりました。私は一人っ子なのですが、本当は兄弟3人がいるはずで、他の3人は流産や死産で生まれてきませんでした。そしてあのときまで、自分だけ生き残った事に漠然とした罪悪感を感じていたのです。で、あの霊はその弱味をほじくるように攻撃してきて、逆にそのせいで、私はそれは、別に罪悪感を持つほどの事ではなかったと気付かされたのです。そして、あの件を境にペットの猫とも、もっと深いつきあいっていうか、感謝していたわりあうような関係になったし、その後、心霊というものにたいして恐怖感はなくなりました。

という訳で、当時の私はただただ、何とかして逃れようと必死なだけでしたが、いい事もあったのだと思うようになってから、だったら、私はあの霊に何かいいことしてあげられないものか、と思うようになりました。何か目があっただけで絡んでくるチンピラみたいなことするし、自分が怒ってるからそうやってつっかかってくるけど、「私」に恨みがあるわけでもなくて、もう自分が獣みたいに成り下がってるのにも気が付いてないようなようすでしたが、どうしたらそんなことをやめて、次に行くところに行けるようになるんだろうと。そんなことを思って、ふとここにきました。

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1548 みのりさんへのプレゼント
名前: ビッグママ  投稿日: 2002年06月01日 (土) 03時00分57秒

ペーパーバーチさん、こんにちは。
ペーパーバーチさんのご意見に何か返さねばと思って考えていたのですが、何やら農業問題・環境問題で盛り上がっていて、読んで理解するだけで精一杯。「あれ?何書こうとしてたんだっけ?」なんて繰り返しで日が過ぎてしまいました。えぇと、私の書いたコメントは〜と、…あら?ずいぶん後ろに行ってしまったのね…。

ということで、いまさらな感じもするので、みのりさんへのコメントの中で少し触れられたらと思いますので、読み取ってください。

みのりさん、こんにちは。
みのりさんのご意見、とてもよくわかりました。きっとこういう風に感じているんだろうなというのもよくわかりました。(言葉にするのはむずかしいんですけどね。)1544の言葉の限界も、私も痛感していたところです。シルバーバーチが地上に戻ってきて語るときに、霊的な内容を地上の言語で完璧に表現することは所詮むりだとといった気持ちが少しわかりますね。

「理性的」という語一つをとっても、ずいぶんいろいろな受け取り方が出てきます。ペーパーバーチさんが書かれている「理性」とみのりさんの書かれている「理性」さらには山田さんの書かれる「理性」。みなさん真摯に霊訓と向き合っていらっしゃる方ばかりですが、それでもみんな少しずつ違った感じがしますね。その違いを明らかにしようとはいたしません。

シルバーバーチはこう述べています。

『私たちは神から授かっている理性を唯一の拠りどころとして、
それに訴えます。ただ単に聖書に書いてあるからというだけの
理由で押し付ける方法はとりません。理性が反撥を覚えたら拒
否なさって結構です。ただ、よく吟味してくだされば、私たち
の説くところが霊的存在として最高にして最善の本能に訴える
こと、その目標が間違った古い考えを洗い落とし、代わって、
あとできっと有難く思ってくださるはずの大切な真理をお教え
することであることが分かっていただけるものと確信します。
地上のいわゆる宗教は真実を基盤とすべきであり、理性の猛攻
撃に抗し切れないようなものはすべて廃棄すべきです。』
シルバーバーチの霊訓4−110

「理性」は神から授かったもので、正しい判断を導き出す拠りどころとなるものです。みのりさんが書いてくださった「理性」は、現代人のほとんどが常識として持っている「理性」だと思うのですが、これは人間のご都合主義によってずいぶん勝手なものになっていますよね。みのりさんは

「霊界は存在している」ということ自体、私の理性では考えられません。
なぜかというと、私には霊は見えないし、聞こえないし、他の能力も持
っていないからです。でも、霊界はあるような気がします。守護霊が導
いてくれているのを実感したということも、人に話せば「そんなのは思
い込みだよ」とか、「霊界のことばかり考えているから、自分で無意識
のうちにこじつけちゃってるんだよ」なんていう風に言われます。でも、
説明はできないけど、私は霊界があると感じているわけです。

と書いていらっしゃいます。みのりさんのこのあとの大槻教授の話も含めていえることは、この常識的に使われている「理性」は「見えないから」「聞こえないから」といった五感に頼った唯物思想の賜物のと考えられます。霊界の人たちは、そうした私たち地上人に対して「墓場の向こうにも生活があること」
「生命は永遠であること」「私たち人間は霊的存在であること」こうした事実を伝えようと、霊媒現象や心霊治療を起こしました。こうしたことが目の前で引き起こされても、いわゆる「理性的」な人(大槻教授のような人)は「信じられない」といって認めないでしょう。かの有名な心霊治療師(スピリチュアル・ヒーラー)ハリー・エドワーズは、霊力によるスピリチュアル・ヒーリングで数多くの病める人の治療を行ってきましたが、長い間英国の医師会に無視されつづけました。信じられないほどの奇跡的治療を見せ付けられても、愚にもつかない理由をこじつけ、医師会は容認しませんでした。こうした唯物的な人たちにとっての「理性」は、シルバーバーチの説く「神から与えられた理性」を意図的にフル活用しないようなもんです。本当に「理性」を働かせようとしたら、目に見えなくとも変化があれば「何かある」、心が動かされれば「何かある」と思うのではないでしょうか?…ということは、現代人の多くは本当の意味で「理性」で判断していないということでしょうね。ま、この世の
常識だけで生きていこうというのならば、「感情に動かされたりしないで、論理的に考えをまとめたり 物事を判断したりする頭の働き」を「目に見えんものを信じられるか」といっても通用するのでしょうが…。

しかし、少なくともスピリチュアリズムに触れようとする人間は、シルバーバーチの言わんとしている神が与えてくださった本来の「理性」を、徹底して「自分の都合」で事実を歪める要素を排除したものとして働かせなければならないと思うのです。そうすればみのりさんの感じたことは「理性」で判断しても何の不思議もないことになるでしょう?

「霊界は存在する」「守護霊が導いてくれる」「偶然はない」すべて真理ですよね。それを「理性」が反撥すると感じる人は(気のせいだという人)、まだ時機のきていない人なのでしょう。そうした人に対してはどうしたらいいか?
この事実を伝えたい、この感動を伝えたい、知ってもらいたい、霊的真理を知ったものはそう思いますよね。

『あなたのような霊的な知識を手にした人間は、自分のもとを訪れる
人にそれを提供する義務があります。ですが、受け入れる用意のでき
ていない人をいくら説得せんとしても、それは石垣に頭を叩きつける
ようなもので、何の効果もありません。手を差しのべる用意だけはい
つも整えておくべきです。もしお役に立てば、そうさせていただいた
ことに感謝の意を表しなさい。もしも、お役に立てなかったら、その
人のために涙を流してあげなさい。その人はせっかくのチャンスを目
の前にしながら、それを手にすることができなかったのですから。』
シルバーバーチの霊訓8−166

『何とか力になってあげようと努力しても何の反応もないときは、そ
の方にあなたのもとを去っていただくしかありません。いつまでもそ
の方と首をつながれた思いをなさってはいけません。それぞれの魂に、
地上生活中に真理を学び、自我を見出すためのチャンスが用意されて
おります。それを本人が拒絶したからといって、それをあなたが悪い
かに思うことはありません。あなたの責任はあなたの能力の範囲でベ
ストをつくすことです。やってあげられるだけのことをやったと確信
したら、あとのことは忘れて、次の人に専念なさることです。これは
非常というのとは違います。霊力は、それを受け入れる用意のない人
に浪費すべきではないのです。』
シルバーバーチの霊訓8−170

こんな風にシルバーバーチは言っています。
論理的に理解し、論理的に伝えるということだけが必要なわけではなさそうでしょう?人によっては論理的に説明されて納得した方もいらっしゃるかもしれません。でも、シルバーバーチが言うように、「それぞれの魂に、地上生活中に真理を学び、自我を見出すためのチャンスが用意されて」いるのです。みーんな違った方法で。だから、みのりさんが伝えようという思いをどうしたらいいだろうと考えてみてください。素直にそのまま語るのもよし。本を持ち出して読んでもらうのもよし。魂に用意のできている人ならきっと反応してくれるはずです。「その方法で目覚める魂じゃなかったらだめじゃないか」なんて屁理屈はいりません。だれの口から語られても、結局その人が真理に目覚めれば、「霊界があって、守護霊が守り導いてくれていて、私たちは深い愛で愛されている」そう感じ取ってくれればそれでいいのですからね。シルバーバーチの言う通りです。

あまり参考にならないかもしれませんが、先日こんなことがありました。

その人は、何年か前にガンになり手術を行い、その体験から今では健康に関する情報の提供や勉強会を熱心にされていました。60代半ばですが、生き生きして魅力的な方です。食事に気を配り、呼吸法をみなに薦め、いろいろな情報を仕入れてきていました。わたしはこの方ならスピリチュアルな話もできるかなと思ってホリスティック医学や呼吸法の話を一生懸命してきっかけづくりをしました。ところが、意に反してその方の口からでた言葉は「うーん、僕は霊とかヒーリングとかいうのはねえ。どっちかといったら現代医学のほうが信じられるんだよね」といって全くのからぶり。この方はまだ受け入れ態勢ができてないんだなと思いました。

こんなことはしょっちゅうです。ですが、この方にもきっと時機が来て霊的真理に触れるチャンスは訪れるはずです。きっかけは私ではありませんでしたが、それは誰がきっかけであってもかまわないのです。ふさわしい時機に、ふさわしい人あるいは出来事によってかならずチャンスは与えられます。だから今受け入れる準備のない人に無理に「シルバーバーチを読んで」と言うより、「スタンバイOK!」という魂の持ち主に早く会わせてくれ!と願うだけです。

霊界の働きかけは、地上人サイドの都合ではなされません。だから、どんなきっかけでその人の魂にカツを入れるのか私たちでは想像できません。でも、それでいいじゃないですか?私は私の、みのりさんはみのりさんの働きかけ方・
役の立ち方があるはずです。自分にできる最善のことはなんだろう、分からなければ守護霊に聞いてみましょう。きっと何かの形で示されます。なんてったってどの人間より頼りになり、信頼できる存在ですから…。

あいかわらず長いですね。失礼しました。

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1547 ありがとうございました。
名前: 矢国 建  投稿日: 2002年05月31日 (金) 11時24分17秒

ペーパーバーチ様、こんにちは。矢国です。「心霊研究」の宣伝をしていただきましてありがとうございました。オフィシャルには近藤氏は協会を批判していらっしゃいますから、どういう風の吹き回しかなと、お思いでしょうね。私がスピリチュアリズムと出会った衝撃の書、「古代霊は語る」は実は近藤氏が「心霊研究」に無料で翻訳投稿していたものだったことは、現在の編集長である秦靖幸氏と近藤千雄氏との対談の中で知りました。なりゆきは6月号の編集室だよりに書きました(私の本名がバレますね)セットしたのは私です。協会といえども色々な考えの方がおられます。私も協会に対しては批判的です。それは別にして、秦氏のお考えと近藤氏のお考えの近いことから、いつかお引き合わせ出来たらと思っていたのです。ただ、これで近藤氏が協会復帰ということではありません。次はもっと驚くような企みが進行中です。いずれお話出来ると思います。では。

http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Hinoki/1422/

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1546 「理性」と「霊性」
名前: 山田  投稿日: 2002年05月30日 (木) 19時06分18秒

ペーパーバーチさん、こんにちは。
もう過去のページになってしまいましたが、理性についてコメント頂きまして有難うございました。
ペーパーバーチさんのおかげで、もう一度「理性」とは一体なんだろう?と考えることが出来ました。そうしたら、どうも私の中に「理性」と「霊性」とが入り混じって入っていたことに気がつきました。
タイミングよくみのりさんが辞書を引いてくれまして

>感情に動かされたりしないで、論理的に考えをまとめたり物事を判断したりする頭の働き

それにペーパーバーチさんが仰った「一般の常識人としての視点」、これは一般的な善悪観の事でしょうか。
この両方を「理性」というのでしょうね。

そう考えるとやっぱりシルバーバーチの内容の多くは「理性が納得する」というより、魂が納得できる直感のような気がしてきました。
これを「霊性」というのでしょうか。「理性」だけでは、とても理解も説明もできませんから。
シルバーバーチが「霊的な受け入れ態勢が出来るまでは決して真理に目覚めることはありません。」
とよく言われるように、その段階にまで魂が至っていなければ受け入れられないということは、やっぱり「理性」というより「霊性」かなと思えてきました。
この違いが少し明確になったようですっきりしました。ペーパーバーチさんとみのりさんに感謝します。

そう思って、もう一度シルバーバーチの霊訓を開いてみたら、
一つ一つの言葉の裏に隠れている深さがあるのが見えてきました。といって、それが理解できたわけではありません。
例えば、シルバーバーチの霊訓1の一番最初の行に

 「いったいあなたとは何なのでしょう。ご存知ですか。自分だと思っておられるのは、その身体を通して表現されている一面だけです。それは奥に控えるより大きな自分に比べればピンの先ほどのものでしかありません。」

と書かれていますが、今の私ではとてもそれを理解することなんて出来ません。きっとそうなんだろうなぁと思えるくらいです。
そうして見ていくと、一文一文に自分では理解できないもっと深いものがあるような気がしてきました。そして、私はいったい霊訓の中のどれだけを理解しているのだろうと考え込んでしまいました。
たぶん自分で理解していると思っている内容も、自分なりの理解のしかたでしかなく、霊界人から見たら「まだまだだよ」と言われるような気がしています。そこに、それぞれの霊性の違いというか、成長の違いがあるんでしょうね。
だからこのような掲示板によって、自分よりもっともっと深い理解の仕方が出来る人の意見を聞けることは、自分を知るためにもとても良い参考になります。

そう思っていたら、霊訓の中に

「霊的真理は単なる知識として記憶しているというだけでは、理解したことにはなりません。実生活の場で真剣に体験して、初めてそれを理解する為の魂の準備が出来あがります。」

というのが飛び込んできました。「霊性を磨く」とか「霊性の開発」という言葉がありますが、きっと自分自身が体験したことによってその深さが魂から納得できることなんだろうと思いました。
導いてくれている守護霊を信じて、常に先のことを求めている自分でありたいと思えました。
こういう機会をいただきまして、ありがとうございました。

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1545 継続は力なりですね
名前: ハナリン  投稿日: 2002年05月30日 (木) 07時10分32秒

ペーパーバーチさん、HPの10万アクセスおめでとうございます。もう丸3年なのですね。

継続は力なり・・・というか、地道な努力が大事だと最近では思います。

シルバーバーチが、「たった1人でいいのです。元気づけてあげることができれば」とよく言っていましたが、そのたった1人からスタートしたんですね。

(でも、魂の成長をすればするほど、『たった1人』では許されないでしょうね(笑)。知ったからにはやる責任も出てくるし・・・)

ではでは、これからもがんばってください。

http://www2.odn.ne.jp/~ohana

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1544 疑問はなかなか解消しないものですね
名前:  みのり  投稿日: 2002年05月29日 (水) 17時50分56秒

掲示板へは、私はまだ数回しか書き込んでいないのですが、書き込むためにはすごく頭も心も使うものですね。書いてみた感想としては、言葉の限界、つまり自分の意図していないこともほんの少しの表現の違いとか、理解力の違い、視点の違いによってずいぶん違って伝わるものなんだなあというのを第一に思いました。それと、書き込むのはすごいエネルギーが要るものなんですね。みなさんがどれほどエネルギーを使って書かれているのかがわかったように思います。みなさんには改めて敬服の思いでいっぱいです。特に、ペーパーバーチさんはお仕事は忙しいでしょうに、ほとんどの人に対してレスされているのを見て、本当にスゴイと思いました。

前置きはこのくらいにしまして、ペーパーバーチさん、私の疑問に真摯に答えていただいてありがとうございました。ほとんどは納得したのですが、疑問はやはりまだ疑問として残っています。すべてすっきり納得するというわけには、なかなか行かないものですね。
そのスッキリしない部分をもう少しだけ書き込んで、あとは私みたいな議論の苦手な者はロムする側に回りたいと思います。ということで、もう少しだけお付き合いください。

1503の私の書き込みへのレス(1523)の中からですが、

> |とりあえずはシルバーバーチの言っていることの方が地上の人間の考えより
> |ずっと正しい、ということを頭の中心に置いて考えていこうと思いました。

> 逆に質問しますね。

> みのりさんのこういう考え方は、尊師の仰ることだから正しいはずだと思って、サリンを撒いたり人を殺したオウム真理教の人たちと、いったいどういうふうに違うんでしょう? どうです。説明できますか?
> (これはイジワルで言ってるんじゃなくて、きちんと説明できないのにこういうふうに思っていると、本気で危ないですから)

ペーパーバーチさんは私のことを真剣に心配して書いてくださったのですね。ありがとうございます。
でも、ここはペーパーバーチさんの書かれたことと、私の書いた気持ちはちょっと違うと思うので、訂正させてください。

オウム真理教での殺人はマインドコントロールによるものがとても大きいと思います。信者は上からの命令で拒否できない状況も多かったのではないかと思います。最初は自分の意思でその宗教を選んだものの、だんだんと自分の意思が使えない状況に追い込まれていったのではないかと思うのです。この部分がシルバーバーチがキリスト教の組織体制を批判しているのと同じ部分ではないかと思います。大きく見たら、宗教の体制というもの全般になるのかもしれませんが。

でも、私が「シルバーバーチの言うことを頭の中心に」と思っているのは、誰からか言われたのではなく、自分の意思でそうしたいと思ったんです。それも最初から否定的に見るのではなくて、まず肯定的に受け入れて、途中でこれは変だ(というのはたぶんシルバーバーチが言っているものではなくて、誰か人間の意見の部分になるとは思いますが)と思ったら、すぐに受け入れるのではなくて、じっくり考えてみてから、良いと思えば受け入れて、納得いかなければすぐには受け入れずにおこう、という意味なんです。

どっちにしても、シルバーバーチは地上にはいないのですから、麻原のように命令しませんし、制裁も加えませんし、信じ込ませようとしてあれこれ説明したりはしませんから、結局は自分で納得したことだけを受け入れるということになるのだと思います。ただ、自分が体験していなくても正しいことはたくさんあると思うので、むしろその方が多いと思うので、それを予測して、とりあえずは肯定的に見ていきたいということなんです。

それと、「霊性」のことなんですが、山田さんの書き込みとペーパーバーチさんのレスを参考にさせてもらって考えてみました。

> そもそもシルバーバーチの言葉の中で「理性的に考えるとどうしても納得できない」という部分なんてあります? 僕にはほとんど思い浮かばないんですけど

ということなんですけど、まず、「理性的」というと、「感情に動かされたりしないで、論理的に考えをまとめたり 物事を判断したりする頭の働き」というふうに辞書に載っていたので、それを基にして考えてみました。そうすると、私には理性では納得できないことがどんどん出てきました。まず、「霊界は存在している」ということ自体、私の理性では考えられません。なぜかというと、私には霊は見えないし、聞こえないし、他の能力も持っていないからです。でも、霊界はあるような気がします。守護霊が導いてくれているのを実感したということも、人に話せば「そんなのは思い込みだよ」とか、「霊界のことばかり考えているから、自分で無意識のうちにこじつけちゃってるんだよ」なんていう風に言われます。でも、説明はできないけど、私は霊界があると感じているわけです。

他にもいろいろありますが、「偶然はない」ということもそうじゃないかと思うんです。「偶然も重なれば必然になる」という言葉をどこかで聞いた事があるけれど、それだと偶然がいくつか重ならないといけないわけですよね。でも、たった一回でも、これは守護霊のしてくれたことだなあ、と感じることがあるんです。これも友人は「気のせい」と「思い込み」というけれど、私はやっぱり守護霊がしてくれたことだと思えるので、「偶然はない」とも思うわけです。

それに、もし理性だけで考えるのなら、あの有名な大槻義彦教授は、理性の塊みたいなものだから(私にはあの人には人間的な感情はないんじゃないかと思えるぐらいです)、ああいう人は真っ先に霊界のことを納得できるんじゃないかと思うんです。もちろんあの人は、まず否定することを前提で考えているみたいなので問題外なのかもしれませんが。

もしかしたら、皆さんは論理的に納得されているのでしょうか。私が説明できないだけなのでしょうか。もし論理的に説明できるのなら、霊界のことをなかなか信じない友人たちを説得してみたいので、ぜひ教えてください。よろしくお願いします。

それと、最後に農薬のことなんですけど、私はどちら側の意見も農業を愛しているからこその意見のように思いました。愛し方が違うだけで、とっても大切に思っているんだなあと感じました。

ここまで書くのに、考えに考えてすごく時間がかかってしまいました。
なんだか、聖書の中の言葉の「盲人が盲人を手引きできようか。二人とも穴に落ち込むだけである。」という言葉が頭の中に盛んに出てきていますので、今回のことにレスをいただいたら、ロムするだけに切り替えようと思います。
それでは失礼致します。

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1542 有難うございました。
名前: きりこ  投稿日: 2002年05月28日 (火) 22時25分14秒

ペーパーバーチさん、いつもながらの冷静・沈着且つ的確なレス大変有難うございます。
車の燃料電池化については時代の要請ですし、石油企業やアメリカ政府も本格的に乗り出しているので、普及は時間の問題と思っています。
トヨタとエクソンは業界勝組の最強連合なので、ここが優勢かな?と思っています。
浄水機は、やっぱりトップクラスのものを買うのが一番です。
残念ながら、我が国は消費者保護の視点がたりないので、高級品でも浄水効果(のテスト結果)に疑義が有ったり、頻繁なモデルチェンジでカートリッジが無くなってしまうなどの懸念がありますので、多少高くてもシーガルフォーが
良いと思います。(ハーレーはメンテが大変です)

シーガルフォーは、ダイオキシンやトリハロメタン、環境ホルモンなどの化学物質は、ほぼ完全に除去してくれるし、モデルチェンジもありません。
カートリッジは進化しますが、製品規格内での改良なので、本体を買いかえる必要はありません。おいしいですよお。良い(物)は、高い金がかかりますね・・・

ところで、「シルバーバーチは語る」ですが、一回目を読み終わりまして、2回目の5章まで来ています。
これほどまでに、自分の培ってきた理性に反駁しない教えは希少です。
ジックリよみこんで、昇華していきたいと思っています。
NGOへの寄付行為も、大変意義の有る行為であるとお墨付きをもらえまして、
大変嬉しいです。
私の寄付行為は、自分の中に自己満足や自己慢心が動機として絶対に潜んでいないとは言いきれません。
ただ、私のお金でこの世界の誰かの命や自然が守られているのは確実です。

自分自身の霊的進化に役立たなくても、それはそれで満足です。
この点、経済大国日本に生まれて良かったと思います。
円は強力な通貨ですから。

1つだけ、自分なりに熟考をしなかればならないことがありました。
動物実験です。
シルバーバーチは動物実験は止めるべきであると諭しています。
それはそのとおりだと思います。
しかし、いま現存するあらゆる医薬品は、フェーズ1もしくはそれに至るまでの基礎研究で必ず薬効試験や安全性テストの為に動物実験をしています。
中国最大の漢方薬企業、広州薬業も同じです。
バイオの基礎研究で、現在、擬似試験用の人工細胞を開発中との記事を見た覚えがありますが、実用化にはまだまだ程遠い状態です。
動物実験は、人類の蛮性が顕在化した行為であるが、いまの技術水準ではやむをえない、避けられない必要悪なのかな?と理解していました。

動物実験に関してのシルバーバーチの指摘と、自分の考えには隔たりがあります。
このことについては、自分なりにじっくり考えて見たいと思います。

いずれにしても、本は繰り返し、繰り返し読み込むことにします。
動物実験の件に関しては、私の考えについて(強く)アドバイスや抗議をしたい方もいらっしゃる方もいるでしょうが、
自分なりに考え込んでみますので、いまのところレス不要です。

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1539 移転しました。
名前: リラタイ  投稿日: 2002年05月28日 (火) 00時47分25秒

ペーパーバーチさんへ

お久しぶりです。リラタイと申します。
いつも、こちらの掲示板等、ROMしています。

このたび、サイトが移転したのでお知らせに伺いました。

移転先↓
http://users.hoops.ne.jp/riratai/

お手数ですがリンク変更をよろしくお願いいたします。

Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.5; Windows 98; Win 9x 4.90)61.198.1.125

1543 名前: ペーパーバーチ  投稿日:2002年05月29日 (水) 01時17分37秒
どうもお久しぶりです。

サイトの更新に苦しんでいるみたいですが(^^;、継続は力なりとも言いますし、お互い頑張りましょう。リンク先は変更しておきました。

……ところで、リンクのコーナーは暫らく更新してなかったので久しぶりに見たんですが、化石化したリンクが結構ありますねぇ。追加しないといけないサイトもあるし、そろそろ何とかせねば。

http://www.paperbirch.com


1537 ご無沙汰しています。
名前: 矢国 建  投稿日: 2002年05月26日 (日) 16時29分23秒

ペーパーバーチ様、ご無沙汰しています。「心霊研究」の6月号より近藤千雄氏の書き下ろし原稿が連載されます。「かんながらとスピリチュアリズム」です。ご期待ください。取り急ぎお知らせまで。ではまた。

http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Hinoki/1422/

Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows 98; MSOCD; AtHomeJP0109)proxy4.sugnm1.kt.home.ne.jp

1541 名前: ペーパーバーチ  投稿日:2002年05月28日 (火) 01時54分20秒
矢国さん、こんにちは。いつも情報をありがとうございます。

六月号から連載ですか! これは楽しみですね。といっても今僕は会員ではないので、入会しなおさねばならないんですが。いつか再入会しようと思っていたので、今回はちょうど良い機会かも知れません。

※一般の方への注釈:『心霊研究』というのは、財団法人日本心霊科学協会の機関誌です。協会は入会金1,000円、年会費6,000円。内容的にはそれほどオススメとも言い切れないんですが、会費も安いですし、話のタネに一度は会員になってみるのもいいと思います。今入会すれば六月号に間に合うと思います。
http://www.01.246.ne.jp/~n-sinrei/

http://www.paperbirch.com


1533 私が化学農薬の使用禁止にこだわるのは・・・・・
名前: あっこ  投稿日: 2002年05月25日 (土) 23時51分31秒

>どうして減農薬の方向を模索することを否定できるのか、宗教的信念と言う以外に僕には理解できません

私が化学農薬の使用禁止にこだわるのは、動物実験が絡んでいるからです。
化学農薬が開発される過程で、ものすごい数の動物たちが殺されています。
化学農薬使用を認めることは、動物実験を認めることになります。
バイオも動物に苦痛を与える実験を行っているなら、有益な物は生まれないと思っています。
むごい動物実験の現状を知り、見るも無残な実験の写真を見て涙を流す人は、化学農薬の使用の是非を今一度考えてみてください。

シルバーバーチさんも、こう言っています。

 神の創造物に対して苦痛を与えることは、いかなる動機からにせよ
 許されません。
 ただ、動物実験をしている人の中には、人類のためという一途な気持ちで
 一生懸命なあまり、それが動物に苦痛を与えていることに全く無神経な人が
 いることも忘れてはなりません。しかし罪は罪です。
 動機は結構なことかもしれませんが、法の原理を曲げるわけには
 いきません。
 実験で動物が何らかの苦痛を受けていることがわからないはずは
 ありません。それでも、なお実験を強行するということは、それなりの
 責務を自覚しているものと見なされます。
 動機は人のためということで結構ですが、しかしそれが動物に苦痛を
 与えているわけです。
 そうした点を総合的に考慮した上で、判断が下されます。いずれにせよ、
 私としては苦痛を与えるということは賛成できません。

 動物の生体解剖は動機が正しくても許されません。
 残酷な行為がどうして正当化されますか。
 苦痛を与え、もだえ苦しませて、何が正義ですか。
 それは私どもの教えと、まったく相容れません。
 無抵抗の動物を実験台にすることは間違いです。
 神の摂理に反した方法で手に入れた治療法では病気は治せません。
 人間の病気には、それぞれちゃんとした治療法が用意されています。
 しかしそれは動物実験からは発見できません。

シルビア・バーバネルさんが書いた「ペットが死ぬとき」という本に、下記のように書かれていました。(P.165)

 かつて地上で動物の生体解剖ばかりをやっていた人物が交霊会に出現して
 その間違いを切々と訴えた話がありました。
 その霊はこう言いました。
 「動物実験という悪には、どうか、今後とも全力をあげて闘いを挑んで
  ください。
  これは人類の進化を遅らせている最も強力な悪の勢力の1つだからです」

動物たちが実験され、殺されたときの恐怖と苦痛、それに誰をということもない恨みの念が、物質界にきわめて近接した本格的な幽界に入らない中間地帯に渦巻いていて、それが地上界の霊的ならびに精神的大気を汚し、人間生活を毒し、進歩を阻害している・・・・・・

化学農薬を作るために、数え切れないほどの動物たちが犠牲になっています。
化学農薬が作られ続けるかぎり、動物実験は永久になくならない。
こんな悲しいことは早くやめさせなければ・・・・・。
化学農薬を一切使わない農業を早く確立させなければダメです。
ペーパーバーチさんに宗教的信念と言われようと、化学農薬を使うことには反対します。
シルバーバーチの霊訓に長年親しみ、HPまで公開しているペーパーバーチさんが、なぜ化学農薬を使うことを否定しないのか、不思議でなりません。
化学農薬を減らす方向を模索しているようではダメです。減らしたって使い続けることに変わりはないのだから。

話は変わって、化学農薬の代替として非常に有力視しているハーブですが、ハーブ自体、病害虫に強いですし、育てるのにそれほど手間ひまかかりませんので、種から育てればコストもさほどかかりませんから、畑のすみにでも色々まいて野菜との相性を見るといいと思います。
煮出したハーブティーを葉にかけるとダニの防除や病気の予防に有効です。コーヒーもいいみたいですよ。インスタントコーヒーでも十分効きます。
コストの面から考えたら、ハーブを種から育てたほうが安いですね。

牛乳もアブラムシに散布すると、牛乳が乾燥するときに縮む力でアブラムシが圧縮死、または窒息死します。牛乳を9倍に薄め、トウガラシ、ピーマン液を加えると、モザイク病に効果を発揮するそうです。
腐った牛乳でも有効なので、たとえばスーパーなどで売れ残った賞味期限切れのものを回収した牛乳メーカーが、アブラムシ対策として農家にすごく安く売り出したらいいのに、なんて思います。
過去、こういう腐った牛乳まで脱脂粉乳などに加工して人間用に販売していたメーカーもいたようですが・・・・

マシン油にニンニク、石鹸水(もちろん合成界面活性剤の入っていないもの)を入れたニンニクマシン油は、ほとんどの害虫や菌に効力を示すようです。
カイガラムシの卵や幼虫にも効くそうなので、今度我が家でもやってみようかと思ってます。

「自然農薬で防ぐ病気と害虫―家庭菜園・プロの手ほどき」
古賀 綱行 (著)¥1,314

という本があって、農業のプロの方が書かれた本です。この本に自然農薬の作り方がいろいろ載ってます。
著者の本の紹介の文章です。
「私は、化学農薬や化学肥料を用いず、身近にある自然の材料で自然農薬をつくり野菜をつくってきました。この本は、そんな私の春夏秋冬の自然流防除法を紹介しました。自然農薬のつくり方、使い方も詳しく書きました。」

古賀さんは「自然農薬」という言葉を使ってますね。


植物が作り出す香りには2種類あります。
ひとつはバラなどが発する香り、バラの心地よい香りはゲラニオールという成分が引き起こすんですが、この香りに昆虫が誘われて受粉が可能になります。
植物の虫をひきつける香りを利用したり、虫の出すフェロモンを利用して害虫を引き寄せる方法も、無農薬・有機栽培で利用されています。

もうひとつは、スギや楠木などが傷つけられると、プンとした鋭い香り、ピゲンという成分が引き起こすんですが、これは虫にたいして警告を発する香りで、これ以上近づいたり葉を食べたりすると害が及ぶと忠告しているわけです。

植物は虫などの外敵から自分の身を守るために、色々な物質を発しています。
これを総称して「フィトンチッド」といいます。
例えば、防虫・防腐作用で良く知られる楠木(くすのき)には、カンファーというフィトンチッドが多く含まれています。
ヒノキやヒバにも、これと同様のフィトンチッドが含まれています。
このフィトンチッド、害虫や寄生虫、病原菌にとっては有害なのに、人間にとっては不思議と有益に働きます。
森林浴は気持ちいいですよね。
すがすがしくて爽やかで、心身ともにリフレッシュする感じがします。
樹木が作り出すフィトンチッドは自律神経の安定に効果的と言われ、快適な睡眠をもたらしたり、肝機能の改善にも良いと言われています。

ハーブや樹木を含め、自然界には害虫などを寄せ付けず、不思議と人体に好影響をもたらすものがたくさんあります。
スギやひのき、ヒバなどの木の切りクズなどを利用して農業に使いやすいように改良し、無農薬・有機栽培に使用するのもいいと思います。
もしかしたら、私が知らないだけで、もうとっくに無農薬農家に使われているかもしれません。


きりこさん、こんにちは。

>体が弱いといっても、熱を出しやすいというレベルでしたら問題無いです。

もう何十年と会社勤めもできず、家で寝たり起きたりしているような私には無理ですね。それでトマトも枯らしてしまいましたし。

>自分ができないのに(やりたくないのに)農業にたいし理想論を述べるだけでは全く説得力がありません。

(やりたくないのに)とわざわざ入れるところを見ると、あなたは私が農業をやりたくないのに口でばかり好き放題言ってると思ってるようですね。
私は以前、農家の方と結婚予定でしたが、体が弱いことを理由に相手の御両親に反対され、破談になった経験があります。これだけ書けば、私があなたの言葉にどれだけ傷ついたか、おわかりですね。

きりこさんて、変わった方ですね。

>はっきりと言っておきますが、僕はそれなりに忙しい人なので(^^;、嘘吐きと議論して時間を
>浪費するつもりはありません。もしもまだ何か書くつもりなら「もう嘘は書きません」と
>反省の言葉を述べてから校庭10周して来なさい。(って、おいおい(笑))

こういうことを言う人を、大変敬服しているなんて。私は、こういう失礼なことを言う人を敬服するなんて、とてもできないわ。人それぞれですね。

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1532 怒り、爆発しましたが、勉強になりましたよ。
名前: きりこ  投稿日: 2002年05月24日 (金) 23時40分18秒

私の拙い霊的真理の理解では、グループソウルは種類の異なる様々な体験を
積み重ねるために、再生を行うというのがありましたよね。

今回の沸騰議論は、再生ではないですが、勉強になりました。

私は当然生産者の立場で発言しました。生産者の立場で怒りました。
自分が間違ったことを言ったとは思っていません。
あっこさんのご意見を首肯することも、できません。

しかしながら、

アンチテーゼとしてのあっこさんの意見は、それはそれで大変参考になったような気がします。
自分一人で答えに手がとどくほど、私の腕は長くありません。
自分の口に入るものが心配なのは、おいしい水愛好家の私も同じですし・・・

あっこさんも、生産者サイドのナマ(生々しすぎた?)の意見が聞けて多少は参考になりました?

最後のバイオ本の抜粋ですが、内容的には少し古いですね。
最先端のバイオでは、ベクターウイルスを使う方式よりも人工的な膜をつかって遺伝子を治療する方式が開発されてきています。(TRANZFECT)

バイオテックの進展には期待しています。
アトピーやリューマチ、筋ジストロフィー、クローン病等の自己免役疾患にたいするバイオ薬品も、フェーズ2やフェーズ3に入ってきていますし、
癌細胞のみが持つ特殊なRNAのみに作用して増殖を阻止する薬、癌細胞の栄養補給路(血管)のみを塞いでガンを餓死させる薬等も臨床試験を進めています。(他にもたくさんありますが)
従来、治療の可能性が全く無かった脊髄損傷にも、ES細胞技術を活用して
再生治療の可能性が見えてきました。

新技術が発展する場合、負の部分が皆無のものはありません。
しかし、人類全体の進歩という観点で言えば、全てに意味があると思うのです。
バイオや新エネルギーなど、21世紀の新技術の発展も、霊界の偉大な計画の一端なのではないか、と信じています。

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1531 あっこさんへ
名前: きりこ  投稿日: 2002年05月24日 (金) 20時03分48秒

こんにちわ。
ペーパーバーチさんを誹謗するのはお門違いです。
あなたがそれに値することを発言されているからだと思いますよ。
今回のあっこさんのレスは、明らかにペーパーバーチさんを罵倒しています。
ペーパーバーチさんの、懐が深く、物事を冷静に捉えられる迅速且つ的確な
判断力・理解力について、大変敬服しています。

ペーパーバーチさんにたいし、あまり的違いの批判をされるようならば、私が受けて立つことになるでしょう。
ちなみに、農業批判に激怒していたのは私だけです。
ペーパーバーチさんは全く怒っていないですよ。
冷静な論評を加えていただけです。それは確かです。

意図的に言ってるんでしたら、それはルール違反です。

私はハッキリ言って武闘派です。優しいなどと言われるとお尻が痒くなります。空手でも柔道でも攻撃派ですので。
(相手が女性のときは受身派;笑)
一度、他の方の農業批判発言で頭に来てしまい、口を極めて罵倒しました。(後で、自主的に削除しましたが)
それ以来、自粛するように前向きに善処すべく検討する旨考えております。
(役所用語)

環境問題は私も好きです。
理想と現実のギャップは大きいものです。
あっこさんは随分とテクノロジーの将来を悲観されているようですが、私は楽観していますよ。新エネルギーもそうですし、バイオもそうです。
20世紀のテクノロジーは、自然を浪費するものでしたが、21世紀は地球環境と共生できる技術が主流になると思います。

害虫のゲノムを解析し、その害虫だけに効く薬だって十分に可能です。
そうすれば、周辺汚染を招くことも無いでしょう。
ま、農業の話は多少疲れてきたのでやめますが。

あっこさんの農業に対する熱い思いはわかりました。
体が弱いといっても、熱を出しやすいというレベルでしたら問題無いです。
クローン病の人でも喘息の人、糖尿病の人だってやってますから。
是非、おやりになることです。出来ないことはありません。
自分ができないのに(やりたくないのに)農業にたいし理想論を述べるだけでは全く説得力がありません。

話は一気に代わりますが、あっこさんは浄水機何をつかっていますか?

私は最近シーガルフォーを使い始めました。
味も良いですが、この性能が素晴らしい!!!
http://www.up-x.com/seagull-b.html

高いのが難点ですが、その価値はあるでしょう。

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1540 名前: ペーパーバーチ  投稿日:2002年05月28日 (火) 01時40分06秒
きりこさん、どうも。

|ペーパーバーチさんにたいし、あまり的違いの批判をされるようならば、私
|が受けて立つことになるでしょう。

私のために争わないで〜、っていうのは昔の歌謡曲ですが(^^;、僕なら別に気にしませんので、受けて立ってくれなくても結構ですよ。なにやら言いたい方はお好きにどうぞ、反論が必要だと思ったら反論するし、必要ないと思ったら受け流す……というのが僕のスタンスです。ま、たまには口汚く罵倒されるのも、却って新鮮な感じがして面白いもんです(^^;。


ところで燃料電池の車ですが、来年にはトヨタが商品化するそうですね。当初は1,000万円程度ということですが、たぶん数年で一般家庭でも手に入る価格になるでしょう。水素自動車なんてホントに21世紀って感じがしますよね〜(^^;。ちょっと前まで実用化には20年はかかるだろうと言われていたのが嘘のようです。

僕は今の車にあと五年は乗るつもりなので、次の車は燃料電池車の可能性も無くはない……かな? インフラの問題もありますし、次はハイブリッド。次の次で燃料電池車というのが現実的なんでしょうね。……15〜20年後になってしまうな(^^;。

http://www.paperbirch.com


1530 きりこさんへ
名前: あっこ  投稿日: 2002年05月24日 (金) 15時13分56秒

私が無農薬・有機栽培をすすめたり化学農薬の危険性を説くと、きりこさんやペーパーバーチさんが、なぜ怒るのか、まったく理解できませんでした。
何か変だと思って掲示板を遡って、もう一度読み直してみたら、なんか「化学農薬を使用している農家は霊性が低い」というような前提があったようで、ああ、だからそんなに怒ったのか、とわかりましたよ。

そんなこと言われたら誰だって怒りますよね。
たとえば高齢で協力してくれる後継者がいなくて、無農薬・有機に興味はあってもなかなか移行できずにいて、でも、どうも化学農薬を使うと体がだるくて・・・・なんていう場合は、化学農薬を使っているから霊性が低いなんて言えませんよ。そんなこと言ったら相手に対して失礼です。
霊性が低い農家がいるとしたら、それは消費者も環境もどうでもいい、楽して儲けるために化学農薬をバンバン使う、というような人です。こういう人は儲けることばっかり考えて自分が化学農薬の危険性にさらされているということに全然気づいていません。(なんか、今中国はその最先端を行っているような感じですが、国の政策によって化学農薬を大量に使わされている中国農家の人達は、農薬の危険性を知らされているのかな・・・・・)

私がきりこさんの御両親を「化学農薬を使用している農家は霊性が低い」と言って攻撃していると思っていたら、それは誤解ですよ。
みのりさんだって、そんなことは全然思っていないから、きりこさんが、なぜそんなに怒るのかわからないって言っているのだと思いますし・・・・
私はそんな考えなんて全く無かったし、農家も危険な化学農薬を使い続けるよりは、無農薬・有機に少しずつでも変えていった方が健康面を考えるといいと思うと言っているだけなんです。
除草剤をまいた芝生と、まかない芝生で育った犬だと、除草剤をまいた芝生の犬のほうがガンになる確立が高い結果が出てるので、万が一ご両親がガンなどになってしまったとき、高齢だから仕方ない・・・って言葉ですますのは、なんだか・・・・そう思ったら、いろいろ農薬の危険性を書いてしまいましたが、気を悪くしたらごめんなさいね。
何度も言いますが、化学農薬を使用している農家はみんな霊性が低い、なんて思っていません。

誤解とはいえ、きりこさんが御両親を一生懸命かばって怒って、親思いの優しい方じゃないですか。
ただ無農薬は無理だって断言されて、残念でしたが・・・・
きりこさんはペーパーバーチさんと違って人を馬鹿にしたような、こういう↓アホなことは書きませんし、

>はっきりと言っておきますが、僕はそれなりに忙しい人なので(^^;、嘘吐きと議論して時間を
>浪費するつもりはありません。もしもまだ何か書くつもりなら「もう嘘は書きません」と
>反省の言葉を述べてから校庭10周して来なさい。(って、おいおい(笑))

環境問題にも関心があるようで書き込みは勉強になるし、丁寧なレスをくれるし、議論するなら、きりこさんとするほうが楽しいです。私、きりこさんのことをよく知りませんが、優しい方なんでしょうね。
ペーパーバーチさんは自分のことを棚に上げて人を嘘つきよばわりする、どうしようもない人なので嫌いですけど。
変なレッテル貼ったり、揚足を取るような言葉を羅列して毒舌で相手を馬鹿にするような議論はしていて楽しくありません。
相手の考えを尊重しつつ、言葉遣いなど礼儀をわきまえつつ、自分の考えを述べていく、そういうのが理想です。ペーパーバーチさんは、そういう面では論外だわ。
こういうと、どうせ「おまえもな!」って言い返すんでしょうけど。



>論文、凄い分量ですね。ご苦労様でした。

いえいえ。
ペーパーバーチさんに「本を読めば書いてある程度のこと」と言われましたから。


>あっこさんも、農業を一方的に批判するのは止めていただきたい。

私の書き込み、そんなに農業を一方的に批判しているように聞こえますか?
農業を批判というより、私は国の態度や殺虫剤メーカーの姿勢を批判しているつもりなんですけど。
消費者も農家も犠牲者という気持ちが私の中では強いので。
農業を批判していたら、化学農薬で発症して苦しんでいる農家の人達に同情したりしません。
きりこさんも、私が一方的に農業を批判していると思い込むのはやめて、私の意味するところを
理解してください。
みのりさんだって、農業批判なんてしていないって言ってますし。
誰も、きりこさんの御両親を責めたりしていませんよ。(^_^)
最初のほうにも書いたけど、どうも「化学農薬を使用している農家は霊性が低い」というような変な前提があったみたいで、それがそもそも間違いなんじゃないですか。
きりこさんは、私もそう思っていると思い込んでしまったわけでしょう?
だから私の書き込みを全て悪意あるもの、御両親を攻撃するものと捉えてしまったんでしょう?
私はそんな考えは全く持ち合わせていなかったので、きりこさんが、なぜそんなに怒っているのか、理解するのに苦労しました。
ペーパーバーチさんが私が農家を侮辱しているというのも、ぜんぜんピンときません。
だって侮辱しているつもりなんて全然ないんですもん。



>農業は好きなんですか?
>もし重労働を厭わないのだったら、農家の嫁になるのも選択肢だと思います。
>(茶化して言っているのではないので誤解のなきよう!)

わかってますよ。(^_^)
農業はとても魅力のある職業だと思います。
でも残念ながら私は子供の頃から体が弱くて、ときどき熱を出して寝込むので(今もちょっと体調悪くて寝たり起きたりという感じなんです)だから農家に「嫁にもらってください」と言っても、「体が弱いんじゃ労働力にならないから、いらない」とたぶん言われるでしょう。
でも作物作りに興味があるので、庭には少しですがレモン、ブルーベリー、プルーン、あんず、桃などが植わっていて、化学農薬を使わないで育てる方法をいろいろ模索中です。
去年トマトを植えたときは、体調悪くて世話できないときがあって、その間に枯れてしまいました。(残念・・・)

無農薬・有機農法に取り組んでいる農家は、それぞれ地域でグループを結成して様々な情報交換をしているようです。
いろんなアイデアを出しあってるのかな。3人寄れば文殊の知恵っていいますし、私みたいに一人でやってると、いろんなアイデアや情報を仕入れるのに苦労するから。

そういえば、カナダ国内に440のガーデンセンター(日本のホームセンターみたいなものだと思います)を持つ大手スーパーチェーンは、来年の春までに化学農薬の販売を中止すると発表しました。
庭に農薬を使いたくないという消費者の要望に答えての決定だそうです。
今後は化学農薬の代替として、有機農法で使う園芸用品の販売を行い、どのように化学農薬を使わない園芸を楽しむかという情報を消費者に提供していくそうです。
家庭園芸に関しての試みだけど、こういうところから新たな良い方法が見つかって農業へも使用可能になるかもしれないし、楽しみです。



>まえにも書きましたが、最近の害虫は悪質・タフなツワモノが多く、完全に防除するのは、
>事実上困難です。その為には農薬を使用せざるを得ないんです。
>(完全無農薬は、いまの技術では無理;バイオテックの進展を期待する)

化学農薬を使っていると、どうしても虫に耐性がついてしまうようですね。
だから、しだいに使う量も増え、より毒性の強いものを使うようになる。悪循環ですよね。
遺伝子組み換え作物も、この作物が作る毒素にも平気な虫がおそらく出てくるでしょうし、
そうなると、またぞろ悪循環の繰り返し。
組み換え植物とそうでない植物が受粉してしまったために、超強力除草剤でも枯れない雑草が
できてしまう危険性もあるようで。

それに遺伝子組み換え作物はおもにアメリカのモンサント社がアメリカと共同して開発、推進
してるんですけど、どうも遺伝子作物の種子を一代限りに操作して特許を得、莫大な利益を得ようと
画策している動きが見えます。
こういうことを書くと、ペーパーバーチさんがまた陰謀説がどうのこうのと言うかもしれないけど、
一代限りの収穫しかできなかったら、毎年、世界中の農民がしぶしぶながらもモンサント社の
種子を買わないわけにはいかなくなります。
そうなるとモンサント社は世界の穀物市場を手中におさめたことになり、バックにいるアメリカ
ともども儲かって儲かって笑いが止まらないことになります。
1999年にモンサント社は「公約」をだして、一代限りの種子を作るテクノロジーを
商業化しないことを明言しましたが、その6ヵ月後には早くも「遺伝子保護が今後も
行われていくことを妨げるわけにはいかない」として、いずれ商業化することを匂わせています。
これに対して世界も黙っていないと思いますが・・・・・

遺伝子組み換え作物については、パート4に書いた「狂食の時代」の本の中に
薔薇色の未来と暗黒の未来が対比されていて、実に興味深かったです。


>時間は若干かかるでしょうが、まず問題無く新エネルギーは開発されるでしょう。
>便利でいて、それでいて環境に負荷をかけない!!
>なんとすばらしい!!!!!

実に楽しみですね。


>バイオもそうですが、20世紀のテクノロジーと21世紀のテクノロジーは、
>かなり様相が違ってくるのではないのかな?と楽観しています。

薔薇色の世界の方へいってくれればいいのですが、暗黒の世界へ行ってしまった場合・・・・・
未来を覗き見れたらいいのになと思います。


>バイオも、ガン遺伝子にのみ特異的に作用する新型抗がん剤も実用化されようとしているし、

バイオ革命が始まった頃は、抗生物質に耐性を示す遺伝子を、遺伝子組み換え作物の中に入れて、
形質転換マーカーとして使用していた。
これをすると耐性遺伝子が当の食物から微生物に移ってしまい、病気治療に重大な影響が出始めた。
生物種の違いを超えて移動していく遺伝子のせいで、見たことも無い突然変異体が出現し、今までなかったガンの発生が報告されるようになった。
遺伝形質が変えられてしまったから治療法がない・・・・こういうシナリオもあるんですよね・・・・・。



>それこそ特定の害虫のRNAだけにに特異的に作用する農薬なんてのも夢ではないと思います。

本から抜粋しますが、
■組み込まれた遺伝子自体が悪影響を与えるかもしれない。

■組み込まれた遺伝子が人体に有害なタンパク質を生産するか、あるいはアレルギー反応を引き起こすかもしれない。遺伝子は人体がタンパク質を生産するさいの設計図であり、人体の全細胞はタンパク質でできているためである。

■組み込まれた遺伝子が、植物もしくは動物の体内にある遺伝子の発現様式を変化させるかもしれない。そうなると今度は、既存毒性が増大する可能性もしくは「休眠」していた遺伝子が活動する可能性がでてくる。

■組み込まれた遺伝子が、宿主植物に遺伝子を運んだ微生物の活動を変化させるかもしれない。その微生物は本来の状態では無害だったかもしれないが、自分が運んでいる新しい遺伝子のために変化するかもしれない。

■新しい遺伝子を運んでいる微生物のために、人体の消化器内微生物の平衡状態が変化するかもしれない。

■組み込まれた遺伝子が、その場所から移動するかもしれない。遺伝子は、運び役である微生物の内部に封じ込められることなく、人間の消化器内もしくは気管内で別の微生物と手を組んだ場合には有害になるかもしれない。

こういう危険性が多数の科学者によって指摘されています。
現在、商業遺伝子作物をアメリカ、アルゼンチン、カナダが生産していますが、それを食べている人達は人体実験させられている最中です。
遺伝子組み換え作物で作られたスターリンクという名のトウモロコシは、アレルギーが出やすいという結果がでているようです。
遺伝子組み換え作物も化学農薬と同じく未知の部分が多く、今後の動向に目を光らせています。

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1529 嘘つきは、どちらでしょうか
名前: あっこ  投稿日: 2002年05月24日 (金) 15時13分08秒

>机上の空論を振りかざし、嘘まで吐いて、現実に農業に従事している人間を侮辱している

机上の空論も嘘もついているつもりはありません。それに、化学農薬を使用している農家を侮辱など私はしていませんよ。(-_-メ)
なんで、そういうふうに考えるんでしょうね。(理解不能)
消費者と同じくらい生産者の健康も心配していると何度も言っているじゃないですか。
国やメーカーの安全だという言葉を信じて使いつづけ、発症してしまったら、農家は犠牲者ですよ。その人達を侮辱なんかするわけないでしょう!
化学農薬で苦しんでいる農家がいて、その苦しみが人事と思えず心配だと言っているのに、どうしてそれが農業に従事している人間を侮辱することになるんですか!?
そういう変な考え方でしか人を見れないから、あなたは狭量だって言われるんですよ。
人のことを変なレッテルをつけるだけじゃ飽き足らず、私が農業に従事している人間を侮辱しているなどと・・・・私は農家を侮辱などしていませんよ! 人を嘘つき呼ばわりするくせに、自分のほうが、よっぽど嘘つきじゃないですか。恥を知りなさい。

それに、農業の話の書き込みを遡って見ていくと、どうも化学農薬を使用している農家は霊性が低い、などというのが前提になっているようですが、私はそんなことは今まで一度も言ってないし、思ってませんよ。きりこさんの御両親の健康を心配はしましたが、侮辱などした覚えはありません。
私は農家や消費者は、国や殺虫剤メーカーの安全だという言葉に騙された犠牲者だと思ってるんですから。
ペーパーバーチさんは私のことを殺虫剤メーカーの陰謀説を持ち出して云々・・・なんて言ってますけどね、私は国やメーカーの態度に腹立たしさを感じていますから。

国が脱化学農薬で安全なものを開発することに、もっと本腰を入れれば、もっと低コストで良いものが見つかる可能性が、ぐっと身近なものになるんですよ。
それをしないのは、国もお役所もメーカーよりで、メーカーの利益確保を第一に考えているからです。政治家もメーカーにとってマズイことをすると、メーカーからの政治献金や援助資金が減る可能性があるから、あまり積極的には動きません。
このことは薬害エイズやBSE問題、その他諸々の事件でも明らかでしょう。

もし化学農薬の危険性を知らず安全だと思って使っているなら、それは危ないから少しずつでも脱化学農薬の方向へ移行していったほうがいい、と私は言っているだけです。
そのためには、いろんな方法がありますが、こういうのもありますよ、他にも模索していけば、低コストで効果もなかなか、という良い方法が見つかるかもしれませんよ、だから努力してみましょうよと言っているのに、全て机上の空論ですか。
努力する前から机上の空論で片付けてしまっていたら、進歩も改善もないじゃないですか。
シルバーバーチさんも人間は努力しなければダメだと言ってますよ。こんな基礎的なことも、あなたの頭からは欠落してしまったんでしょうか。
こういうと、おそらくあなたは「ぼくは努力することは否定していませんよ」なんて言うんでしょうが、机上の空論扱いしたことを忘れないように。

ペーパーバーチさんは「無農薬や有機の農家が慣行農法を攻撃するのは、無農薬・有機野菜を高く売るための営業戦略だと僕は思っていますから」と皮肉ったりするのを読んで、とても悲しい思いをしました。
私は無農薬・有機栽培農家のおかげで、なんとかアトピーがひどくならずにすんでる状態なので、ペーパーバーチさんの言い方は偏見だと思いましたね。
私が慣行農家を侮辱しているとペーパーバーチさんは言いますが(私はしているつもりは毛頭ありませんが)、ペーバーバーチさんは無農薬・有機農家をすごく侮辱してますね。



>現状では無農薬では栽培できない作物が存在することは、あっこさんご自身も認めているのに、

存在するからこそ、そういった作物は化学農薬を使わない方向を模索していこう、現時点で化学農薬を使わなくても栽培できる物は、さらに改善するように努力しようと言っているんです。


>どうして減農薬の方向を模索することを否定できるのか、宗教的信念と言う以外に僕には理解できません

あなたの「減農薬」という言葉には、化学農薬も私の言う植物保護液もみんな、ごちゃまぜに混ざっているようなので、確認取らせてもらいますが(でないと、すぐ嘘つき呼ばわりするので)、あなたの言いたいのは、化学農薬を減農薬の方向で模索することを私が否定している、ということですね。

私を宗教的信念に取り付かれているというなら、あなたも相当、「化学農薬は安全でなくても減農薬なら使うべき」という宗教的信念に取り付かれていますね。

現時点で、化学農薬を使ってしか生産できない作物なら、どうして使わないようにする方法を模索することを推奨せず、危険な化学農薬を少なく使うということにこだわるのか・・・・・私には理解できません。
あなたは化学農薬が危険だということを認識して言ってるようなので、よけいに理解できません。
まあ、植物保護液も危険だと見なしているあなたに、何言っても無駄か・・・・。
これは、もうこれ以上議論しても無駄でしょう。永久に平行線をたどりそうだ。
あなたが現在、使っても大丈夫だろうと思う化学農薬を使用し続けていた農家の方に、予期せぬ重い障害が現れたら・・・・・そして消費者も・・・・・私は心配しすぎでしょうか・・・・。



>まずあっこさんの最大の嘘ですが、僕は減農薬なら安全であるなどとは一言も言っていません。

そうですか。あなたが薬づけ、農薬づけの話を持ち出したり、やたらと少量ということにこだわっているように思えたので、「少量使用なら安全だ」というのが、あなたの持論なのかと思いましたよ。
違っていたのなら、すみませんでしたね。



>あっこさんが現在は(少なくとも国内では)既に残留性のある農薬は禁止されていることを知りながら、
>農薬には残留性があるからたとえ少量でも危険である、という主張をしたことです。
>もちろん将来的に残留性が発見される可能性はあるとしても、現時点で「農薬は体に蓄積されます」と
>言い切っているのは明らかに“嘘”

何か勘違いしていませんか?
私は日本の化学農薬の現状だけを言ったのではなく、世界の現状も含めて言ってるんですよ。
体に蓄積される有機塩素系殺虫剤の使用を禁止する国は日本も含めて増えていますが、現実にはまだ使用している国もありますし、殺虫剤メーカーも有機塩素系殺虫剤の生産を続けています。
メーカーも買ってくれる人がいるから作り続けてるんですよ。
現在、使用されている国では人体も環境も汚染され続けています。
有機塩素系殺虫剤は、まだ過去の話ではないのですよ。

それから「農薬は体に蓄積されます」を「農薬は体に蓄積、残留されます」と付け加えてください。

残留と蓄積という言葉は似ていて違います。
辞書を引くと、
「残留」は「あとに残ること」
「蓄積」は「時間をかけて、たまること」

残留というのは人体に残留するということを前提に述べますが、
「比較的新しく使われている殺虫剤(合成ピレスロイド系殺虫剤のこと。これは体内に留まって蓄積されないと言われている)は、食べ物と一緒に飲み込んでも長くとも3日以内に排出されると言われています」とパート1に書きました。

体内に入ってきて長くて3日は留まるとのこと。毎日、ひっきりなしに口から取り入れていたら、出て行っても毎日汚染され続けているのと一緒です。
人間は何日かおきに食事をすればいい、というふうにはできていません。毎日食べなければ動く力も出ません。
それに私から見れば、体内に3日も入っていたら、じゅうぶん残留している状態と変わりません。
それに、増強剤によって肝臓の重要な酵素の働きが阻害される危険性も考えられるなら、3日も残留していたら、よけい危険・・・・。
あなたにとって「残留とは1年以上、体内に留まることをいう」とでも言うのだったら、考え方の違いなのでしょうがありません。

ちなみに私の辞書で「残留」という言葉をひくと、「あとに残ること」としか記載されていません。
期間については一切、言及されていないので、1日でも体内に留まれば残留したとも言えます。
例えば、野菜を口に入れて噛んでるうちに毒性が消える、とでも言うのなら、残留しないと言えるかも。

ところで、化学農薬の虫を殺す毒性が3日で体外に排出されても、化学農薬に含まれる内分泌かく乱物質(環境ホルモン)が体内に残留しないという確実なデータはまだありません。
そういうことも考慮に入れて、農薬には残留性があるからたとえ少量でも危険である、と主張しましたし、現在も世界で使われている有機塩素系殺虫剤を考慮して「農薬は体に蓄積されます」と書きました。
どうやら、あなたは現在の日本の化学農薬の使用状況について、私がこれらを書いたと勘違いしたみたいですね。
こういうわけで、あなたが納得しようとしまいと、私は嘘はついていないということを理解してくれたらと思います。
私が言ってもいないことをペーパーバーチさんに言われても、「それはあなたの勘違いですね」とは言いますけど、嘘つきよばわりはしたくないですね。


>はっきりと言っておきますが、僕はそれなりに忙しい人なので(^^;、嘘吐きと議論して時間を
>浪費するつもりはありません。もしもまだ何か書くつもりなら「もう嘘は書きません」と
>反省の言葉を述べてから校庭10周して来なさい。(って、おいおい(笑))

あなたも誓約書を書いて校庭10周しないとね。「私が農業に従事している人間を侮辱している」などと他の人のレスで嘘を書いてるんだから。
だいたい、こういうこと書く人って、くだらないな。┐(´-`)┌


>いつの間にか「農薬」という言葉が「化学農薬」にすり変わってますが……漢方だろうが薬は薬です。

あなたは薬とつく物は全て同じだと思っているので、わかりやすいように分類してあげたんですよ。



>盲目的な漢方薬信仰者は平気で嘘を吐くのでいつもウンザリさせられますが、漢方薬にも副作用が
>あるのは常識ですし、

前にも書きましたけど、誤って処方されたものを誤飲したのと、症状に適した物を飲んで2次的な作用が出る副作用は違うと書きました。
漢方薬には副作用があると思っている人は多いので、誤飲と副作用の違いをわざわざ書いたのですが、ぜんぜん理解できてないようですね。
たとえば呼吸器系疾患に効く薬草でも、胃の丈夫な人と弱い人では使用する薬草が違います。
胃が弱い人に胃が丈夫な人用の薬草を処方したら、胃の弱い人は胃が痛くなったり気持ち悪くなったりするのは副作用とはいいません。
胃の弱い人には弱い人用の薬草を症状に応じて正しく処方すれば、そんなことは起こりません。
西洋医学のアレルギー用の薬を飲むと、アレルギーの症状は一時的に治まりますが、口や喉はカラカラに渇くし、薬が強くなると、かなりの眠気をひきおこします。車を運転していたり、高所で仕事をしている場合は危険です。
こういうのを副作用といいます。
人を嘘つきよばわりする前に、もっと勉強しましょうね。
まあ、パート4を読んでも納得できないなら、しょうがありませんね。

私は、もう何十年と漢方を飲んでいて、毎月体調や症状も変化しますが、その時々に合わせて処方してもらった薬で、こういった副作用が出たことは、まだ一度もありません。
喉が痛いときは煎じたものを飲むと痛みがやわらぐし、めまいがあるときは楽になります。

ドラッグストアの店頭などで売られているパッケージに入った既製品の漢方薬がありますが、あれは、あまり使わないほうがいいですよ。
たとえば当帰芍薬散というのが売られてますが、これは胃腸の弱い人には向かない薬草が含まれているので、お腹の弱い人はゴロゴロする場合があります。
これも同じような薬効でお腹の弱い人用でも大丈夫な薬草に変えてあげればゴロゴロしません。
こういうのは体質に合わない物を飲んだ誤飲であり、西洋アレルギー薬のような副作用とは違います。




>科学的に研究されるようになってから、薬効が無いことが分かったものや、
>使用が禁止されたものが少なからずあること

科学的に解明されて使用が禁止されたものとは何ですか?
誤飲したのではなく2次的な副作用で禁止されたんですか?
毒性があると言われても、たいていは他に確認例のない、たった1件の誤用に基づくものも多いのです。
学会に定期的に参加している漢方の先生に聞いてみますので、よかったら教えてください。忙しいなら無理にとはいいませんが。


>また、数千年受け継がれてきたデータなどということは、支那人の過去の平均寿命を考えてから
>言ってくださいね。ほんの50年ほど前まで平均寿命35才だった国のデータで、蓄積する毒性のことなんか分かると思いますか?

昔の話をすると、すぐ現代人に比べて平均寿命が短いだの何だのと言う人がいますが、昔は医術の技量がたとえいかに優れていても、国民の意識の問題で衛生状態が今よりも悪かったということをあなたは失念しています。
衛生状態が悪ければ病気が蔓延しやすくなるし、現代と違って全ての人が医者にかかれる体制が整っていない時代、必然的に平均寿命も短くなります。
平均寿命が35才だったからといって医療技術を軽んじ、蓄積する毒性のことなんか分かるわけないと豪語するのは浅はかでしょう。
中国三国志の時代のカダという医者は(漢字が変換で出ない・・・)脳外科手術も心得ていたようですし、
驚くことに、新石器時代の遺物には当時整骨や心臓手術、さらには脳手術の知識があったことを示す物もあります。
さらに時代をさかのぼって、レムリアやアトランティスでも、かなりの医療技術が確立されていたという学者もいます。
とんでも本に洗脳されているなどと言わないでくださいね。
シルバーバーチの霊訓をお読みなら、レムリアやアトランティスが存在していたことはご存知ですよね。
現代よりも昔は劣っているという考えは、そろそろ捨てないとね。



>きりこさんが仰るように無農薬なんて不可能なのか、それとも可能なのかの判断は保留しています。
>まぁ、世の中で流通している無農薬というものが全部嘘ではないでしょうから、条件次第では出来る
>場合もあるのでしょう、たぶん。

きりこさんも、おっしゃっているように、昔の無農薬野菜というのは、まがい物が確かに混入していました。それではマズイということで、JASマークの規制がかなり強化されました。
これを取得するのは、かなり大変だとか。
これからは嘘つき無農薬野菜は淘汰されていくでしょう。
消費者も騙されたくないということで、規制強化をかなり働きかけたようですし。



>きりこさんが賢明にも仰ってますが、自給率の低下は農薬の危険性など比べ物にならないほど重大な、
>別の危険を呼ぶことになることも忘れてはならないでしょう。

農薬の危険性など比べ物になりませんか・・・・・
前にも書きましたが、イギリスでは有機食品の市場規模は1999年は5億5千ポンドで、2002年は少なく見積もっても10億ポンドの大台に乗る予想ということで、慣行栽培にとって変わろうという勢いです。
無農薬・有機にすると自給率低下で国民は飢えに苦しむという考えには、どうも首をひねってしまうのですが・・・・・。
いくら気候風土が違うとはいえ、イギリスにはできて日本にはできないんでしょうか・・・・?



>|だから「化学農薬も安全と言われている物を少量使用すれば人体にも環境
>|にも害はない」というような言葉を見ると、おもわず反論したくなります。
>僕はそのようなことは一度も言ったことはありません。

これは私の書き方が悪かったですね。
あなたが言ったといっているように取れますが、あなた以外の人でも
こういうふうに言っていたら、つい反論してしまう、という意味です。



>「界面活性剤はゴキブリも殺す猛毒」神話(笑)
>ところで「市販の界面活性剤入りの台所洗剤をゴキブリにかけると死にます」なんてことを
>仰ってますが、“ライフワーク”にしているにしては……(苦笑)。
>あっこさんの一連の投稿内容全般を象徴するようなご発言だとは思いますけどねぇ。

ペーパーバーチさんの皮肉がよく読み取れないのですが・・・・「界面活性剤入りの洗剤はゴキブリが死ぬほど危険だから使うのは止めろ、というのは大げさだ、馬鹿らしい、笑ってしまう」と、そう言いたいのかな?
(笑)(苦笑)の文字があるから、あざ笑ってるんだろうね。
ペーパーバーチさんは、まさか界面活性剤の人体に与える危険性や環境への負荷を知らないわけではないですよね?

合成界面活性剤は、次世代に影響を及ぼす環境ホルモンとしても、発ガン物質としても、アレルギー性の強い物質としても取り上げられる洗浄成分です。合成界面活性剤は皮膚の防御を弱め、有害物質の皮膚からの浸入を容易にします。

合成界面活性剤は洗剤やシャンプー、歯磨き粉、化粧品などにも使われていますが、その毒性などを調べるという名目で動物実験が様々なメーカーで行われていることも御存知?
人をあざ笑うのも結構ですが、合成界面活性剤入りの新製品が出るたびに、むごい動物実験が行われるということを忘れないでください。
子供の頃、母が台所に出たゴキブリに台所用洗剤(界面活性剤入り)をぶっかけて殺しているのを見ましたけど、本当に死ぬんで、ビックリしましたよ。
私が環境問題に目覚めてからは合成界面活性剤の入っていない純石鹸の台所用液体洗剤に変えたので、今は使用していませんが。
あなたにとって界面活性剤がゴキブリを殺すのは、神話の世界の話なんですね〜。
界面活性剤の毒性検査のために実験され、殺されていった無数の動物たちの悲しい悲鳴は、ペーパーバーチさんによって神話の中に閉じ込められてしまいました。
かわいそう・・・・・。

合成化学物質を原材料に使用した製品は動物実験をして危険性をテストされます。
■皮膚刺激実験・・・合成化学物質の皮膚への影響を調べるために、ウサギの毛をそり、皮膚に傷をつけて試験液をぬる。

■眼刺激実験・・・麻酔をかけず眼に試験液を点眼。手足で眼をこすらないよう頭だけ出した拘束器を使用。ウサギは痛さに暴れ、首の骨を折って死ぬことがある。

■急性毒性実験・・・マウスやラットに合成化学物質を投与し、致死量を求める実験。データを取るため死にいたるまで実験は続く。

動物実験に反対している人や環境問題に関心のある人達は、動物実験をして危険性を確かめなければいけない合成化学物質を含んだものは買わないようにしています。
化粧品や洗剤メーカーなどで、昔から安全が認められた天然で安全性の十分な素材だけを使用しているところは、動物実験をする必要が無いのでしていません。しなくても販売許可されるからです。

合成界面活性剤の毒性を馬鹿にしていると思われる発言を読むと(そんなこと言ってない、とまた嘘つき呼ばわりするんでしょうかね〜)、ペーパーバーチさんはあまり環境問題や動物実験に関心が無いようにお見受けできますが、どうなんでしょうね。
関心のある人達は合成界面活性剤ひとつとっても、とても詳しく御存知ですから、鼻で笑うようなことは絶対しません。


>※農薬取締法によれば「農薬とは、農作物(樹木および農林産物を含む)を害する菌、センチュウ、
>ダニ、昆虫、ネズミその他の動植物またはウイルスの防除に用いられる殺菌剤、殺虫剤、その他の薬剤、
>および農作物などの生理機能の増進または抑制に用いられる生長促進剤、発芽抑制剤その他の薬剤を
>いう」……漢方だって農薬と言わなきゃダメでしょう。

国が定めた文面からみれば漢方も「農薬」に入るんでしょうが、人体や環境に無害な漢方農薬(あなたは、そんなものは無いと思っているらしいが)と、人体や環境に有害な化学農薬を、私は別物だとみなしているから。それに私は前者を植物保護液という名で呼んでますし。
まあ、人によって解釈はそれぞれですね。

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1534 名前: ペーパーバーチ  投稿日:2002年05月26日 (日) 00時33分58秒
予め言っておきますが、僕はあっこさんがご自分で調べて気付くチャンスは与えましたからね(^^;。界面活性剤とゴキブリの話のことですよ。

あれだけ言われたらフツーは疑問に思って少しは調べるもんだと思うんですが、まったく振り返った気配もないというのは、やはりあっこさんの信念が既に“信仰”の域に達してしまっているということでしょう。それにしても、これは本当にうまい具合に、あっこさんが展開する理論全般に共通する問題点を現しているので、今回はその点に絞ってコメントします。

●命題A(界面活性剤には毒性がある)は真である。
●命題B(ゴキブリに界面活性剤入りの洗剤をかけると死ぬ)は真である。

という2つの命題から

●仮定C「界面活性剤の毒性によってゴキブリは死ぬ」

を導き出しているわけですが、あっこさんの論理展開はこの「仮定」を導き出す過程が安易なために間違っている場合が多いですし、しかもご本人の中では「仮定」ではなく「結論」として完全に信じ切っているため、間違っている可能性にさえ思い及ばないわけです。

で、この“間違った仮定”を間違っていると言われると、命題の方を否定されたと勘違いして得々と(誰も否定していない)命題についての説明をはじめ(たとえば界面活性剤の毒性についてとか)、あろうことか間違っている仮定を正しくも否定した相手に対して、こんなことも知らないなんてあきれちゃうシルバーバーチさんなら何と言うかしらね、みたいな態度を取ったりするわけです(^^;。

なぜそうなるかと言えば、命題も仮定もどこかから借りてきた知識、要するに本で読んだり誰かから聞いただけで、自分の中で消化されていない知識でしかないからそうなってしまうのでしょう。だから、なぜ命題が成立するか、そこからどうしてこういう仮定が出てきたかを理解してない、どちらも等価の知識だと思っているから、Cを否定する人間はAもBも否定していると思ってしまうわけです。論理的に理解してさえいれば、そんな勘違いはしないはずなんですけどね。

たとえば次に引用する部分なんかも同じです。

|たとえば呼吸器系疾患に効く薬草でも、胃の丈夫な人と弱い人では使用する
|薬草が違います。
|胃が弱い人に胃が丈夫な人用の薬草を処方したら、胃の弱い人は胃が痛くな
|ったり気持ち悪くなったりするのは副作用とはいいません。
|胃の弱い人には弱い人用の薬草を症状に応じて正しく処方すれば、そんなこ
|とは起こりません。

あまりにもトンデモなんで、僕なんかは何が書いてあるのか理解するのに何回も読み直してしまったほどでしたが、皆さんは如何でしょう?

これは「胃が丈夫な人用の薬草」と弱い人用のものなんていうものを、どうして使い分けなければならないのかという理由や、「副作用」という言葉の定義さえ理解せずに、どこかで聞きかじったことを継ぎ接ぎしているからこういうことになってしまうという好例でしょう。(あっこさんが書かれたような、○○な人には○○な薬」という程度のことは、西洋医学の薬でも同じことは出来ます)

今度あっこさんのかかりつけの漢方医の方に、「漢方薬には副作用なんて無いんですよね?」と聞いてみたら如何でしょう? 良心的な方なら「小柴胡湯」の話などを教えてくれるかも知れませんよ(まぁ、それぐらいは知ってるか……)

さて、ゴキブリの話に戻りましょうか。解答を出してあげないと、またどこかで同じ間違いを繰り返すでしょうから。聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥と言いますし(^^;。

まず最初に書いたとおり、命題AB共に真です。他の化学物質が有害であるのと同じく界面活性剤も有毒ですし、界面活性剤入りの洗剤をかければゴキブリは死にます。僕も学生時代には洗剤をかけて殺していたものです。下宿生活でたかがゴキブリのためだけに殺虫剤なんて買ってられないですから。ついでに言っておくと、洗剤の容器からそのままでは逃げられる確率が高いので、少し薄めて水鉄砲で撃ってやると楽しく退治できてオススメです(笑)。

おっと、どうも余談が長くてイケマセン。さて、事ほど左様に命題は両方とも正しいわけですが、しかし、これが重要なんですが

●ゴキブリは界面活性剤が毒だから死ぬのではありません。

ではどうして死ぬんでしょう。
ゴキブリの体表は撥水性の物質で覆われているので、普通は水がかかっても大丈夫です。しかし界面活性剤は撥水性を失わせる(だから油汚れも綺麗になるわけです)ので、ゴキブリの体表の撥水物質と洗剤の水分がなじんでしまい、水が気門(呼吸口)に詰まって死んでしまうわけです。要するに毒性で死ぬのではなく、窒息死しているわけ。

ですから、合成界面活性剤入りの洗剤じゃなくても、あっこさんオススメの「合成界面活性剤の入っていない純石鹸の台所用液体洗剤」をかけてもゴキブリは死にます(笑)。サラダ油やガムシロップでも死にます。

そういうわけで、界面活性剤の毒性の証拠としてゴキブリが死ぬなどという話をすると赤っ恥ですので、これからは言わないことをオススメします。


ついでにもう一箇所。

|化粧品や洗剤メーカーなどで、昔から安全が認められた天然で安全性の十分
|な素材だけを使用しているところは、動物実験をする必要が無いのでしてい
|ません。しなくても販売許可されるからです。

まさかとは思いますが、合成化学物質を使った化粧品などは、全て動物実験をしなければ販売許可が出ないとでも思ってるんでしょうか? 逆に言えば、天然素材ならフリーパス?

それは間違いです。化学合成・天然を問わず、過去に認可された実績がある物質なら動物実験の必要はありません。逆に言えば、たとえ天然の素材でも過去に認可の実績が無いものは実験が必要になります。現実には動物実験を行うには大量の予算が必要なため、一部の大メーカーしか実施していません。というか出来ないようです。(といっても、だから問題ないというわけじゃなくて、その一部のメーカーがほぼ市場を独占しているのですが……)

念のため僕の立場を付記しておきます。
既に認可されている物質は7,000種以上になります。これだけ材料が揃っていれば新製品の開発には既存の物質の組み合わせのみで十分と考えられます。これ以上の動物実験は必要ありません。仮に医薬品などのための実験については留保するとしても(犯罪者を使って人体実験すりゃイイんだ……とか言ってみたりして(^^;)化粧品や洗剤のためにするべきではありません。もうそういう時代じゃない。どうしても何かテストが必要なら動物を犠牲にする以外の方法で間に合わせるべきです。

ただ現状では、何が動物実験によって開発されたかメーカーには公表の義務がなく、ユーザーには知る方法がありません。情報公開のための法律が必要になると思います。

なんにせよ、あっこさんのように間違った知識を振り回して運動する方がいると、却って敵を利することにもなりかねません。「ゴキブリに洗剤をかけると云々」とか「アトランティスが云々」みたいな(シルバーバーチはオカルト好きが信じている類の超古代文明のことなど言っていません。念の為)トンデモ話を信じているようでは、どこに行っても門前払いでしょう。「最大の敵は馬鹿な味方である」という言葉もあります。本当に動物実験を無くしたいなら、“馬鹿な味方”にならないようにしましょう。

http://www.paperbirch.com


1528 新エネルギーについて(続き)
名前: きりこ  投稿日: 2002年05月23日 (木) 22時01分07秒

エネルギーは、食糧・情報と並ぶ国家の最重要戦略資源です。
そのため、世界のエネルギー企業は、世界主要国の国家戦略と密接に結びついています。
(エネルギーに関する国家戦略を明確に持っていない主要国は、日本だけです;悲)
いままで、燃料電池開発を主導的に推し進めてきた自動車メーカーも、確かに当該国政府に対する影響力を、ある程度は保持していますが、エネルギー企業の足元にも及ばないのが現状です。

従来、エネルギー企業は、新エネルギー開発には極端に冷淡でした。
新エネルギーは、当然彼らの主力商品である石油のライバルになるものです。
一応、環境保護団体にたいするポーズとして、新エネルギー開発をやっているフリだけはしてきましたが、全く本気では有りませんでした。

その流れを一気に変えたのが、軍事用燃料電池を開発していたバラードパワーシステムズです。アメリカの軍事技術は当時も今も世界最高峰だったのですが、冷戦時代はそれを民生用に転用することは不可能でした。それが、冷戦終結により、軍事用技術を民生用に使うことが可能となりました。
バラードの技術レベルは、その後急速に発展し、十分な水素があれば自動車にも使用可能なレベルにまで到達したのです。
バラードは、ダイムラークライスラーとフォードと組んで燃料電池車の実用化に向けて研究開発を進めてきました。

そのとき、世界の石油メジャーはようやく事態の重大さに気がついたんです。
この技術に関して他社に先行された場合、自社の将来に重大な危機が訪れることが、です。
水素エネルギー開発は、そのとき、水素の利用方法や貯蔵方法でボトルネックに陥ってしまっていました。研究には巨額の資金が必要です。それに、自動車メーカーは決してエネルギーの専門家では有りません。

勝機を見出したエネルギー企業は、先行する自動車メーカーと連合を結成し、いままでとは比較にならない激しい開発競争を開始しました。
新エネルギー開発・実用で他社に敗北した場合、企業の存続さえ怪しくなるからです。自動車メーカー側から見ても、石油メジャーの圧倒的な資金力・技術力・インフラ・政治力を考慮すると、絶好の連合相手だったわけです。

現在、世界の巨大石油企業の、大規模な合併が進んでいます。
かつて、セブンシスターズと呼ばれた石油メジャーは、
エクソンモービル、テキサコシェブロン、ブリティッシュペトロリアム、
トタルフィナエルフ、ロイヤルダッチシェルの5大グループに集約されています。
エクソンモービルとテキサコシェブロンが合併して、初代ロックフェラーが築き上げた大スタンダードオイルが復活するという話もありましたが、さすがに独占禁止法に引っかかるそうで、取りやめになりました。

圧倒的に巨大で、強力な企業集団が、なぜさらに合併して巨大化を目指すのか?
当然、カスピ海油田やアンゴラ沖深海油田の開発に巨額の資金が必要だから、という理由もあります。

最も重要なのは、水素利用技術の研究開発には、巨額の資金が必要だからです。へたな国家予算など問題にならない金額です。
全く新しい新技術の開発で大切なものは、資金・人材・政治力・商売です。

巨大石油企業は、その全てがそろっています。

彼らが本気になって取り組んだ場合の研究開発力は凄まじいものです。
彼らは技術開発で挫折したことなどないし、今回もそうでしょう。
(動機は不純かもしれませんが、資本主義ですので・・・)

現在、燃料電池車開発は2大陣営に分かれて死闘を繰り広げています。
その結果として、水素技術は飛躍的に進歩しています。

時間は若干かかるでしょうが、まず問題無く新エネルギーは開発されるでしょう。
便利でいて、それでいて環境に負荷をかけない!!
なんとすばらしい!!!!!
バイオもそうですが、20世紀のテクノロジーと21世紀のテクノロジーは、
かなり様相が違ってくるのではないのかな?と楽観しています。

バイオも、ガン遺伝子にのみ特異的に作用する新型抗がん剤も実用化されようとしているし、それこそ特定の害虫のRNAだけにに特異的に作用する農薬なんてのも夢ではないと思います。

このような、ポジティブな技術レベルの向上は、きっと霊界の偉大な計画の一端なんだろうと、私的には信じています。

以上、直接スピリチュアリズムとは直接は関係の無い話でした。

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1527 おはようございます
名前: きりこ  投稿日: 2002年05月23日 (木) 05時39分53秒

ペーパーバーチさん、見事なまでに正鵠を得ているご意見、感服いたします。
感情的にならないように気をつけます。

あっこさん。
多分あっこさんは、環境問題にも重大な関心があると思います。
私もそうなんです。
いろいろなテーマがありますけれど、私が一番関心があるテーマの1つが代替エネルギー開発です。
なかでも、水素を活用できる燃料電池の産業・生活レベルでの実用化です。
水素自動車が実用化されたら、地球環境に与える負荷は、劇的に低下するでしょう。これは、完全な無公害ですから。
従来、新エネルギーの議論や研究は、実用化には程遠いハイコスト方式であったり、十分な熱量を確保できなかったりと、社会をかえるだけのインパクトをもつものはありませんでした。

しかしながら、水素エネルギーは違います。
カナダのバラードパワーシステムズが、実用に十分対応できる新型燃料電池を開発して以来、水素を中心とした新エネルギーシステムが俄かに現実味を帯びてきました。
世界の有力自動車メーカーが軒並み参戦し、開発競争を繰り広げています。

ここにきて、本格的に参戦してきたのが世界の巨大エネルギー企業です。
代替エネルギーとしての水素の将来性が明確になるに連れ、21世紀における企業の存続に直結することだと気づいたわけです。
実をいうと、トヨタやダイムラー等の自動車メーカーだけでは、水素エネルギーの本格的な実用化はかなり先の将来になっていたことでしょう。

エネルギー企業は、インフラ部門を押さえています。
資金量も巨大ですし、技術力も凄いです。また、エネルギーは国家戦略の根幹なため、国家・政府と緊密な関係を持っています。

*時間がないので続きはあとで書き込みます。

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1524 「界面活性剤はゴキブリも殺す猛毒」神話(笑)
名前: ペーパーバーチ  投稿日: 2002年05月23日 (木) 02時50分05秒

あっこさん、どうも。

どんな反論が返ってくるかと楽しみにしていたんですが、よりによってこちらの言ってもいないことを捏造してくれるとは……まったく、とーちゃん情けなくて涙が出てくらぁ。あ、いや、別に僕はあっこさんの父ちゃんではありませんが(^^;。

っというわけで、詳しくコメントしても、また言ってもいないことを言ったことにされるだけでしょうから、簡単にコメントします。

まずあっこさんの最大の嘘ですが、僕は減農薬なら安全であるなどとは一言も言っていません。ましてや、安全な農薬があるなどと言うハズがありません。このことは前回もハッキリと言っておいたはずなんですが、そのことについて何の確認も無く、また同じ事をお書きになるということは、これは意図的に曲解しているのだろうかという疑念が……。仮に安全な農薬があると思っているなら“減農薬”などと言うハズが無いではありませんか。なぜ安全なものを減らさねばならないんです? 僕は基地の外の人ですか?(苦笑)

もう一つ今回のコメントで分かったのは、あっこさんが現在は(少なくとも国内では)既に残留性のある農薬は禁止されていることを知りながら、農薬には残留性があるからたとえ少量でも危険である、という主張をしたことです。もちろん将来的に残留性が発見される可能性はあるとしても、現時点で「農薬は体に蓄積されます」と言い切っているのは明らかに“嘘”
はっきりと言っておきますが、僕はそれなりに忙しい人なので(^^;、嘘吐きと議論して時間を浪費するつもりはありません。もしもまだ何か書くつもりなら「もう嘘は書きません」と反省の言葉を述べてから校庭10周して来なさい。(って、おいおい(笑))

いつの間にか「農薬」という言葉が「化学農薬」にすり変わってますが……漢方だろうが薬は薬です。より危険性が少なく、ある程度の効果が期待できるなら、それを使うことに異論はありません。しかしそれは“無農薬”ではなく、僕が最初から言っている“減農薬”です。

盲目的な漢方薬信仰者は平気で嘘を吐くのでいつもウンザリさせられますが、漢方薬にも副作用があるのは常識ですし、科学的に研究されるようになってから、薬効が無いことが分かったものや、使用が禁止されたものが少なからずあること……知らんぷりしておられますが、本当はご存じですよね?(まさか本当に知らないほど不勉強なら、こうした問題を論じる資格はありません)

また、数千年受け継がれてきたデータなどということは、支那人の過去の平均寿命を考えてから言ってくださいね。ほんの50年ほど前まで平均寿命35才だった国のデータで、蓄積する毒性のことなんか分かると思いますか?

僕自身、農業を生業としているわけではありませんし、それほど深い知識があるわけでもない(それでもあっこさんが書かれたような、本を読めば書いてある程度のことなら、大筋は知っていますが)ので、きりこさんが仰るように無農薬なんて不可能なのか、それとも可能なのかの判断は保留しています。まぁ、世の中で流通している無農薬というものが全部嘘ではないでしょうから、条件次第では出来る場合もあるのでしょう、たぶん。

しかし、あっこさんも認めている通り、無農薬では「野菜の種類にもよ」って「トウモロコシのように難しいものなど」や、「土地と作ろうとした作物との相性」もあって無理な場合もあるのですから、日本国の自給率を完全無農薬でまかなうことが(現状では)不可能なことぐらいは分かります。だから最初から言っている通り、農薬を使うことを十把一絡げに、ヒステリックに悪呼ばわりするべきでは無いということです。

きりこさんが賢明にも仰ってますが、自給率の低下は農薬の危険性など比べ物にならないほど重大な、別の危険を呼ぶことになることも忘れてはならないでしょう。

|人体の健康や環境への取り組みは私のライフワークであり、昨今の自然食
|ブームに乗って騒いでいるのとは、ちょっと違います。
|だから「化学農薬も安全と言われている物を少量使用すれば人体にも環境
|にも害はない」というような言葉を見ると、おもわず反論したくなります。

僕はそのようなことは一度も言ったことはありません。もちろん農薬が安全だとも一度も書いていませんし、むしろあなたが能天気にも無害だと仰る漢方薬だって、完全に安全とは言えないという立場であって、そのことは前回にも書いています(もちろんハーブであろうと同じです。反作用のない作用はありません)。

ところで「市販の界面活性剤入りの台所洗剤をゴキブリにかけると死にます」なんてことを仰ってますが、“ライフワーク”にしているにしては……(苦笑)。あっこさんの一連の投稿内容全般を象徴するようなご発言だとは思いますけどねぇ。


で、最後にもう一度、今までの僕の主張をおさらいしておきましょう。
●無農薬にも有機栽培にも反対していませんし、むしろ出来る方はどんどんやれば良い。
●しかし現状では全てをそれだけにするのは不可能なのだから、慣行農家を攻撃するのは無責任。
●必要悪としての農薬は、より危険性の少ないものを、より少量使用が望ましい。もちろん完全無農薬が出来るなら(可能か不可能かの判断は保留)それに越したことはないが、無農薬野菜だって100%安全ということは有り得ないのだから、収量とコストとの関係も考えるべき。
●有機肥料については、健康な土作りのために必要なら(恐らく必要だと思う)使うべきだが、化学肥料だって必要なら使えば良い。有機だから良い、化学ならダメというのはナンセンス。(農薬がかかっているからダメというのも同じくナンセンス。物と使い方によるでしょう。漢方薬でいいのがあるならそれを使えば良い)
●無農薬を実現するために(可能であるとして)労働時間が増えるのを当然のように言っていてはダメ。宗教的情熱が無ければ出来ないようでは産業は成り立たないので、時間じゃなく知恵を使って、栽培技術を確立すべき。(どうすれば効率的に出来るかを試行錯誤する意思があって、それでも現状ではまだ時間がかかってしまうということなら、それは仕方ない)

※農薬取締法によれば「農薬とは、農作物(樹木および農林産物を含む)を害する菌、センチュウ、ダニ、昆虫、ネズミその他の動植物またはウイルスの防除に用いられる殺菌剤、殺虫剤、その他の薬剤、および農作物などの生理機能の増進または抑制に用いられる生長促進剤、発芽抑制剤その他の薬剤をいう」……漢方だって農薬と言わなきゃダメでしょう。

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1521 RE:1489 本当の謙虚さとは……
名前: ペーパーバーチ  投稿日: 2002年05月23日 (木) 02時17分50秒

ビッグママさん、どうも。

|『少なくとも、シルバーバーチが全てのスピリチュアリストに対して「仕事
|を辞めてスピリチュアリズムのために働きなさい」みたいな事は言っていな
|いと思いますし。』

|と書かれてありますが、私もそう思っていますよ。

ああ良かった。そうですよね。「それは違う」とか言われたらどうしようかと……(^_^;ゞ。


|それから今度は積極的に世に出て、社会生活のすべての面にそれを応用」で
|きるそんな生活が自分の人生でありたいということです。

本当にそうですよね。自分もそんな人生であることができれば……うっとり。

「生活するために働く」という言葉はスピリチュアリストらしからぬとは言ったものの、たぶん僕も過去の発言を検索でもされたら一回や二回は言っているかも知れないので、結構ドキドキもので書いたのでした。理想と現実とのギャップのお話は、深く々々共感します。無力感と絶望感に苛まれたとき、そんなことでどうするんだと気力を奮い起こす原動力は、それでもやはりスピリチュアリストとしての矜持です(僕の場合は、ですが)。


|ペーパーバーチさんが言わんとすることはわかりますが、それでも私には、
|やはり真面目なものに対する「一歩引いた感じ」の冷ややかさを感じます、

ううむ。僕自身、真面目なことそのものが悪いとはまったく思ってないつもりなんですが……そう感じるといわれればどうなのかというのは、自分では判らないところです。

ほんらい真面目であるということと視野の広さとは別の事柄ですから、同じ真面目とは言っても「まともな真面目さ」と「狭量な真面目さ」があって、真面目なのは結構だが狭量になってはいけないと、それは自明のことのように僕には思われます。少なくとも僕は当サイトの運営など、至って真面目にやっているつもりですしね。
(ふざけたことを書くのだって、そうする必要があると思うからやっているのであって……とも言い切れないか(^^;)


|だから、多少視野が狭くても純粋で生真面目な深い(深さと広さで言えば)
|人の方が、長続きすると思っています。視野の狭さ、ゆとりのなさはいずれ
|本人の内容に応じて変わるに違いありません。動機の純粋なところには、か
|ならず背後の働きかけがありますから。

仮にスピリチュアリズムの霊的真理を知っている人に対してはそれで良いとしても、それでは他の宗教を信じている人にも同じことを言えるのでしょうか? これは統一協会やそれに類するカルトが信者を追い込んで行く論理と同じなので、僕はとても承服することが出来ません。相手によってダブルスタンダードになってしまうようなのが真理だとは、僕には思えないんです。

統一協会の信者は、ほとんどは生真面目で純粋な人たちばかりです。確かに視野が狭くなって「これしかない」と思い込まされていますから、長続きするというのは本当かも知れません。純粋さゆえ、真面目さゆえに、ますます視野を狭めてしまうんですよね。……彼らの場合、その純粋な偏狭さゆえに守護霊が近づけなくなっていると言えるのではないでしょうか。


|広く浅く知識が増えると、深くなることは容易ではありません。たとえ能力
|的に広く多くのものを抱え込めたとしても、そういう自分を否定(極端な言
|い方ですが)してでも単純に真理に対しての深さをもつべきと思います。理

そうでしょうか? 広く浅く知識を増やすという前提が、そもそも違っていないでしょうか? 霊的真理に限らず、深めて行けば、自然に広がりも出てくるものだと思います。むしろ深めているハズなのに広がっていないとしたら、その時は偏狭な間違った信仰に陥っていることを疑うべきではないでしょうか?

日本と英国の霊界通信の比較もヒントになるのではないかと思います。無知・無学のまま霊媒となった日本の中山みき、出口なお。対して英国のW.S.モーゼスは神学を深く学んだ知識人でしたし、バーバネルはもちろんありとあらゆる宗教・哲学を学んだと言っていますよね。ハリー・エドワーズやM.H.テスターも同じです。霊界も日英両国で比較実験したのだとも言われていますが(そうかなぁ?という気もしますが(^^;)、これこそ「広い見識」が深い霊的真理を降ろす必要条件だった好例ではないかと思います。
もちろん、これではいくらなんでも統計的に有意なサンプル数とは言えませんが(^^;。


|知識よりも何よりもまず「謙虚さ」愚鈍なまでの「謙虚さ」が必要ではない
|かと思うのです。

何よりもとにかく「信じる」ことが「謙虚」だとは、僕には思えないのです。広い知識もなく真理を理解したと思い込んで、その思い込んだ----言ってみれば括弧付きの----“真理”に沿って生きようとするのは、むしろ「謙虚さ」とは逆の姿勢なのではないでしょうか。

……ということで書き込もうとしたところで山田さんの投稿を発見。ははあ、なるほど〜というものがあったので、続きは#1502へのコメントで(^^;。

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1520 no title
名前: hiromi☆  投稿日: 2002年05月23日 (木) 02時13分43秒

こんばんは。みなさん、凄い知識を持ってらっしゃって
「すごいよー!」と感嘆しています。
いろいろな思いにその姿を隠されがちだと思うのですが
その御意見のもとにある、動機・・・・その意見されている
もとには、どんな思いがあるのか・・・が大切じゃないでしょうか?

字で読み取るほかない、掲示板では、なにかと意志の疎通でうまく
いかないことがあるかと思いますが、なるべく大切な思いに対して誤解がなきように・・
と願います。

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1518 あっこさんへ
名前: きりこ  投稿日: 2002年05月22日 (水) 22時30分45秒

論文、凄い分量ですね。ご苦労様でした。

水素自動車ですが、案外早く実用化されるかもしれません。

燃料電池自体はバラードパワーシステムズが実用化しています。
こことダイムラークライスラーグループが組んでいます。

世界最大・最強のエネルギーメジャー、エクソンモービルはトヨタやGMと組んで燃料電池車を開発しています。
ほかにも、ホンダやワーゲン、ブリティッシュペトロリアム等の有力企業が軒並み参戦し、熾烈な開発競争を繰り広げています。
「水素を制する者は、21世紀のエネルギーを制する」という言葉があります。
実を言うと、株式投資家としては、バイオ関連と合わせて、新エネルギーも実に興味有る課題なんです。
いまのところ、どこが勝者になるのかはわかりません。
ただ、どこが勝者になるにせよ、巨大グローバル企業が生存を賭け、巨額資金を投じて研究開発をする場合、新技術が実用化されるのは時間の問題です。
自動車の排気ガスが、地球環境に対し、どれぐらいの悪影響を与えるのかは、よく知りません。
ただ、世界の巨大グローバル企業が本気になった場合の技術開発力は、凄まじいものがあります。
この問題に関しては、私は比較的楽観しています。

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1517 おふたりへ
名前: きりこ  投稿日: 2002年05月22日 (水) 19時51分50秒

こんばんわ。
ご自身がなさった発言の意味をわかってないんですね。
農家は霊性に反した行為をしている旨の趣旨、十分に読み取れます。
両親の頬を強く打たれた感触が強かったです。

消費者への責任転嫁を言う前に、生産者への責任転嫁を問題にするべきですね。
あまり感情的になるのは、キートンさんのご指摘もあり私も自粛します。

私の職場は、農業従事者の極端にすくないところです。
そこでも聞く、野菜・農作物全般に対する不安は、ま、尤もな事でしょう。

スーパーで並んでいる野菜類で無農薬関連はありません。
うちの野菜は、大消費地東京に近いというメリットもあり、行商に行く人が
まだまだ多数おり、多少虫食いでも曲がりキュウリでも買ってくれます。
その人達が売る相手のお客さんも大半が馴染み客で、その種の野菜でも買ってくれるんです。ある程度熟成が必要な野菜、例えばトマトなどは枝につけたまま熟成させるので、太陽の恵みをたっぷり浴びて甘味を増していきます。
物凄い甘く、みずみずしくて大変おいしいです。
朝市出しの野菜は、とれたら次の日にはもっていけますので、それが可能です。
見てくれより中身で判断する本当の意味での賢い消費者にも支えられ、必要最低限の農薬は必要ですが、低農薬の野菜を作りつづけることができました。

しかし最近は、行商行く人達が高齢化してしまい、朝市にだせる量が減ってきています。
しかたないので、当然通常の販売ルート(市場出しといいます)に乗せて出荷することが多くなりました。
こちらは、味よりもなによりも、見てくれが肝心です。
虫食いは絶対に引き取らないし、曲がっているだけでも駄目です。
病気の斑点が少しでもあったら駄目です。
朝市ならば、多少値引きされても買ってもらっていた野菜も、市場出しでは見てくれの完璧さがないかぎり絶対に売れないんです。
勢い、農家としては多量の農薬を使い、リスクを軽減しようとするんです。
買ってくれなきゃ、大赤字ですからね。
まえにも書きましたが、最近の害虫は悪質・タフなツワモノが多く、完全に防除するのは、事実上困難です。その為には農薬を使用せざるを得ないんです。
(完全無農薬は、いまの技術では無理;バイオテックの進展を期待する)

スーパーに並んでいる野菜は、市場出しのものです。近所の八百屋さんは、店によって違うのでなんともいえませんが・・・

市場出しの野菜は、あじも違います。トマトも半熟前に出荷して、店頭に並ぶ頃にようやく赤くなるような有様です。
太陽の恵みをたっぷり受けて熟成した朝市出しのトマトのうまさに比べたら、
全く比べ物になりません。偽者か?と思うくらいの落差です。朝市出しのトマトが、産毛が多いのはご愛嬌ですが・・・

完全無農薬というのは、いまのところありません。
東京都には消費者相談セクションがありまして、様々な商品に対する抜き打ちテストを行っています。(私の所属じゃないですが)
そこで自称無農薬野菜について調査したことがあったはずです。
たしか、自称無農薬野菜の七割が通常栽培、3割が減農薬栽培で、完全無農薬というのはなかったはずです。

有機栽培は可能です。うちもやってますし。
基準がよくわかりませんが。

もし、農薬による悪影響が心配であるならば、信用できる行商のおばさんとなかよくなることを勧めます。なかなかいないでしょうけれど・・・・
かなり違うと思いますよ。

飲み水も気をつけたほうがいいですね。
日本の浄水機やアルカリイオン製水機よりも、シーガルフォーやハーレーといった一流品を使用することをお勧めします。
ご存知だったかもしれませんが・・・

あっこさん、よく勉強されてますね。
あなたほど造詣が深い方も稀有でしょう、実際。
実体験が伴えばもっと良いでしょうけれど・・・
農業は好きなんですか?
もし重労働を厭わないのだったら、農家の嫁になるのも選択肢だと思います。
(茶化して言っているのではないので誤解のなきよう!)

理想と現実のギャップは大きいものです。
これは農業に限ったことでは有りません。
公務でもいつも感じています。ボランティア活動でもそうでしたし。
が、擦り合せる努力が必要なのは認めます。

あっこさんも、農業を一方的に批判するのは止めていただきたい。
都庁や公務員に対する悪口、妬み、そしりは言われ慣れているし、正鵠を得ている場合が多いので、さほど気になりませんが、農業に対する批判はねえ。
少ない収入で、重労働に従事している両親をおもうと、実際あたまに血が上ります。

よくかんがえたら、別にわたしは農業従事者の代表選手じゃないんだし、批判に対して座視していても一向に構わなかったのですが・・・

ずいぶんと、スピリチュアリズムの掲示板なのに、農業議論板みたいに盛り上がってしまいましたね。

ここにいる皆さんは、スピリチュアリストとしては先輩でしょう。
年齢は関係有りません。
しかし、今後も異論があるとき、怒りを感じたときは遠慮無く反論させて頂きます。
今回の在中国大使館で発生した事件における日本政府の対応は、反面教師そのものです。
いうべきところ、怒るべきところは怒るべきです。
今回の件では、大使引き揚げくらいは最初に行うべきことでしたから。

うちの親分さんが総理大臣だったらなア、
あんなトンでもない国辱に甘んじることなんて決してなかったでしょうに。

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1535 名前: ペーパーバーチ  投稿日:2002年05月26日 (日) 00時40分08秒
きりこさん、こんにちは。

|そこで自称無農薬野菜について調査したことがあったはずです。
|たしか、自称無農薬野菜の七割が通常栽培、3割が減農薬栽培で、完全無
|農薬というのはなかったはずです。

これは決定的な事実ですよね(なんだか“昔の話”ということにされてしまったようですが(^^;)。実際、同じ畑で採れた作物を、キレイなものは通常の野菜として、虫食いや汚いのは無農薬野菜として出荷するという話も聞いたことがあります。数年前にテレビのニュース番組が自称無農薬野菜を検査していましたが、その時も確かほとんど全てから農薬が検出されていました。「なんだよ嘘ばっかかい」と思ったものです。

しかしそれはあっこさんも仰った通り、犯罪ですよね(-_-;。みんなタイホしてやって下さい(^^;。

減農薬栽培の野菜まで「無農薬」と言って売っているというのは、これは消費者にも責任があるような気がします。せっかく減農薬で苦労して(リスクは高いですから)作っても、無農薬信仰の消費者からは「農薬を使ってる」と言われ、農薬を使った畑から湧いて出た自称無農薬野菜(^^;を喜んで買う人もいるわけですから。

何でもかんでも危険だ危険だとヒステリーを起こすんじゃなくて、危険性が2割でも3割でも減ったら、それはそれなりに評価していかないと、それこそ本物の完全無農薬が欲しい人にとっても良いことは無いと思うんですよね。


|日本の浄水機やアルカリイオン製水機よりも、シーガルフォーやハーレー
|といった一流品を使用することをお勧めします。

ちょっと購入するのに二の足を踏む価格のヤツですよね?(^^; いま家では飲み水は全て一度沸騰させたものを飲んでますが、その手間とガスや電気代を考えると、ちょっとぐらい高くても買ったほうがいいのかなぁ……。


|よくかんがえたら、別にわたしは農業従事者の代表選手じゃないんだし、
|批判に対して座視していても一向に構わなかったのですが・・・

僕もです(^^)。日本の農業というものが崩壊して、農地を全部宅地にして良いということになってくれれば、うちの資産がどれほど増えることか(^^;。他の農家に土地を貸してますが、ホントに税金も払えないぐらいの年貢しかもらえないので、僕には農家を擁護する義理なんて本当に何にも無いです。もっと儲けてお金下さいとも言えないですしね〜(今の農業の状況では……)

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1516 きりこさんへ
名前: あっこ  投稿日: 2002年05月22日 (水) 17時47分59秒

とても気になるので、また書き込みします・・・・・。
私は化学農薬を使った野菜を食べる消費者の健康を心配していますが、それと同じくらい化学農薬を使用している生産者の健康も心配しています。

現在、増強剤で毒性を強化された合成ピレスロイド系殺虫剤をきりこさんの御両親は使用されているそうですが、ピレスロイドは少量なら体内に入ってきても理論的には肝臓で無毒化され排出されます。
しかし、もし増強剤によって肝臓の酵素のきわめて重要な働きが妨げられたら、どうなります?
合成ピレスロイド系殺虫剤は未知の部分が多く、有機リン系殺虫剤のように年月がたつにつれ、いろいろと問題が出てくると思います。

御両親の健康を思うなら、化学農薬以外の方法に少しずつトライしていくことを御両親にすすめてみてはいかがですか?
ハーブや漢方を使うにしてもドクダミ、ニンニク、トウガラシ、ニラ、マシン油、コーヒー、牛乳、ビール、木酢液、酢、灰、その他いろいろ試しているうちに、手間もコストもそれほどかからなくて効果もまあまあ、という方法が見つかるかもしれないじゃないですか。
コンパニオンプランツもいろいろ試してみるとか。
無農薬・有機栽培をして市場に卸している農家は、そうして独自の方法を生み出したのかもしれないですよ。
成功した人に秘訣を聞いてみるのもいいかもしれません。教えてくれるかどうかは別として・・・・。
きりこさんは何も努力しないで、はなからダメだ、ダメだと決め付けているように感じます。


>JASの無農薬は、虫食いありますか?

JASのついた野菜は葉にところどころ穴があいていたりします。葉先が黄色くなってたり。
レモンもアメリカから輸入されたものに比べ、色も悪いし茶色いスジも入ってます。
慣行栽培の野菜に比べたら見た目は悪いですね。
それから自分たちの食べる分だけは無農薬・有機にしているという話は嘘ではありません。
そういう農家もいるということです。

化学農薬で発症して苦しんでいる農家の方の話を聞くと、他人事に思えなくて涙が出てきて・・・・・私はきりこさんの御両親が心配なんです。
大きなお世話かもしれませんが、こうして掲示板で出会えたのも何かの縁だと思いますので・・・・。

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1515 きりこさんへ
名前:  みのり  投稿日: 2002年05月22日 (水) 17時46分09秒

私は農業批判なんてしていないのに、どうしてこんな風に書かれなければいけないのでしょうか。
すごく悲しいです。
本当に悲しいです。
「現実を直視してください」ということですが、きりこさんの現実というのは自分の周りだけのことなんじゃないですか。きりこさんは現実だけを見ていて、その先にあるものは見ないのですか。「現実を直視」と言うなら、霊界という現実をもっと見てほしいです。霊界の摂理をもっと知ってほしいです。でなければ話が噛み合いません。

生活が大変なのは農業の人だけじゃないと思います。
私の祖父母だって、両親だって、昔の人はみんなつらい思いをして生きてきました。あっこさんだって、きっとアトピーに悩まされてすごくつらい思いをされてきたんだと思います。アトピーの悲惨さは見ている方もすごくつらいです。あっこさんの勉強量は、アトピーのつらさと同じぐらいなのかもしれないと思ったら、胸が詰まってしまいました。
普通に考えたら、添加物を使ったり農薬を使う人がいるから私はアトピーになってしまったと、恨み言を言われても仕方ないのに。それを

> スピリチュアリストって,頭でっかち理想主義者の集団なのか?

と言うなんて。

それと、農業をされている上に公務員もされているなんて、すばらしいことだと思います。私にはすごくうらやましいことです。私なんて、公務員になりたくてもなれなかったんですから。それに、自分の畑で野菜を作りたいと思ったって、土地さえ買えないんです。借りたいと思ったって、貸してくれる人もいません。せいぜいプランターでナスやトマトを作るだけです。
私から見たら十分すぎるほどの生活をしているのに、なぜそんなに怒るんですか。なぜ悪い方へ悪い方へ考えるんですか。私にはわかりまん。

農業は人間が生きていく中でなくてはならないお仕事だと思います。
その農業をお百姓さんが率先して改善してくれなかったら、私たちはずっと農薬のかかったものを食べ続けなければいけないということですよね。きりこさんにとっては、農業の改善よりも自分たちの生活の方が大切だということなんですね。
よーくわかりました。

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1526 名前: ペーパーバーチ  投稿日:2002年05月23日 (木) 02時58分42秒
|「現実を直視」と言うなら、霊界という現実をもっと見てほしいです。霊界
|の摂理をもっと知ってほしいです。でなければ話が噛み合いません。

この世の現実を理解したうえで、霊的摂理に沿った世界にするためにはどうすべきかを考えるべきでしょう。「現実を直視」せずに、霊界の摂理を知ったつもりになっているようでは、やはり「頭でっかち」といわれても仕方がないと思いますよ。(自戒を込めて)


|きりこさんにとっては、農業の改善よりも自分たちの生活の方が大切だとい
|うことなんですね。
|よーくわかりました。

きりこさんは、そのように誤解されるようなことは言っていないと思いますよ。もしも意図的な曲解ならば、そういうことはやめましょう。

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1514 私が憤っているのは
名前: きりこ  投稿日: 2002年05月22日 (水) 13時05分10秒

なにも知らずに,勝手な事ばかり言う人達です。
あっこさん、ハーブを使うとして、一体コストはいくらかかります?
外来種の害虫に対応できるのですか?
JASの無農薬は、虫食いありますか?
なければ、無農薬じゃないですよ。

自分達の食べる分だけ分けて作ってるなんてことはないですよ。

本当に,いい加減にしていただきたい。
無農薬が良いに決まってます。
ただし、いまの技術力ではバイオの進展を、待つしかないんです。

新型農薬を開発してください。
コストは一反使用量当たり
2,000円いかにすること!

ほんとうにあたまにくる。
スピリチュアリストって,頭でっかち理想主義者の集団なのか?

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1525 名前: ペーパーバーチ  投稿日:2002年05月23日 (木) 02時57分41秒
きりこさん、どうも。

腹が立つのは分かりますが、もう少し冷静に……でないと、伝わるものも伝わらなくなってしまいます。せっかく拝聴に値することもたくさん書いてらっしゃるのに、感情的になって書かれては勿体無いですし、損するのはきりこさんご自身ですから。議論は怒ったら負けですよ〜。

……と、書き込もうとしたら#1517の発言を発見。僕が忠告するまでもなかったようで、安心しました。そちらにもまた改めてコメントさせていただきますね。

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1513 可能性を求めて
名前: あっこ  投稿日: 2002年05月22日 (水) 11時45分57秒

きりこさん、はじめまして。

あなたのお気持ちはよくわかります。
農家の方が大変な思いをして農業を営んでいることも知っています。
私の親戚も農業を営んでますから。
でもね、「無農薬は不可能です!!」と断言してしまったら、
進歩も改善も止まってしまいます。
それではいけないんです。
現状を続けていけば、人も環境も地球も悲惨な状況になります。
今生きている自分だけ安泰ならいい、という考えではダメなんです。
子孫や地球の未来のことを大切に考えていかなければ。

私は農業に従事していませんが、従事していないから有益なことは何一つ
言わないというわけではないでしょう?
漢方やハーブの薬草の話は、くだらない取るに足らない話だと、あなたは
思いますか?
私以外に、たとえ農業に従事していなくても薬草に詳しい人に聞いてみたら、
また新たな発見があるかもしれませんよ。

はるか昔の先人の知恵には驚かされることが、たくさんあります。
新しい物が優れていると考えるのは現代人の驕りです。
いろんな人の意見を聞くことは有益なことです。

きりこさん、どうか無農薬栽培は絶対に不可能だなどと言わないでください。
子供たちや地球の未来のためにも一緒に考えて、可能性を見出していきましょう。

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1512 低農薬は安全か パート4
名前: あっこ  投稿日: 2002年05月22日 (水) 09時35分26秒

★パート4です★

>それから、漢方の薬草であろうが薬は薬です。害の無い薬などありません。
>あなたの理論では、使っちゃいけないんじゃありませんか?

そもそも何千年と気の長くなるような年月をかけて受け継がれてきたデータと臨床試験に基づいた漢方やハーブのようなものと、製薬会社や農薬メーカーによって非常に都合よく作られたお粗末な短期間の臨床試験とデータしかない科学的に合成されたものとは、同じ「薬」という名がついていても安全性の面では全く別物だと考えています。

多くの医薬品や化学農薬が、何年もたったあとで重大な副作用や人体・環境への危険な作用があることを露呈し、使用禁止になっています。
副作用や環境への負担という面に関してはハーブなどでは起こりえない問題です。
ハーブのよくない特徴は副作用などではなく、その薬本来の性質であり、性質の危険なものは、はるか昔に淘汰されてしまい現在では使われていません。
薬効のあるハーブに、よくない副作用などありません。(誤飲して体調を壊した場合、それを副作用とは言いません。副作用とは血圧降下剤を飲むと血圧は下がるが変な咳が出る、抗生物質の多飲で免疫力が低下してしまう、など)

製薬会社や殺虫剤メーカーは植物等の有効成分を分離・合成して特許をとり薬と銘打っています。
ハーブの場合、薬草と言われていながら食品扱いですから特許申請もできませんし専売権も取れませんので高い利益を生むことはありません。
ハーブは全草を自然のまま使いますから、たったひとつの薬効だけでなく、その植物がもつ全体的な特性を全て含んでいます。
ハーブがもつ有効成分の濃度は医薬品よりも低く、その成分は人工的に合成された物よりも自然な形で存在しています。
わかっている有効成分を全草から科学的に分離してしまうと、まだ知られていない効果をもった必要成分までもが失われてしまい、全草を使うことによって有害なものを打ち消しあう作用をしていた成分も壊してしまう危険性があります。
この不思議なプラスアルファーの成分が何なのかを人間はまだ発見できていません。

ティートリーというハーブがあります。
オーストラリアの原住民たちは、この木の葉を利用して感染症をおこした創傷を治していました。
葉を水蒸気蒸留法で抽出したものがティートリーオイル(精油)ですが、第二次世界大戦中には兵士が薬効を認め使用しています。
オイルには数十から数百種の成分が含まれています。この成分を化学合成してティートリー油を作っても、本来のオイルと全く同じ物は作れません。効能も安全性も香りも違ってしまうのです。

健康補助食品としてサプリメントを利用している方も多いと思いますが、サプリメントも石油などから化学的に合成したものと、天然のものから抽出したものとでは体への影響や効き目が違ってきます。
カルシウム剤は、合成の物は乳酸カルシウムが使われていますが、これは工業的に石油から合成され、乳由来の天然カルシウムに比べ吸収率は悪いのです。

ところで、私は人間用に煎じた薬草の残りカスを庭の土に埋めていますが、いい肥やしになります。
土から生まれた物はなるべく土に返すのがモットーです。
防虫駆除に使われる薬草や、それらから蒸留した精油は土に埋めても肥やしになりますが、化学農薬を土に埋めても肥やしになるどころか環境に負荷をかけます。

バラ栽培に使用されたものは中国で作られている「碧露(へきろ)」という生薬です。これはバラ以外にも効果があるようで、木酢液と一緒に使うと、とてもいいようです。

バラ研究家の梶みゆきさんの文章を載せます。
「もともと植物にはアレロパシーといって、自分の身を守るために抵抗代謝
 成分を作り出す力があります。危険が迫っても逃げ出すことのできない
 植物が、地球上で、動物よりも(もちろん人間よりも)はるかに長く
 生き抜いてきたのは、そういう能力が備わっていたからなのです。
 碧露は、マメ科のクララという植物の根からしぼったエキスを主原料に
 して漢方薬として知られるいろいろな生薬を加えた物。
 毒性の強い植物はいっさい使っていません。だから散布するとき、
 化学農薬のようにマスクや防具をつける必要はないのです。
 気分が悪くなったり頭痛がしたりすることもありません。
 それでいて、1000倍に薄めた碧露を木酢液と混ぜて散布すると、
 毛虫やコガネムシなどは5〜6時間のうちに死んでしまうのです。
 しかも、この植物エキスは害虫に抵抗性がつきにくく、いつまでも
 使用でき、肥料にもなります。
 散布したものは自然に分解して、植物や土に残留することがないので
 安心です。その中国の知恵には驚かされてしまいます。
 なにしろ今から2000年も前に書かれた「神農本草経」や「本草綱目」に、
 クララ、チュウベン、ツルビャクブなどの効能が記録されている
 ほどの国なのです。
 雲南省昆明の中国林業科学研究院の研究所では、現在もなお植物保護液の
 研究が精力的に行われており、アメリカも非常に興味を持っていて、
 少し前に調査団が来たばかりだ、という話を聞きました。
 化学農薬を使わないバラ作りを志す人が増えてきたためか、最近になって
 わが国でもクララを主成分とする「アグリクール」やインドセンダンから
 つくる「ニームオイル」をはじめ、いろいろなタイプの植物保護液が登場
 してきました。これは素晴らしいことだと思います。
 しかし、なかには害虫がショックで仮死状態になるだけで生き返って
 しまうものや、寒い冬には液が固くなってしまうものなどもあります。
 どれを選ぶかが新しい問題となってきました。当たり前のことですが、
 さしあたっては継続して使ってみて、自分で効果を見極めることが大切
 ではないかと私は考えています。
 そういう市販の植物保護液のほかにも、私はトウガラシやニンニク、
 ドクダミなど身近な材料による自家製の病害虫防除液を作って
 役立てています。 
 冬の間に酒のジンの中にトウガラシを漬け込んだものは、春先
 バラにダメージを与えるゾウムシ(クロケシツブチョッキリ)を
 やっつける強力な「トウガラシエキス」になるのですから」

ペーパーバーチさんは有機農法は手間がかかりすぎると言いますが、植物保護液をスプレーしたり、ジンの中にトウガラシを漬け込むことが、そんなに手間ひまかかるのか疑問です。

私は危険な化学農薬から脱するカギは、何千年も昔から存在するヨーロッパのハーブ、中国古来の漢方、日本の薬草にあるのではないかと思っています。
西洋医学や化学礼賛によって、おいやられてしまった物の中に、とても素敵な神様からの贈り物がたくさん隠されているように思えます。

ちょっと話がそれますが、中世の修道女たちは、ペニシリンが発見されるはるか以前から、パンカビが治る見込みのなさそうな感染症を治すのを知っていました。
ペニシリンが青カビ類の抗生物質なのは、もちろん御存知ですよね。
現代のペニシリンは副作用でペニシリンショックを起こすことがありますが、修道女たちがパンカビを使って治療をどのように施していたのか、副作用はどうだったのか、とても興味があります。

私は合成化学薬品である農薬については、メーカーや国がいくら安全だと言っても、それが確認、立証されたわけではなく、化学農薬の歴史を見ても安全神話はあてにならないということは実証済みなので、使わないほうがよいとは言いましたが、漢方やハーブのような自然界に存在し人や環境に無害ということで淘汰されることなく何千年も使われてきた「薬」と名のつく物全てを使用してはいけない、などと言った覚えはありません。
薬と名のつくものは全て一緒だと考えるあなたには納得も理解もできないでしょうから、この件についてはこれ以上深入りしません。



>方法が確立もしてないくて、実際に多くの人が失敗して人生を棒に振っているのに「努力すれば……」
>などとは無責任でしょう。
>簡単に試行錯誤と言いますが、一度の「錯誤」でどれだけの損失を被るのか……
>そんな余裕のある農家がどれだけあると思いますか?

無農薬・有機農法に失敗して「人生を棒に振った人」が本当にいるんですか!?
今まで農薬や化学肥料を使っていた自分の田畑をいきなり「全て」有機に転換したんですか?
もしそうなら、やはり、やり方が悪かったとしかいいようがありませんね。
なぜそんな無謀なことをしたんでしょう。上手くいくかどうかもわからないのに、自分の生計がかかっている田畑を・・・・・・理解できません。
私だったら、慣行栽培をして生計をたてつつ、無農薬・有機に取り組む土地をいくぶんか確保し、そこで
無農薬・有機で無事育つかどうか、どうしたら虫がつきにくくなるか、いろいろ試しながら
様子を見て、上手くいきそうだったら全ての田畑を有機に移行します。
そうすれば無農薬・有機に失敗して人生を棒に振るようなことは起きないでしょう。


>だから現状では、一般の農家は慣行栽培で、少しずつ減農薬。無農薬をやれる人はどうぞどんどんやってくださいと、前回も言ったとおりです。

化学農薬に不安を感じないのなら慣行栽培作物を買えばいいんですし、不安を感じるならJASのついた作物を買えばいいだけのこと。こう言ってしまうと身も蓋もありませんが。


>ここでもう一度確認しておきますが、僕の主張のポイントは2つ。
>1.無農薬栽培を労働時間を極端に増やすことでしか実現できないなら、一般的なものとはなりえない。

ペーパーバーチさんは無農薬は労働時間を極端に増やすという考えに凝り固まっているようですが、
前に書いたように、たいして時間のかからない方法もいろいろあります。


>2.慣行栽培でも減農薬の方法は研究されている。十把一絡げに悪呼ばわりするのは
>妄想的な無農薬信仰とでも言うべきもので、ナンセンスである。

化学農薬の歴史を直視しても、あなたが国や殺虫剤メーカーが言うことを盲信し、減農薬は安全だと思っているなら、農薬は少量でも危険だという人達を馬鹿らしく思うだろうし、妄想的な無農薬信仰なんて変なレッテルをはることもできるんでしょう。
私からすれば、薬害エイズやBSEで国の安全基準がいかにあてにならないかが露呈され、殺虫剤メーカーが自社製品を「危険です」なんて口が裂けても言うわけないということを考えず、「低農薬なら安心」と言い切ることこそ妄想的であり、低農薬安全信仰こそナンセンスと思います。

年月が過ぎて、あなたが安全だとすすめる低農薬の薬剤が、体や環境に与える悪影響が新たに発見されたとき、あなたはどう思うのでしょう。
私を妄想的な無農薬信仰と馬鹿にしたことを思い出すのでしょうか。



>|上記のような悪どい連中は例外として、現に有機農法はビジネスとしてなり
>|たっていますよね。
>|自然食品の店などで売っている有機栽培のニンジンを食べたことありますか?
>|甘くて味が濃くてニンジンのニオイが強くて美味しいんです。
>非常に高価なものが、一部の人間を対象に成り立っているだけです。

「無農薬・有機栽培の野菜は非常に高い」という一昔前の考えに囚われすぎていませんか?
それとも、あなたの利用するスーパーなどはJASマークがついたニンジンが3本入り1,000円なんていう眼が飛び出るほどの値段で売っているんでしょうか。
JASじゃがいも600g入り248円が、大富豪にしか買えない値段でしょうか。
人の価値観は様々なのでJASじゃがいもが目の玉が飛び出るほど非常に高価だと感じる人がいるなら、それは仕方ないですね。


>椅子一脚で十万円手作り高級家具がビジネスとして成り立っているとしても、
>それを日本国民のほとんどが使うようになることは絶対にありませんよね。

例えがオーバーです。JASニンジンを手作り椅子一脚十万円と比較する発想が面白いですね。
(おちょくってる訳ではありませんよ。こういう考え方をする人がいるんだなと興味深かったんです。私には思いつかない発想です)


>先日、本当においしい理想の野菜の生産者として有名な方の著書をみたんですが、その方は土作りの
>ためには必要なものは何でも使うという考えで、一応メインは有機肥料のようでしたが、化学肥料も
>使っているようでしたし、必要に応じて農薬も「薬として」使うとの事でした。要するに栽培技術の
>問題であって、肥料が化学だからダメとか、農薬を使っているからダメとかいうのはナンセンスだと
>思います。

「美味しい野菜を作る」という観点から見たら、何でも使って美味しい野菜が作れたらそれは結構なことですが、安全面、環境面から考えると不安になります。
この方が使っているのは化学薬品の殺虫剤でしょう? それとも漢方やハーブといった自然界に存在するものでしょうか。


人体の健康や環境への取り組みは私のライフワークであり、昨今の自然食ブームに乗って騒いでいるのとは、ちょっと違います。
だから「化学農薬も安全と言われている物を少量使用すれば人体にも環境にも害はない」というような言葉を見ると、おもわず反論したくなります。
シルバーバーチの霊訓と出会ってまだ6年ですが、それ以前から環境の問題や農薬の人体に与える影響などに関心がありました。
動物愛護も私のライフワークであり、動物実験にも反対し続けています。

殺虫剤メーカーは動物実験をしていること自体、気に入りませんが、さらに不愉快な点は、自社製品を売るためにいつも「安全」だと主張し、様々な危険性や問題点が浮き彫りになってくると別の殺虫剤を開発し、また「安全」だと嘘をついて売り出す。これの繰り返しです。
そして生物を殺す化学物質「活性成分」と、それを強化するためにゴテゴテと添加される複数の化学薬品「不活性成分」の混合割合、比率が違った場合の危険性については提示していません。
イギリスの話ですが、ピレスロイド殺虫剤は26の製品が出ていて、「活性成分」「不活性成分」それぞれの組み合わせや比率が違います。
成分比率が違うもの全てをそれぞれ動物実験すると、とんでもなく高くつき時間もかかる、とのことで、やっていないようです。

動物実験から人や環境に有益な物は生まれないというのが私の長年の持論です。
シルバーバーチの霊訓に出会う前から、ずっとこの考えでしたが、シルバーバーチさんの言葉を読んで、やはり間違っていなかったと嬉しく思ったものです。

長々と書き込んでしまいましたが、私はペーパーバーチさんとケンカをするために書き込んだわけではありません。
化学農薬が低農薬なら本当に安全なのか、もう一度考えてほしかったからです。そしてJAS野菜が一脚10万円もする椅子に例えられるほど非常に高い価格で売られていて、一部の金持ちしか買えない状況なのかどうか、現状を再認識してほしいと思いました。

無農薬・有機栽培に失敗してしまった方たちも、どうか落ち込まないで、何度もチャレンジしてほしいと思います。
足を切断されたバレリーナと違って、そこに土地があるかぎり、再起復活することは可能だと思います。ぜひ頑張ってほしいと思います。

もう御存知かもしれませんが、今年の4月に発行された「狂食の時代」ジョン・ハンフリース著(永井喜久子、西尾ゆう子訳)には、最新の農薬情報が載っています。
抗生物質づけの食肉、養殖魚の実態、続発する新種の食中毒、暗黒の未来ー遺伝子組み換え食品、食品添加物の危険な歴史、失われた大地のバランス、有機農法は人類を救うか、など、なかなか興味深い本でした。

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1511 低農薬は安全か パート3
名前: あっこ  投稿日: 2002年05月22日 (水) 09時26分19秒

★パート3です★

>それから、ここであっこさんは有機農法と対比して、慣行農法の作物を「農薬・化学肥料づけ」と
>いいました。そういう杜撰な現状認識をこそ、僕は批判しているつもりなんですが、
>まったく理解されていないようですね。

化学肥料に有機肥料を混ぜている人がいるのも知ってますよ。ただ化学肥料の割合が多い農家もけっこういます。
畑の側を通っても鶏糞や牛糞、油粕など有機肥料特有の肥やし臭さがしないんです。化学肥料は無臭か、あまり臭わない物が多いと思います。化学肥料だと虫もあまりこないのか、ハエも飛んでいないし、ミミズもみかけません。

農薬づけに関しては、周りに田んぼや畑が多く農薬をまく時期になると具合が悪くなる人もいます。
人から聞いた話なのですが、「農薬をまくので窓を閉めてください」と親切に忠告してくれる農家もいるようです。
私の住んでいる地域も畑が多いですが雑草1つ生えていない畑が、あちらこちらにたくさんあります。除草剤のおかげでしょうが、雑草1つ生えていない、虫もいないから小鳥も畑を歩いていない・・・・閑散として自然界の営みが感じられず不気味です。こういう畑からは有機肥料の臭さがただよってきません。

昔住んでいた場所で近所に鶏糞を利用している農家がいまして、畑から肥やし臭さが漂って側を通るたびに「臭いな」と思っていましたが、ミミズはたくさん土にいましたし、ところどころ雑草も生えていて、虫も(ハエなど)ぶんぶん飛んでいましたし、小鳥も畑の間を歩いて、しきりに地面をつついていました。
キャベツに大きな虫食いがあってモンシロ蝶が畑の間を飛びまわってましたから、農薬も使ってなかったのかも。

ところで市場に出荷するものは絶対に食べず、自分ち用に無農薬・有機で作った野菜しか食べない、と農家からよく聞く話なのですが、理由を尋ねると「出荷するものは恐くて食べられない」と答えます。



>あなたも病気になれば薬を飲むこともあるでしょう。少しでも薬を飲んだら、果たしてその人は
>「薬づけ」ですか?

「少しでも薬を飲んだら薬づけ」ということは「少しでも農薬を使ったら農薬づけ」なのかと言いたいようですね。
「農薬を少し使用」ということにこだわっているようですが、少し使用しても前述したように残留することがありますよ。
農薬を少量のみ使用しても浸透性の高い物は表面だけでなく中まで浸透してしまい、よく洗っても落ちにくい場合もありますし。
この国で行われている試験は、農薬が残留しているかどうかではなく、どの程度残留しているかを調べているにすぎません。
テストされた作物の半数近くに化学薬品の残留が認められています。しかし、これらは最大残留基準を超えていないため市場で売られています。
これら作物に農薬が多く使われて残留しているのか、少なく使われて残留しているのかわかりませんが、農薬が残留している以上、危険性は高く、たとえ農薬の使用量が少なくても農薬づけで残留値が多くなった作物と危険性の面では一緒だと見なします。

毎日何種類もの野菜を食べる私たちは、それだけいろんな種類の農薬を体内に入れる危険性があります。
作物の種類によって使われる農薬は様々です。
これら複数の農薬が合わさったときの相乗効果の危険性について、政府も殺虫剤メーカーもきちんとした検査結果を公表していません。
単純に一種類、または二種類の農薬を使用した場合の検査結果を公表しているだけです。


>|>後継者は育つのか、
>|
>|これは農薬を使おうが使うまいが、現在農家の抱える悩みですね。
>こういう脊髄反射レスで無責任なことを言い放つ神経を疑います。よぉく考えて、ご自分がいかに
>無責任なことを言っているか考えてみることです。

あなたが無農薬・有機農法の技術に関して後継者は育つのかどうか疑わしい、と言っているようなので、技術がどうのというよりも農薬を使おうが使うまいが、農業をやろうと志す若者が少ない=後継者不足で、現在農家の抱える悩みですねと言っただけです。
これ以外に何か裏読みしないとダメですかね。無責任なことを言ってるつもりはないんですが。
あなたの人を馬鹿にしたような物言いのほうが問題だと思いますが。


>|これと同じで人体も環境も汚染する農薬を使った食物生産は神の摂理に反し
>|た方法だと私は考えています。
>|環境を汚さず人体にも安全な方法が人類に用意されていると思えてなりませ
>|ん。
>自動車は環境を汚染しますね。もちろん飛行機も電車も船も、どれをとっても「人体も環境も汚染する」
>ものです。そこで僕の立場は、どうせ使わねばならないなら、できる限り環境に負荷が少なく現実的な
>ハイブリッドの車を普及させよう。なるべく自家用車よりバスや電車に乗ろうというもの。

自家用車を使うよりもバスや電車を利用するのは私もやっています。


>あっこさんの主張は、ハイブリッドだって排ガスを出して環境を蝕む神の摂理に反するものだ。
>ガソリン車もアルコール車も、もちろんハイブリッドも全部ダメだ。電車だって発電所が環境を
>汚染しているじゃないか。太陽電池か水素燃料車にするべきだ。……というようなものです。

ハイブリッドよりも、より人体や環境に負荷を与えないものがあるなら、それを優先すべきだという考えです。化学農薬もしかり。使わなくてもすむ方法があるなら、それを優先すべきです。


>ま、確かに太陽電池の自動車も存在しますし、水素燃料の車も試作車は走ってますけどね。
>どうして今すぐにそれらがガソリン車と置き換えられないのか……説明の必要はありませんよね。

車メーカーの不況で技術開発・設備投資できないという産業界の反発、石油会社やガソリンを扱う業者などの反発、国が環境への踏み込んだ法的整備になかなか着手しない、など。
排ガスに関しては国がなかなか規制しないので東京都の石原都知事がディーゼル車に対する規制を強化しようとしています。
太陽電池や水素燃料の車が試作段階でまだ実用不可なら、現時点ではこれくらいの規制しかできないんでしょうね。こんな規制すら国は腰が重く、なかなか動こうとしない。
太陽電池や風力発電、水素燃料車など環境に優しいものがありながらも開発が遅々として進まず、既存のエネルギーに依存し続ければし続けるほど、地球の未来は地球温暖化など悲惨な状況になります。
現在も温暖化の影響で作物の虫の発生が増え、虫の出てくる時期も早まる傾向にあるようです。



>|>最近のエコロジー志向の高まりもあって完全無農薬の農業を志す人は多い
>|>ようですが、実際にはほとんどの人が挫折していると聞きます。
>|
>|おそらく、やり方が悪いのでしょう。
>|現に無農薬・有機栽培でJASを取得して頑張っている農家もいますから。
>そうですね。野球少年のほとんどがプロ野球選手になれないのは、おそらく「やり方が悪いのでしょう」
>現にプロ野球選手になっている人もいますから。美術大学の学生のうち一割以下しか作家になれないのも
>「やり方が悪いのでしょう」。現に画家として成功している人もいますから。完全無農薬を志すほとんど
>の人が挫折するのも「やり方が悪いのでしょう」ね。(以下略)

やりかた云々というよりは才能、素質の問題ですね。プロ野球選手や画家になりたくて、その道のプロにやり方を教わっても才能や素質がなければ無理かもしれませんね。(これはプロ野球選手や画家になれなかった人にとってはキツイ言葉だな・・・・私も才能や素質がなくて夢を断念したくちなので)
しかし、無農薬・有機栽培方法をするには、プロ野球選手や画家、ピアニストのような特殊なプラスアルファーの才能がないとダメなんでしょうか。
特殊な才能がなければ作物を作れないなら、有機作物がこんなにスーパーや店頭に並ぶことはなかったと思いますよ。
「無農薬・有機栽培の巨匠にしか作れない幻の野菜」なんてものになってたんじゃないですか。
成功した人にやり方やコツを教われば、プロ野球選手になるのとは違い、できるようになるのでは。
長年の農業生活から得た知識と自分なりの考えで有機に着手したが上手くいかず、無農薬・有機に成功してJASを取った人に栽培方法や土の作り方を学んで再トライしたのにできないとなると、その土地と作ろうとした作物との相性が悪いのか・・・・・やり方云々の問題ではないですね。



>無農薬の農業を志すほどの人は、失敗した人だってある程度は勉強しているはずですよ。
>少なくともあっこさんが知っている程度のことは全部知っているでしょう。人生をかけてるんですから。

独自に勉強して失敗して、それでやめてしまったんですか?
先人やその道の達人に教えを請うとか、違う方法で再度チャレンジするとか、しなかったんでしょうか。
人生をかけてるなら、なおさら。



>それでも大部分が失敗するようなものが、日本の自給率をカバーできるはずがないでしょう?

大部分が失敗するといいますが、そんなに失敗した方をたくさん知ってらっしゃるんですか?
大部分が失敗して成り立たないなら、現在JASマークのついた作物がスーパーの店頭に必ず売られている現実をどうお考えですか。
最近は店内の場所に生産地、生産者の顔写真とともに無農薬・有機野菜の特設コーナーが大きく陣取られていたりしますが、昔のように特定の小さな自然食品店でしか見かけなかったものが大型スーパーで流通しているのをどうお考えですか。
それだけ生産者や生産量が増えていて、消費者も買っているということです。
価格も初めて無農薬・有機のものが店頭に並んだときと違い、目が飛び出るような価格ではなく一般消費者が購入できる価格です。

現在、売られている無農薬栽培の作物です。
じゃがいも、さつまいも、長いも、にんにく、にんにくの芽、ニンジン、大根、かぶ、ごぼう、長ねぎ、葉ねぎ、白菜、キャベツ、レタス、根生姜、ほうれんそう、小松菜、かぶれ菜、べか菜、ルコラ、おかひじき、チンゲンサイ、春菊、ニラ、ズッキーニ、いんげん、生シイタケ、えのき、しめじ、まいたけ、ひらたけ、エリンギ、セミノール、レモン、みかん、甘夏、パイナップル、米、小麦粉、他にもあります。

これら全てが常時店頭に並んでいるわけではありませんが、無農薬栽培できるものが増えていますね。
トマト、きゅうり、とうもろこし、オレンジ、メロン、いちごは無農薬の物はまだ見たことがありません。


>|努力して試行錯誤を繰り返せば、霊界からヒントを得て、バラを栽培してい
>|る人のように、その作物にかなった病害虫対策を見つけ出せるかもしれませ
>|ん。
>要するに、まだ試行錯誤が必要で、それぞれの作物にかなった病害虫対策も見つかっていない状態。
>つまり現状では一般的なものとして考えるのは時期尚早ということでしょう? 

しつこいようですが、日本のスーパーでJASマークのついた作物がずいぶんと増えてきています。
それだけポピュラーになってきているということです。
イギリスの話ですが、有機食品の市場規模は1999年は5億5千ポンド、2002年は少なく見積もっても10億ポンドの大台に乗る予想です。
日本でも大手スーパーでも扱いだし、それほど高くない価格で販売されるようになってきました。今後が楽しみです。

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1510 低農薬は安全か パート2
名前: あっこ  投稿日: 2002年05月22日 (水) 09時24分53秒

★パート2です★

「カクテル効果」について

ご存知だと思いますが、人間の体は日々様々な化学薬品に暴露されています。
危険な化学薬品が使われた化粧品を顔に塗れば皮膚を通して体内に入ります。
人工香料・様々な化学薬品・界面活性剤を使った洗剤や歯磨き粉(フッ素入りなんてものもある)を使っていたら、体内に入ります。(フッ素は虫歯を防ぐといいますが、それ以前に体に有害な化学物質です)
パソコンをやればディスプレイのブラウン管から火炎防止剤として使われているトリフェニールリン酸エステル(有機リン系)という化学薬品が放出されています。家庭やオフィスの数多くの製品にも日常的に使われています。
トイレに行けば化学薬品の芳香剤が置いてあり、香りつきのトイレットペーパーからは人工香料がします。
風邪をひいた、体の具合が悪いといえば抗生物質をたくさん飲みます。
外を歩けば石油の排ガスがあり、バスやトラックからはディーゼルの排気ガスを吸い込みます。
工場で働いていたり側に住んでいたりしたら、煙突からの煙を吸います。
側でタバコを吸われて、けむくても商談をしていたら避けられない、ということもあります。
プラスチックについても有害な化学物質が空気中に溶け出しています。
そして残留農薬のある野菜や果物を毎日違うメニューで様々な種類をとり続けたら、それだけ様々な種類の農薬が体に入ります。
3日で排出したとしても体内に入ってきたときには人体は暴露されています。

私たちの体内では500種以上の化学薬品が混ざり合っています。それらは100年前にはどれひとつ存在しなかったものです。
こういった複数の化学物質が体内でカクテル効果で混ざり合ったとき、有害な影響が何倍にも増幅される可能性があると指摘されています。
現状で様々な化学物質が混ざり合った場合の臨床試験は行われていません。

化学物質過敏症という患者が増えています。
身近に溢れる化学物質に対する耐性が、カクテル効果のせいか突然、働かなくなり、身近に溢れる化学物質に反応して具合が悪くなり日常生活を送るのがとても困難になります。
一度発症すると完治するのは困難で、耐えがたい苦しみに自殺をする人も後をたちません。
全身疲労感や物が見えにくくなったり体がしびれたり思考が働かなくなったりして具合が悪くて動けなくなるので、昔は怠け者病だとか鬱病などとヒドイ言われかたをしていたようですが、現在はだいぶ認識が広まり誤解も減り、花粉症のように市民権を得ています。
他人事のように思っていても明日はわが身、いつ発症するかわかりません。
なぜなら誰でも体内にPCBやダイオキシンといった猛毒が多かれ少なかれ確実に蓄積されていて、3〜40年前に猛威をふるった非常に人体に危険な有機塩素系殺虫剤が蓄積されているかもしれないからです。
そして周りに溢れる無数の化学薬品を常に呼吸器、皮膚、食物を通して体内に取り込んでいる・・・・

農業にたずさわり安全だと言われていた農薬で化学物質過敏症を発病してしまい、さんざん苦しんで死んでいった方の話を身内の方から聞くと、痛ましくて涙が出ます。

ペットのノミとり首輪(有機リン系のクロルピリホスが使われていた。商品名はダーズバン)で発症して死ぬほどの苦しみを味わっている人もいます。
ダーズバンはアメリカ政府に認可され市販されていたポピュラーな家庭用殺虫剤です。
被害者が続出し、2000年にようやく全米の店頭から撤去され、家庭用と農業用の使用が禁止されました。
有機リン系殺虫剤は有機塩素系殺虫剤と違い、土中に長く残留せず日光や雨で分解し無害な物に変わり、体内に蓄積されることはない、安全だと言われていたものです。それが、この有り様です。
以前の農林省は安全であると太鼓判を押していて、それに対して、北里の石川哲先生は有機リン系の危険性を説いて当時の農林省と対決したそうです。
http://homepage3.nifty.com/ci/index.htm (Reality of CIをご覧ください)

会社でタバコの煙に含まれる有害な化学物質に長年暴露されつづけ、分煙を申し出ても聞き入れてもらえず、体を壊してしまい、化学物質過敏症と診断され職場を休んでいて一方的に解雇されてしまい、辛い体に鞭打って会社を相手に裁判をしている方もいます。
愛煙家の中には、この人にひどい言葉を浴びせかけ、侮蔑し非難している人も多々います・・・・・・。

車も現状では無害な電気自動車などは試作段階で販売されていませんし、仕事でパソコンをしたりすれば暴露を避けられません。タバコの煙害も避けにくいものです。工場でプラスチック製品を扱っていた場合も避けにくいものです。
避けられるものは、なるべく避ける、危険な物はなるべく体に取り込まない。
洗剤やシャンプーは人工香料や化学薬品、毒性の強い界面活性剤を使ったものはやめて、1日で水に分解してしまう環境に優しい純せっけんなどを使う。(市販の界面活性剤入りの台所洗剤をゴキブリにかけると死にます)
毎日飲む水だから、水道水の残留塩素や発癌物質のトリハロメタンを取り除くように浄水器をつける。
トイレに人工香料の芳香剤を置かない、ペーパーは無臭にするとか、化粧品も表示成分をよく見て危険な物が使われていたら使用を止め、安全な原料を使った化粧品を探すとか。
食品も合成添加物(ほとんどが石油から作られる化学薬品です)がなるべく入っていない物をさがす、出来合いの物はプラスチックのゴミが増えるので、なるべく買わないとか。
スーパーで農薬を使った慣行栽培のニンジンが3本入り一袋180円、JASマーク付きニンジン3本入り250円だったら、私は無農薬・有機栽培のJASニンジン250円を迷わず買います。



>それでもほんのわずかでも危険性があったら使ってはダメだとおっしゃるかも知れません。
>きっと家の中に蚊やゴキブリが出ても、蚊取り線香も殺虫剤も一切使わないのでしょう。
>殺虫剤は安全じゃありませんものね。

まあ、我が家では使いませんね。ゴキブリが出たらスリッパで叩くし、蚊は網戸があるので
滅多に入ってきませんし。入ってきても手で叩いて殺してます。
以前に家の猫がゴキブリを食べてしまって、殺虫剤を使用するのは危険だとつくづく思ったものです。



>ところで、20冊も出ているシルバーバーチの霊言集にも、さすがに農薬の話は出てきませんが、
>殺虫剤のことなら言及されています。

>  「すべての生命に敬意を抱かねばならないのは言うまでもないことで
>  すが、これも動機と程度の問題です。特殊な環境において病気の原因
>  となる虫が発生するので殺虫剤を使用するという場合は、その動機は
>  正しいと言えます。生きるための環境条件を確保する必要を考慮に入
>  れなければいけません。たとえばダニが発生した場合、その家に住む
>  者の健康を確保するという動機からであれば、スプレーして駆除して
>  しまった方がくつろいで暮らせます」
>  (『シルバーバーチの霊訓(8)』P.181)

ここにシルバーバーチさんの殺虫剤の話を持ち出すということは、くつろいで暮らすために殺虫剤を使っていいのなら、農薬を使ったほうが安心だと思っているペーパーバーチさんにとって、安心して、くつろいで食事をするためには野菜に殺虫剤を使ってもいい、という考えだと解釈しましたが、違ったら、ごめんなさい。

科学農薬を使った野菜のほうが有機より安全だと思っているあなたと、科学農薬を使った野菜は有機より危険だと思っている私の考え方の違いで、シルバーバーチさんの文章に対する解釈の仕方が違ってきます。

シルバーバーチさんも「特殊な環境において」と前置きしてますが、
「病気の原因となる虫が発生するので殺虫剤を使用するのは正しい」というのは、ダニ、ノミ、ゴキブリ、蚊のようにペストや赤痢、マラリアなどの病原菌を媒介し生命を脅かす危険性がある場合は、スプレー使用は生命を守るという意味で正しいということになります。

「病気から生命を守るために殺虫剤を利用するのは正しい」という理論を農業作物に当てはめた場合、こっけいですが、体内に入った残留殺虫剤が、かえって体に病をもたらす場合もあるわけです。
現に市場に出回った作物の抜き打ち検査で残留農薬が多く検出され、販売中止になったものもあります。
あなたが危険だと思う殺虫剤を使わない有機作物を食べても、今のところ生命に危険を及ぼしたという話を私は聞いたことがありませんので、「生命を守るために農作物に殺虫剤を使用するのは正しい」とは言えないように思います。

ところで、病気の原因となる虫を殺虫剤で殺しても、殺虫剤が全身にかかって死んだダニ、ノミ、ゴキブリ、蚊などの虫を人間は食べませんよね。
もし殺虫剤のかかったものを口にすることを前提に考えていたら、シルバーバーチさんは何と言ったか興味があります。

私の場合、昆虫忌避剤を使うなら化学薬品で合成された殺虫剤ではなく、自然界に存在し無害であるハーブや、それから精製した精油などのものを使います。
殺虫剤といっても化学薬品で合成された物、天然の物と様々で、天然の物ではシトロネラやカンファー、パイン、レモングラスなどが有名でしょう。
シトロネラはイネ科の草で、精製した精油の科学的な組成は、シトロネラ酸、ボルネオール、シトロネロール、ゲラニオール、ネロール(アルコール類)、シトラール、シトロネラール(アルデヒド類)、カンフェン、ジペンテン、リモネン(テルペン類)となってます。
昔は蚊をとるのに役立つロウソクの成分の1つとして広く使われていました。

カンファーは日本名は樟脳(しょうのう)で、タンスの防虫などに使われています。
これは昆虫忌避、殺虫以外に昔からコレラ、肺炎、結核などの重病に役立つことが知られていましたし、感染症全般を防ぐのに効き目があります。科学的組成は面倒なので省略。

パインはマツ科の植物で精製した精油は強力な殺菌消毒剤になります。ノミはこのニオイが嫌いで寄り付きたがりません。

レモングラスはイネ科の植物で虫全般を近づけず、ペットからノミや害虫を追い払うのにも役立ちます。
デオドラント作用もあるので、体臭をこころよく保つにも有益です。
レモングラスは母乳で育てている女性の母乳の出をよくします。

これらは、何千年というはるか昔から使われてきたもので、昆虫忌避・殺寄生虫・殺虫作用がありながら病にも効き、不思議と人体に無害、環境にももちろん無害です(有害だったら、とっくの昔に淘汰されている)。長い年月をかけて証明されています。

タンスの防虫について気になるので・・・・
パラゾール、ネオパラエースなどメーカーが安全性を主張し国が販売を許可している洋服ダンスの防虫剤(パラジクロロベンゼン製剤)はダイオキシンが含まれていることが判明しています。濃度は 0.19〜1.0pgTEQ/g

幅100×奥行40×深さ12.5の引き出しに指定された容量どおりに使い、4〜6ヶ月の有効期限が切れるたびに入れ替え、2年が経過した場合、ダイオキシン総量は約75pgTEQ(ピコグラム)。
パラジクロロベンゼンだけでも危険な発癌物質なのに、その上ダイオキシンまで入っています。

この検査結果に対し、厚生省担当者は「ダイオキシンはゼロであるべき」「主成分のほうが問題」などといっていますが、防虫剤の禁止はなされていません。
国が許可しメーカーが安全をうたって販売しているからといって、いったいどこが安全ですか。環境にも負荷をかけています。
防虫剤は時間がたつと小さくなって、なくなってしまいますが、消滅したわけではなく、気化してタンスから漏れ出し、部屋の空気を汚染し家の外へと広がっていきます。
もちろん体内へも入っていきます。
タンス用防虫剤には環境ホルモンのような働きをする化学物質も含まれていて、これも危険です。



>要するに程度の問題で、無農薬原理主義者の間違いは程度の違いをまったく考えず、
>少しでも使っていれば「ダメなものはダメ」という強迫観念に囚われているところです。

これも、安全な化学農薬があると思っているペーパーバーチさんと、世の中に化学農薬で安全なものなど、ひとつもないと思っている私の考え方の相違ですね。
パート1に書いた化学農薬の歴史遍歴云々と化学薬品過剰の危険性を読んでも、あなたが「安全だと言われている農薬を少量使用したものなら安全」と自信を持って断言するのなら、これはもう価値観の違いでどうしようもありません。

私のことを強迫観念に囚われた無農薬原理主義者と言ってるようですが、こういう言い方、なんかイヤだな・・・なら、あなたのことを低農薬安全神話盲信主義者と呼ぼうかしら。こういう変な呼ばれ方すると、イヤじゃないですか? 私はイヤですね。



>|神の摂理に反した方法(農薬・化学肥料づけ)だから虫がつきやすい弱い作
>|物になるのではないでしょうか。
>だからそれが開き直りだと言ってるんです。
>自分たちは無農薬だから虫がついているのは仕方がないと言いながら、慣行栽培の作物は
>弱っているから虫が付くなどと言う。

弱い物に虫がつきやすい、これは自然の摂理なんでしょう。
なら、隣接した土地で同じ作物を同じ時期に育ててみて、農薬・化学肥料を長年使いつづけた土地 vs 長年無農薬・有機栽培している土地、どちらも殺虫剤なしで育てた作物の虫のつき具合を見比べてみる。
それで、どちらも同じくらいの量の虫がついていたら、開き直りと言ってもいいですよ。

生物学者の実験で、ある値を超える量の合成化学物質を定期的に散布すると、相当な数の土壌微生物が死に絶え、土壌の中の有機物が乏しくなる。これは殺虫剤や除草剤だけでなく合成窒素などの肥料を使っても同じであり、化学薬品をまかない区画にいる微生物を10とすれば、まいた方は1になる、という結果が現れています。
土壌の有機物が乏しい土地で農薬を使わずに育てたら、土壌の有機物が豊富な土地で農薬を使わず育てた作物よりも弱く、そのせいで虫もつきやすいと考えられますが、これもあなたの言う開き直りですか。

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1509 低農薬は安全か パート1
名前: あっこ  投稿日: 2002年05月22日 (水) 09時23分18秒

>あっこさん、はじめまして(ですよね?) スピリチュアリズムの話とは違っても気にしなくて良いですよ。

ご挨拶が遅れました。掲示板をときどき読ませていただいてます。
ココに限らず、どこの掲示板にもほとんど書き込みしないのですが、今回は何故か、ふと書き込みたくなり、気がついたら投稿してました。
書きたいことがたくさんあり、今回も非常に長くなってしまいましたので、「低農薬は安全か」という題名で、パート1からパート4まで4回に分割して投稿します。
読むのが大変だと思いますが、時間がありましたら目を通してみてください。忙しければ読み流してしまってもかまいません。レスがなくても気にしません。この長文にレスするのは、かなり大変だし時間もかかると思うので。


>ただしもちろん、技術的進歩を考慮しても、現状では完全無農薬は主流にはなりえないということです。

野菜の種類にもよると思います。比較的無農薬で育てやすいもの、トウモロコシのように難しいものなど、いろいろありますし。
イギリスでは無農薬・有機栽培がかなりのマーケットシェアを占め、主流になりつつあります。
気候風土の違いもあると思いますが、日本もその土地に適した無農薬・有機栽培でマーケットの主流となる日も、そう遠くないかもしれません。
日本の大型スーパーやデパートにも常時JASつきの無農薬・有機栽培の作物が売られるようになりましたし、価格も慣行栽培の野菜とそれほど変わらず一般消費者が買える価格です。
ネット通販もさかんで、宅配で毎週送ってくれるところもありますし。
今日も近所のスーパーでJASのジャガイモ一袋600g入り248円を購入しました。慣行栽培のジャガイモは1kg入りで同じような値段でした。



>僕は何も「やる気がある」ことがダメだとは言っていません。しかし、無農薬を
>実現するために極端に手間が増えることを善しとしているようでは、それこそ進歩は望めません。
>これではダメだと思ってくれなくては。
>有希さんのご発言や、今回のあっこさんの投稿からは、そういう問題意識が感じられないのです。
>妄想的な農薬・化学肥料嫌悪と、盲目的な無農薬・有機肥料信仰は感じられるのですが……。

前回、書き込んだときに、害虫駆除の方法に蜂を利用したり、昆虫のフェロモンを利用する方法も書きましたが、これらは、それほど手間が増えるとは思えません。
人間がアブラムシを手で潰していくなどのやり方に比べたら、はるかに効率的です。
私は極端に手間が増える方法ばかりではない、という意味もこめて書いたのですが、読み取ってもらえなかったようですね。
あげくに問題意識が感じられない妄想的な農薬・化学肥料嫌悪、盲目的な無農薬・有機肥料信仰という言い方をし、まるで人をヒステリー女のように言う。どうかしています。
少なくとも私はあなたのことを「低農薬安全神話狂信者」というような変なレッテルをつけたりして失礼な呼び方をした覚えはありません。


>|農薬で危険性の少ない物なんて、あるんでしょうか。
>|シルバーバーチさんにお聞きしたいものです。「人体に安全な危険性の少な
>|い農薬って、ありますか?」と。
>|農薬は体に蓄積されますし、土壌から河川に流れ出し環境を汚染します。
>全ての農薬が体に蓄積されると思っているんでしょうか? そんなありえない話が根拠ですか?
>「危険性の少ないもの」……もちろんあるに決まってるでしょう。多いか少ないかは比較の問題です。
>ちょっと昔までは主に有機水銀剤やBHC、DDTなどの有機塩素殺虫剤などが使われていました。
>これは残留性も強いですし、環境汚染も深刻でした。しかしこれらの「危険性の大きいもの」は
>1960年代後半に禁止されています。現在使われているものは、それらと比べて遥かに
>危険性の少ないもの」です。

ありえないと思う根拠は何ですか?
全ての農薬が体に蓄積されないと誰かが絶対の保証をしているのですか?
あなたは無害もしくは危険性の少ない農薬が存在し、体に蓄積されない農薬があるとお考えなのですね。
農水省などのお役所や、殺虫剤メーカーの「現在使用許可がおりている農薬は安全です」という
言葉を盲信しているんですか?

これから書くことは既にご存知かもしれませんが、
比較的新しく使われている殺虫剤は、食べ物と一緒に飲み込んでも三日以内に排出されると言われています。
だからといって必ずしも無害ではありません。長くとも3日は体内に残っているのですから。
それに、一定量を定期的に体内に取り込んで農薬に暴露され続ければ、新陳代謝に悪影響を与え、免疫機構を狂わせホルモンを乱し、神経系や心臓、肺に害を与える危険性があり、胎児や乳児にとっては最もリスクが大きいと言われています。

イギリス医師会は「殺虫剤、化学薬品及び健康への指針」の中で「食物や水に残留している低レベルの各種殺虫剤に日常的にさらされる危険を避けるのは、ほとんど不可能である。長期に渡る低レベルの暴露は長期的には毒性を示す可能性があるので、これに起因して副作用が起きることが懸念される」と述べています。
また「長期的な影響は、ある化学薬品に長期間さらされた後でなければ表面に現れない傾向がある」と述べています。
現在あなたが低容量・低レベルなら安全と主張する農薬が、今現在、何も症状が出ないから安全だと豪語する自信がどこからくるのか不思議でなりません。

ホームセンターなどで家庭園芸用に気軽に売られている農薬ですが、低農薬で比較的安全とされているオルトランA、ポロポンA、Bの危険性は一番弱い1ランクに分類され許容できるとしながら、魚毒性(水生生物に影響を与える農薬)の分類はBクラスで、養魚田や池の周辺で使用してはいけないことになっています。

「有機塩素系殺虫剤」は非常に効果的な殺虫剤ですが副作用は破壊的で、毒性はほとんど分解されず土中にとどまります。この殺虫剤も長年、国やメーカーによって「安全」だと言われ続けていましたが、現在使用を禁止している国は多数あります。

世界で段階的に使用禁止になっていった有機塩素系殺虫剤にかわって、今度は「有機リン系殺虫剤」が出現し、有毒科学薬品の1つの系統がなくなって、さらに毒性の強い別の系統が出てきました。
この農薬の利点は土中に長く残留しないといわれ、日光や雨の作用で分解し無害な物に変わるといわれています。
有機塩素系殺虫剤と違い動物の体内にとどまって徐々に蓄積されることはないので、メーカーは「安全」だと主張し、国も認可しました。
しかし殺虫剤が持続的な害を与えるためには体内にとどまる必要はなく、暴露され続ければ体に悪い影響を与えるのは自明の理。
有機リン系殺虫剤が分解され体内に蓄積されることはないと断言できないと考える科学者や毒物の専門家もいます。
有機リン系殺虫剤は脳を攻撃することで致命的な作用を及ぼします。
神経細胞と神経細胞の接合するシナプスに作用して、細胞から細胞への信号の伝達を不可能にし、その結果、脳から送られてくる何十億もの情報が伝わらなくなってしまう。
この物質を一定の量だけ体内に取り入れたら死ぬことになり、死ぬほどの量でなくても集中力がなくなったり体が麻痺したり心臓や呼吸器の病気にかかる危険性があります。
「注意欠陥障害」として治療を受ける子供が「有機リン系殺虫剤」が大量に使われるようになった時期と重なっていて、関連性を疑っている科学者や医者もいます。
有機リン系殺虫剤が人体に有害であるという証拠は長い間しだいに増え、短期間に大量に浴びた場合と長期に渡って少量浴びつづけた場合のどちらも長期的な影響が出て、その1つが神経障害です。

有機リン系殺虫剤にかわってメーカーは今度はピレスロイド系殺虫剤の販売を始めました。
今回もまた、いつものごとく「安全性」を主張しています。
合成ピレスロイドは有機リン系殺虫剤と同様、容易に分解され土中に残らず人体に蓄積もしないと言います。
合成ピレスロイドは殺虫効果は弱く、噴霧器のノズルから噴出され害虫に当たるまでに毒性はなくなってしまうので虫は酔ったようになるが、すぐに元に回復してしまう。
毒性を持続させるために「増強剤」という化学薬品をプラスすることになりましたが、これによって予測のつかない結果を伴う複数の化学薬品の相互作用の危険性という問題が出ています。

農薬の歴史を見ると、メーカーが安全だと主張して売り出し、問題が出てくると別の農薬を安全神話とともに売り出し、それも危険となると、また別の農薬を安全を主張して売り出す・・・・これの繰り返しです。だからメーカーが安全性を主張しているからといって、低容量・低農薬なら絶対安全だと思い込むのは私は危険だと思います。

殺虫剤のうち、医者が一番心配しているのは内分泌かく乱物質(環境ホルモン)を含んだ物です。
環境ホルモンはまだ完全に解明されたわけではなく、今後農薬から新たなものが検出される可能性もあります。
ホームセンターで手軽に買える農薬の注意書きにも「内分泌かく乱物質(環境ホルモン)を含んでいます。使用中はマスクをし、体に農薬が触れないように厳重に注意してください」というように書かれています。
こういうものも、あなたが言うように低農薬で少量使うなら安全ですか? 環境には影響を与えませんか?
ホームセンターで簡単に購入できてしまうんですよ。これと同じ農薬が農業にも使われています。

新薬の場合は一般に販売許可がおりる前に人間を使った臨床実験を行うことが法律で義務付けられていますが、殺虫剤に関しては適用されていません。
殺虫剤マラチオンは食事に含まれるタンパク質の量によって毒性が変動します。
野菜をメインにとるベジタリアンや動物性タンパクをあまり取らない人にとっては低農薬・少量使用だとしても危険性が増します。

クロルピリホスは現在、世界各国で農場だけでなく家庭でも使われている殺虫剤ですが、2000年6月、アメリカ政府はそれが子供の健康を損なうという新たな証拠が見つかったと発表しました。この殺虫剤はネズミの脳に損傷を与えた可能性があるようです。
この殺虫剤は神経系に有害であることは知られていて、さらに雌羊の甲状腺に影響することもわかっています。ガンとの関連性も疑われ、男女の生殖器の奇形とも関係があるといわれています。この農薬は世界各国でリンゴに散布されています。

カルベンダジムはイギリスで普通に使われている殺菌剤です。
芽キャベツ、黒スグリ、トマト、イチゴ、リンゴ、穀類などなんにでも使われます。
この物質は組織内の細胞の構成をかく乱することにより、ネズミの精子を作る機能を乱し、精巣の発達を妨げます。
実験によれば、ネズミの子宮内の胎児にカルベンダジムを与えたら眼球がない、脳に水が溜まる水頭症などの奇形を起こしています。
イギリスから小麦粉を輸入したら、もれなく残留カルベンダジムもついてくるかもしれません。

ビンクロゾリンも殺菌剤で菜種、リンゴ、豆類に使われます。
これは「反オス」効果を引き起こし、子宮内のオスネズミの胎児に少量与えると生まれた後に生殖器に一連の変化が見られ精子数も減少しました。
この農薬は2000年夏にECが定めた内分泌かく乱物質の「優先リスト」草案に載っていますが、対策は何も講じられていません。

他にも、まだまだありますが、これら殺虫剤・殺菌剤は全て「安全」だとして今まで販売されてきて現在も使われています。
わずかな量なら使用しても安全といえますか。体に蓄積されないから安全ですか。
蓄積されなくても体外に排出されるまでは体内にとどまっているんですよ。
こういう様々な殺虫剤、殺菌剤を毎日少量とはいえ様々な作物から体内に取り込んでいたら、肝臓の解毒機能がおいつかなくなったとき、いったいどうなるか・・・・それに内分泌かく乱物質は本当に体内に蓄積されないのでしょうか?
世界的な傾向として生殖器系を患う人が増えてきているようです。

殺虫剤には生物を殺す化学物質(活性成分)以外にも溶剤、増粘剤、増量剤といった化学薬品「不活性成分」が含まれています。
食物にしっかりくっつくように界面活性剤や安定剤が使用されていたりします。
アメリカ環境保護局(FDA)は不活性成分として使われている200あまりの化学薬品を、大気や水を汚染する有害物質に分類し、そのうち21は発癌物質であることが判明、14は極めて毒性が高いと判定されています。内分泌かく乱物質ではないかと疑われている物もあります。
日本は規制の甘い国で、食品添加物にしても351品目許可し、この中にはスクリーニングテストで危険だといわれている物も含まれます。
アメリカで133品目、ドイツで64品目、フランスで32品目、イギリスで21品目、許可されています。
これだけ見ても日本は添加物大国なので、農薬に関しても危険な「不活性成分」を許可している可能性があります。

農薬の臨床試験について動物実験が行われていますが、動物実験では人間への有害な影響について必要なことが必ずしも全てわかるわけではありません。
有機リン系殺虫剤が人間の脳や神経系にわずかな変化を生じさせますが、それは動物実験では不可能ではないけれど検出が難しい。だから検出された場合は非常に危険だということです。
それに、農作業で有機リン系殺虫剤を長年浴びたために、ひどい症状が出る人もいるし、何も出ない人もいる。
人によって化学薬品に対する耐性がどれほど違うのかわかっていないのだから、動物実験でOKだったから人間にも即安全、とはいかない。

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1507 キートンさんへ
名前: きりこ  投稿日: 2002年05月22日 (水) 06時28分28秒

おはようございます。

実情を知らずに農業を一方的に批判されることに対してムキになるのは、
両親の苦労を知っているからです。
農業は本当に大変です。
早朝から夜遅くまで必死になって重労働をしなくてはなりません。
それでいて、両親の収入は私の公務員収入よりも少ないです。

実情を全く知らない理想主義者が、農家が霊性に反しているが如き行為を行っていると一方的に批判することは、
両親や農業従事者全般をを強く侮辱していることになり、見過ごすことはできません。

ただ、キートンさんのアドバイスは参考にいたします。
有難うございました。

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1506 老婆心ですが・・・
名前: キートン  投稿日: 2002年05月22日 (水) 00時54分30秒

きりこさんへ
行政と農業。どちらも公的性質の強いお仕事(活動)に従事していらっしゃいますね。これまで何度かの書き込みを拝見して、農業に対する強い情熱を感じています。現場にいる方の一人の正直なこころとして、具体的な点も含め勉強をさせていただきました。

理想と現実の間の葛藤。取り巻くさまざまな事情。
それに直面しているゆえに、腹立たしく思われる心情は理解します。
ただ、どうぞあまりムキにはなられませんように。
(決して茶化して申し上げているのではありません)
「珍香も焚かず、屁もひらず」
使いものにならない役立たずを表現した言葉ですが
真理を学んだり行ったりする根底にも
もともとは強い叫びにも似た情熱があってこそと思っています。
いくつかの投稿を拝見しただけで、個人的な感覚に過ぎませんが
そうした意味で、きりこさんは良い性根をお持ちの方ではないかな?と
僭越ながらお見受けしています。
であればこそ申し上げました。
(またネットだからという面もありましたが)
義憤もおこらないような態度では物事は成りがたい。
ただ、もう一歩掘り下げて腹立たしさの根底にあるものを見切ったら
それはまた新たな心境の発見にもなると思えます。
もちろん容易いことではないですが
勝手ながら期待してもみたいと、老婆心ですが送らせて頂きました。

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1505 基本的な認識として
名前: きりこ  投稿日: 2002年05月21日 (火) 22時14分32秒

食糧(特に穀物)、石油、情報は、国家最重要戦略物資(資源)です。
わが国は、この殆どを対外依存しているのはご存知のとおり。
つまりは生命線を海外に頼っているわけです。

われわれの優雅な食生活も、IT生活もすべて他国の資源で賄われています。
マラッカ海峡で有事が発生してシーレーンが寸断された場合、あるいはイスラエルとシリアがレバノンで全面衝突を開始した場合、日本の安泰などすぐに吹き飛んでしまいます。
石油危機、食糧危機が現実問題として眼前に現れてくるでしょう。

わたしは、そのときこそ、農業やエネルギーを含めた我が国の今後を、国全体で本気で考える、良い機会になると思います。

我が国は、危機に直面しないと真剣に考えることが出来ない体質になっていますから。
ただ、心配なのは、危機の最中に「小田原評定」を繰り返し、取り返しのつかない事態に陥る危険性が凄い有る、という点ですね。
私も役人なのでよくわかりますが、日本の官僚機構も政治機構も、平和に慣れすぎて、有事に全く対応できないんです。

今回の国辱事件でもそうですが・・・

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1504 現実を直視してください。
名前: きりこ  投稿日: 2002年05月21日 (火) 21時24分00秒

みのりさんこんにちわ。
私は、この掲示板みていて腹立たしく思うのは、現実を判らないで一方的に
農業を批判する人が貴方も含め、案外いることです。
日本のスピリチュアリストには、農業従事者が少ないようですね。

わたしは、農薬が最低限必要なこと、完全無農薬が非現実的であることを具体的に説明しました。

なんで、農業をことさらに批判するのでしょうか?
いい加減に止めていただきたい。
批判するのであれば、自分で実際にやって見てから批判なさるがよろしい。

あなたの文章は、丁寧には書いてあるけれど、内容的には農業や農家にたいする物凄い侮辱だということに、気がついていますか?
理想論を、部屋の中で、自分の頭だけで考えるのが霊性進化だと思っているならば、それは間違いです。

繰り返すようですが、有機栽培は十分あり得ますが、無農薬は不可能です!!
できるとしたら、ダウケミカルやカーギルの作った遺伝子組替作物くらいでしょうが、日本では当然ながら栽培されていません。

農業批判は、ほんとうに、いい加減にしていただきたい、本当に!!!
批判される方は、さぞや霊性進化・利他愛に則った仕事をなさっているんでしょうが。(皮肉)

それにね、我々がいまやってるパソコンだって、大量の電気が使われている、その電気は後世に大変な災いを残す原子力から生み出されているんです。
火力も水力も甚大な環境破壊を惹起しています。
文明国に居る限り、みな環境破壊や霊性に反することに、完全に無縁でいられるひとなど居ないんですよ。
自分自身を棚に上げて、農業を批判するのはアンフェアです。

いやになるけれど、一応追記。
現在日本で使われている農薬は、殆どがピレスロイド系です。
24時間もしないうちに、完全に分解します。残留しません。
値段は高いですが。

有機水銀系やDDTは現在、中国や東南アジアで盛んに使用されています。
こちらは強く残留します。
アメリカでも、輸出用は結構規制が緩いそうです。

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1503 納得したことと次の疑問
名前:  みのり  投稿日: 2002年05月21日 (火) 17時46分35秒

ペーパーバーチさん、丁寧なレスを早速いただきましてありがとうございました。

> たぶん皆、基本的なところはそんなに違ってなくて、ちょっとした方
向性の違いが出ているだけなんじゃないかと、僕は思ってるんですけ
ど……。

でも、方向性って、ちょっとでも違うと行く行くはかなり違っちゃわないでしょうか。

ペーパーバーチさんの書いてくださったことですが、

> そういう勝手な思い込みで、シルバーバーチが明確に言っていることを全く逆の解釈をすることだけはしてはいけないと思いますよ。そういうことを始めたら、それこそどんな都合の良い解釈でも出来てしまいます。

なーるほど、そうですね。勝手な解釈をしてすみませんでした。これから気をつけます。

この段階で私の知識を総動員!!というと大げさだけれど、ちょっと頑張って考えてみました。
例えば私はまだ人生経験なんてそんなにないから自分勝手に判断してしまうところがよくあって、よく祖母にたしなめられます。「今はそれでいいけど、世の中はそんな理屈どおりには行かないよ」とか「あなたが体験していないことは山ほどあるんだから、今の頭で判断したら間違いだらけだよ」なんてよく言われます。自分では正しいと思っていても、祖母から見ると薄っぺらな思考に見えるらしいのです。自分では「けっこういい線いってるのに」って思っているんですけど、たぶん祖母の言う通りなんだと思います。

そんなところから考えてみると、霊界三千年の知識はどんなに立派な人間よりもはるかにすごいですよね。地上の人間の考えることなんてすごく薄っぺらいし、きっと間違いだらけなんじゃないかって思いました。間違いだらけだから戦争とか犯罪とか、いろいろ起こ るんですよねきっと。

「長く生きている人の言うことは聞くもんだよ」という祖母の言葉と合わせて考えてみたら、自分では納得のいかないことでも、先人たちが体験して得てきたことはきっとその通りだから、自分の考えはいろいあっても、先人たちの言うことをまず素直に聞いてみた方がいいのかもしれないな、と思いました。

そうしたら、山田さんの書き込みがあって、すごく納得しました。
私が感じた理性を越えた部分というのは「霊性」であり「信仰」だったんですね。「信仰」というとまだよくわからないけど、「霊性」という言葉はとてもよくわかりました。とりあえずはシルバーバーチの言っていることの方が地上の人間の考えよりずっと正しい、ということを頭の中心に置いて考えていこうと思いました。

次に、私の疑問の第二弾です。
ペーパーバーチさんが「勉強会」の中で「プロ意識」のことを語られているということでしたので、それを読んだら、これこそ利他愛だし、商売にはそういう意識がとても大切だというのがわかりました。ショッピングに行った時に、店員さんがこういう風に物を進めてくれたらどんなにうれしいだろうと思いました。でも、その後のペーパーバーチさんの書き込みだと、勉強会で発言されていたこととはなんだか違うように感じたのですが、本当のところはどうなんでしょうか。

きりこさんとペーパーバーチさんの農業の話はとても現実的で、私の知らないことばかりだったので勉強にはなりました。だけど、これは利他的な発想ではなくて、自分たちの生活を守ろうとしているようにしか見えませんでした。それに消費者への責任転嫁も感じたし。もちろん消費者はいい加減だし、自分たちに都合のいいものしか買わないから、生産に携わる人たちはどんな職種であっても大変だなあと思います。でもそんな中で消費者にとって良い物を生産するということが利他愛なんじゃないかなと思ったんだけど違うのかなあ。

あっこさんの書かれたことはずっと現実的で霊的な方向の意見に思えたんですけど、これも農業の実情を知らないから言えることなのかなあ。でも、確か地上の実情と霊界の法則は別なんですよね。

あっこさんはアトピー体質なので、無農薬とか有機栽培のものしか食べられないと書いてありましたけど、今はどんどんアトピーの子供が増えているそうですね。そう思うと、農薬とか添加物を使ったものを食べ続けるということは、自分の子供とか孫をジワジワとアトピーにさせているようなものですよね。このまま行くと、20年後はアトピーの人ばかりになるような気がします。

きりこさんの意見も切実でよくわかりましたけど、人類の将来のことを考えたら、今の政治改革じゃないけど、大改革がいるのかもしれないなと思いました。生活のことばかりを心配してズルズルと農薬とか添加物を使い続けていたら、そのうち人間の肉体も破綻状態になる日が来るような気がします。気がついた人から、痛みを我慢して変えていくしかないのかもしれないなと思いました。

長くなりましたけど、今日はここまで考えましたから投稿します。
では失礼します。

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1523 名前: ペーパーバーチ  投稿日:2002年05月23日 (木) 02時26分26秒
みのりさん、どうも。


|でも、方向性って、ちょっとでも違うと行く行くはかなり違っちゃわないで
|しょうか。

だから議論するんですよ(^^)


|とりあえずはシルバーバーチの言っていることの方が地上の人間の考えより
|ずっと正しい、ということを頭の中心に置いて考えていこうと思いました。

逆に質問しますね。

みのりさんのこういう考え方は、尊師の仰ることだから正しいはずだと思って、サリンを撒いたり人を殺したオウム真理教の人たちと、いったいどういうふうに違うんでしょう? どうです。説明できますか?
(これはイジワルで言ってるんじゃなくて、きちんと説明できないのにこういうふうに思っていると、本気で危ないですから)


|でも、その後のペーパーバーチさんの書き込みだと、勉強会で発言されてい
|たこととはなんだか違うように感じたのですが、本当のところはどうなんで
|しょうか。

完全に首尾一貫しているつもりですよ。正しいか間違っているかはともかく(自分が絶対に正しいなどとは思っていませんから)きちんと僕の言わんとするところを理解されれば、どちらも同じ思考原理から導き出された発言であると理解できるはずです。「なんだか違うように感じた」とすれば、どこかを理解しそこなっておられるのだと思います。


|あっこさんの書かれたことはずっと現実的で霊的な方向の意見に思えたんで
|すけど、これも農業の実情を知らないから言えることなのかなあ。でも、確
|か地上の実情と霊界の法則は別なんですよね。

机上の空論を振りかざし、嘘まで吐いて、現実に農業に従事している人間を侮辱しているあっこさんの発言が、現実的だったり霊的な方向だったりするとは、少なくとも僕は思いません。霊界の法則を知るということは、地上の事情を無視することとは違いますし、ましてや自分のと考えが違うからといって議論の相手を「今生きている自分だけ安泰ならいい、という考え」などと決め付けるのは、ただ単に宗教的信念に取り付かれているだけで、霊的でもなければ現実的でもありません。信仰を否定されたカルト信者が、反対者をサタン呼ばわりするのと同じ反応をしているだけのことです。


|あっこさんはアトピー体質なので、無農薬とか有機栽培のものしか食べられ
|ないと書いてありましたけど、今はどんどんアトピーの子供が増えているそ
|うですね。そう思うと、農薬とか添加物を使ったものを食べ続けるというこ
|とは、自分の子供とか孫をジワジワとアトピーにさせているようなものです
|よね。このまま行くと、20年後はアトピーの人ばかりになるような気がしま
|す。

そうですね。だからこそ、農薬も危険性の少ないものが研究されているわけです。もちろん過信は禁物ですよ。しかし、まるで陰謀史観のように、農薬と名がつくものは何もかも危険なのは同じ(危険性が少ないものはないと言っていましたね)だからダメなんだという態度で、減農薬ということまで全て否定するのは、それこそ自分さえ良ければという態度でしかないでしょう。

完全無農薬で全ての作物を、日本人全員がそれだけを食べて生きていくようにするなど現状では不可能です。対して、危険性の少ない農薬、減農薬なら、開発され次第すぐに、日本人全員がその恩恵に与れるわけですから(これは空論ではなく過去にも実現してきていることです)。現状では無農薬では栽培できない作物が存在することは、あっこさんご自身も認めているのに、どうして減農薬の方向を模索することを否定できるのか、宗教的信念と言う以外に僕には理解できません。

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1502 ペーパーバーチさんへ
名前: 山田  投稿日: 2002年05月20日 (月) 23時38分13秒

こんにちは、ペーパーバーチさん。
まとコメにて「涙が出てきた」と最高の言葉を頂きまして有難うございます。初めての投稿だったので本当にうれしく思いました。
ペーパーバーチさんは私よりかなりの実践をして来ているんですね、びっくりしました。すばらしいことですから、ご自分のやって来たことをハズカシイなんて言わないで下さい。
ご自分で考えた事でしょうから、宗教団体の信者のように言われるままにやった実践とは全然意味が違うと思います。
きっとそういう実践体験があるからこそ、今のペーパーバーチさんがあるんですね。

ビッグママさん、みのりさん、ペーパーバーチさんが「理性で納得できるものだけを受け入れる云々」について書かれた一連の内容は、私も以前から考えていたことなので、少し書いてみます。

ペーパーバーチさんが、みのりさんに対して書かれた最後の分で

>つまりこの文脈に於いてシルバーバーチの霊訓を信頼するなら、仕方が無く使われるのは“理性”ではなく“信仰”でしかあり得ない。っと、そういうことです

これは私もそう思います。でも、ビッグママさんが言われているのもこういうことなんじゃないかなと思いました。
シルバーバーチの霊訓が一番正しい内容だと思えたのなら、たとえ受け入れられない所があったとしても、そこは正しいという事を信じて受け入れてみるべきでしょう、ということを言いたかったように思うのです。
そうするとペーパーバーチさんが言われた“信仰”の部分になってきますよね。

それと「理性で納得できるところだけ受け入れれば良い」というだけでは、進歩がないのではないでしょうか。
皆さんは、心の中の部分で、ここは理性、ここは自分のエゴと区別がつくのでしょうか? 区別がつくのでしたらすごいと思います。
私は正直言ってまだ未熟だからわかりません。だから自分が納得できないところは「どうして納得できないんだろう?」と色々探ってみるようにしています。すると地上的な好き嫌いだったり、受け入れたくないというエゴが入っていたり、自分をかばう思いが入っていたりと色々見えてきます。
そういう時は、やっぱり自分に都合の良い自分勝手な判断を信じないで、一旦は霊的真理を受け入れてみます。それから自分の判断が正しいのか、それともシルバーバーチの言っていることが正しいのかを、自分の体験を通して確認するようにしたいと思っています。
そうしないとそこから1歩も先へ進めないんじゃないかと思うからです。
そうなるときっと“信仰”の部分というのは、シルバーバーチの言う“霊性”の部分と繋がるのでしょうね。

少し長いんですけど、シルバーバーチの霊訓の中にこんなことが書かれています。

 「自分が果たしてどの程度の人間か、どの程度進化しているかを自分で判断することは、今のあなた方には無理なことです。判断を下す手段をもち合わせないからです。人間は霊的視野で物を見ることができません。四六時中物的視角で物事を考えているために、判断がことごとく歪んでおります。魂への影響を推し量ることができない。そこが実は一番大切な点です。肉体が体験することは魂に及ぼす影響次第でその価値が決まります。魂に何の影響も及ぼさない体験は価値がありません。霊の力を無理強いすることは許されません。神を人間の都合の良い方向へ向けさせようとしても無駄です。神の摂理は計画通りに絶え間なく作用しています。賢明なる人間ー叡智を身につけたという意味で賢明な人間は、摂理に文句を言う前に自分から神の無限の愛と叡智に合わせていくようになります。そうした叡智を身につけることは容易なことではありません。身体的、精神的、霊的苦難が伴います。この三つの要素のうちの二つが絡むこともあれば三つが全部絡むこともあります。霊性の開発は茨の道です。苦難の道を歩みつつ、あとに自分だけの懐かしい想い出の標識を残していきます。」(シルバーバーチ1−110)

本当に長くなってしまいましたが、きっとビッグママさんの言っていることはこうした内容じゃないかと思います。
霊訓の中にあるように、自分の理性で納得できたものだけを受け入れるのでは、やっぱり霊性の開発にはならないんじゃないかと思うんです。
それを他の宗教のような盲信と同じレベルと考えるのは、少し行き過ぎじゃないかと思うのですがいかがでしょう。

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1522 名前: ペーパーバーチ  投稿日:2002年05月23日 (木) 02時21分56秒
山田さん、こんにちは。

|皆さんは、心の中の部分で、ここは理性、ここは自分のエゴと区別がつくの
|でしょうか? 区別がつくのでしたらすごいと思います。

完全に区別はつかないかも知れませんが、自分の心の動きを見つめて、どこまでが理性でどこからがエゴなのか……その中で自分はどういう判断をするべきなのか。霊性の発達とは、そういう能力も磨かれることだと思います。理性では分からないから信仰で突き進んでしまう……それはとっても簡単なことですが、そういうので霊性が発達するとは、残念ながら僕には思えないんです。


|そういう時は、やっぱり自分に都合の良い自分勝手な判断を信じないで、一
|旦は霊的真理を受け入れてみます。それから自分の判断が正しいのか、それ
|ともシルバーバーチの言っていることが正しいのかを、自分の体験を通して
|確認するようにしたいと思っています。

「霊的真理を受け入れてみます」と仰ってますが、「この霊訓を霊的真理と信じて受け入れてみます」ということですよね? もしかして他の皆さんもこういう意味で霊的真理といっている部分があったとすると、その点で幾分捉え損なっている部分があったかもしれません(思い当たるところが……(^^;)

それはともかく、僕は山田さんが仰る、一旦は受け入れてみるというのも完全否定したつもりはないんですよ(「納得できるところだけ受け入れれば良い」なんて言ってしまったかなぁ……)。納得できなくてもやってみるということはあっても良いと思います。シルバーバーチの霊訓が素晴らしいと思うなら、たとえある部分に納得できなくても、とりあえずその通りにしてみるということはあってもいいし、またそうすべき場合もあると思います。

その意味で山田さんが書かれたようなことは、僕の考える“理性的”という範疇に十分に該当します。ご自分の心の動きを探って、否定したいのは自分のエゴであることを発見し、その真偽を確認するために実行してみるという事ですから。

ただしそのときには、僕がよく言う「複眼的視点」ということも必要になってくると思います。
普通の宗教だと、教義や教祖の命じることは絶対で疑うことも許されませんから、これは完全に単眼です。物事の片側からしか見ていない、その見え方だけが絶対ですから、たとえば人を騙して壷を売れと言われたらその通りにしてしまいます。一般の常識人としての視点は無理矢理閉じられているわけです。
そこで、霊訓を全信頼しているなどと思い込まず、常に理性と言う視点からも検討してさえいれば「壷を売れ」とか「人を殺せ」と言われた時に、それはやってみるわけには行かないな、と気付くことが出来ると思うんです。

納得できなかったり、何のためかよく判らなくても、それを実行してみることに問題はありません。ただし、それをやってみても本当に大丈夫なのか? やはり最終的な判断は“信仰”ではなく“理性”が付けるべきもの。……僕が言いたいのは、そういうことです。


ところで、今回の一連のコメントを書きながら、自分の中で膨らむ一つの疑問が……。そもそもシルバーバーチの言葉の中で「理性的に考えるとどうしても納得できない」という部分なんてあります? 僕にはほとんど思い浮かばないんですけど……(^^;。

http://www.paperbirch.com


1501 ペーパーバーチさん
名前: きりこ  投稿日: 2002年05月20日 (月) 23時03分11秒

貴重なコメント大変有難うございます。
勇気付けられました。今後も頑張って支援します。
この種の話って、世間一般ではなかなか出来ないんですが、ここなら
ご賛同得られ易いでしょう。
「偽善も善である」ですね。
私も賛成です。
なにかすると、なにかと偽善なのではないかと考えてしまいますが、それが例え偽善であると霊界から評価されているとしても、そのお金で結果的に多数の人の命が救われるのは間違いありませんので・・・

たとえ、自分の霊的進化に結びつかなくても、私はそれで結構嬉しいです。

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1519 名前: ペーパーバーチ  投稿日:2002年05月23日 (木) 02時13分25秒
こういう霊的な事を学んでいる人だと、却って自分の心を見つめて偽善的な要素を発見してしまったりして、「これではダメなんだ〜」なんて思って、せっかくの寄付という分かり易い貢献を躊躇してしまう人もいると思うんです。だから敢えて「偽善も善である」なんですね(^^;

いいじゃないですか、「お前は偽善者だから地獄行きじゃ」と閻魔様に言われても。それで助かる人がいるなら、地獄に落ちる甲斐があるというものです。結構きりこさんとは考えが合いますね(^^)

※注:閻魔様などいない、というツッコミは禁止(笑)

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