ペーパーバーチさんはじめみなさま こんにちは。
私事に温かいお祝いやエールをいただきながら、返礼が大変大変遅くなり、申し訳ありませんでした。
多忙と混乱の荒波の合間でみなさまからの御祝辞拝見し、早くもとても励まされております。本当にありがとうございます。
to きりこさん:
> 「案ずるより生むが易し」
はは たしかに。
ただ、私自身は、この言葉が金言になるのは、案じた後かその最中ではないかと思っています。やはり何事も、一度も本当の自分と向き合うことも自分の頭で考えてみることもせずに文字通りのエイヤだけで行動するというのは、ただの軽率でしかないのではと。というのも、以前、私は一度そのエイヤをしたことがありましてね…。以来すでに子供なら成人できるくらいの時間、一人で考え続けてきた挙句の今回の決断ですので、エイヤどころか、これ以上叩き壊す石橋がなくなった…と言う方が正解なのではと自分では思ってます(^^;。
やはり、ハンマー(知識)を手にしたら、ある程度は叩いてみることは必要でしょうが、橋が壊れる前に渡るという行動は不可欠ですよね。一部には、渡りながら橋の途中で叩き壊してしまうという墓穴なパターンが笑えない事実としてあるのも現実ですけど(^^;。
「いやなことも多いですが、良いことのほうが多いですね」。そうおっしゃれるきりこさんの橋がますます堅牢なものになりますよう、私からも寿がせていただきます(^^)
to もりふみさん:
教養豊かなもりふみさんらしい素晴らしくカラフルで濃い御祝辞をいただき、恐悦至極。まだまだ尻は青く嘴の黄色いひよっこは、風雅にして趣に富む言葉をいただいて、目を白黒させて赤面しながら恐縮してしまいました。小町さんと並べていただくなど…プルプルッです。
まだまだ未来は玉虫色で決して桜色とは言えないながらも、これが狭き門へ通じる Yellow Brick Road と信じる覚悟でおります。一年のうち9ヶ月が雨という土地にて「雨が多いということは虹を見られる機会も多いということ」と己に言いきかせつつ…。
♪ I know somewhere over the rainbow, the bluebirds glide.
Birds fly over the rainbow, why, then, oh, why can't WE?♪
主語 WE を使い慣れた心強い先行者として虹の向こうの様子を時々見せていただけると、おおいに励まされます。これからも、勝手ながら、楽しみにさせていただきますね(^^)
to busy hermit さん:
さすがに赤裸々すぎたかと肩身狭く感じかけておりましたところ、busy hermitさんの素直に温かい御祝辞に、言葉の薄皮の下を読んでくださる方がいらしたことを知りホッと安堵させていただけました。そういう読み方をなさる方だからこそのbusy hermitさんの素直な文章には、いつも、こちらこそ温かく感じさせていただいております。某書寸評も、根本的にご自分に相容れない「なにか」を感じ、その芯を一つずつ丁寧に見つめていく作業をなさっている姿勢に、結果言葉として何をおっしゃっているかよりももっと大事なものを感じ、共感させていただいております。いえ、お世辞は根本的にヘタな私です。それがなによりの証拠に、叩き上げ営業職の男性と結婚することになりました(^^;。少しは見習って私の「浮世の潤滑油」スキルが上達しましたら、安泰に続いていると解釈してくださって正解のはずです。ご祈念ありがたく頂戴し、今後とものびのびと頑張っていく所存でおります。ありがとうございました。
to ははぎくさん:
んまぁ、一緒に喜んでくださり、ありがとうございます。嬉しいです(^^)。
はい、私たしかに、し過ぎなくらいじっくり「自分の内奥の声に耳傾け」はしましたが、でも「あらゆるこの世的なものを振り払い」とまでご立派な意気込みはなく、どちらかといえば実は積極的諦念だったのでは?というくらいで、素敵とおっしゃっていただいていまさらに恥ずかしくなってしまいました。似たお年頃でいらっしゃるということはお分かりいただけると思いますが、この時期に結婚に踏み出すのは、物質的基準でもって見ていると逆に難しいものですよね。蜜月などという時間がないどころか、厳然とすぐにも目の前に立ちはだかる諸問題。頭に浮かぶのは、介護、リタイア、老後、年金、保険などの単語…そこにアメリカの移民法、税金や保険、金融システムの違いも加わり、おかげで早くもまったく甘くない語らいを楽しむ羽目になっております。女は根っから現実的とはいえ、性能の良くない私の頭脳回路は早くもショート寸前(-_-;)。でも、こういう煩雑さがきっと、振り返った時に懐かしく思い出されるのだろうな…とどこか余裕を持てるのも、この年代ならではと思っています。ははぎくさんのように「結婚は楽しいですよ!」と、どなたかを勇気付けられるようになれる日を楽しみに、乗り切りたいと思います。
to ペーパーバーチさん:
いやいや、鳴り物入りでお祝いいただき、ありがとうございます。
> 「事実は小説よりも奇なり」と言いますが、所詮この世の人間がつくるドラマなど、
> 霊界が演出するドラマの足元にも及ばない、というところでしょうか(^^;。
まさしくそれを実感しました。特に今回はほとんど「霊界、悪乗りか!?」と言っても言いすぎでないほどでしたから。これでもかというほど分かりやすくしてもらったのでしょうが、それにしてもなんだかうしろでクスクスッと笑う声まで聞こえてきそうなほどの悪乗り演出でしたよ(肉耳には聞こえなくてよかった…(^^;)。
いただいたKAZEさんのコメント、味わわせていただきました。常から愛とは相手を理解する努力と思っていましたので、心にコトンッと嵌る内容で、わが意を得、また背中を押してもらえたような気分になれました。ありがとうございます。
人間誰しも、好きなうちはその努力は楽、嫌いになったら大変だけどそれでもできる、これが無関心になったら危ない危ない…てことですものね。ただ、理解する努力をしてその結果解るかどうかは別問題だと思うこともありません? 理解すればするほど「なんで結論だけがそうなるわけ?」「へぇ、そんな感じ方もあるんだぁ」「私にゃできない考え方だわ」が増える相手ってのもやはり世の中にはいて、そういう人がいるからこそますます学べるのが夢の浮世なのでしょうが。国際化のあり方と同じで、相手との違いをお互いに楽しめれば最高なんですけれどね。「違ってよかったね、嬉しいね」とおもしろがり合えれば…いいなぁ。
ちょうど折りも折、現在すでに私たちの間にある、日米の文化の違いとでもいうべき課題を一つ晒してしまいます。
すでに何年も「気にしないで」と一言相手に言われたらほんっとに気にしない、遠慮というものなど存在しない世界にいる女と、かたや相手への気遣いと配慮で日々の仕事をこなす日本人男性。その間に存在する川は、先日私がこちらにいる日本人女性に聞いた以下の例と、立場は逆ながら同じパターンです。
「明日試験で勉強したいのに、アメリカ人のダンナは隣の部屋で大きな音で音楽かけて楽しんでる。いい加減その無神経さに腹が立ち、隣の部屋に立って行って『あのー、私、明日大事なテストがあるので勉強しなきゃいけないんだけど』と言ったら、『ああ、そうなんだ、大変だね、頑張ってね』と心からの笑顔でにっこり労われてしまっただけだった。その気持ちがあるなら音を小さくするとか、自分の行動と結びつけようと思わんか?と思った私は、やっぱりいつまでも日本人だわ」
この川、たいてい日本人度の高い方が起こす「溜め込んだ感情の爆発」という氾濫によって存在が知れます(-_-;)。私自身、自分がここまですでに毒されているとは思っていなかったため、少々ショックでした。国籍上は国際結婚でない日本人同士の間で、行動文化の摺り合わせが必要になるとは……。が、これも、相手が氾濫を起こしてくれること自体が歓迎すべきことと受け止めています。私にとっていい鏡を得られたということですから。
というわけで、ペーパーバーチさんにいただいたお褒めは、あまりに過ぎます。こちらには、私など足下にも及ばない方々がご自分の克己の日常から得られたエッセンスを持ち寄っていらっしゃいますから。さしずめ私は、ケチャップ文化に毒されて恥の文化を忘れかけているがために己をまな板に上げることに抵抗が少ない…というだけのことでしょう(^^;。
このケチャップ浸りの生活と気配りをもてなしとする生活との配分を現実的にどう設定するか、いよいよ今月決まっていきます。二人ともが個性強烈なカップルが、いったいどういう形でまとまるのかぶつかるのか、他人事のように楽しみに眺めている自分をまたも感じています。
あ、今回はもう一人の自分もいます。「よくここまで強烈キャラの日本人が日本にいたものだ。でも、そうでなきゃあんないい男が今まで残ってるはずなかったよな」と思っている自分です(こういうのを、のろけと呼んでください)。
しばらくこちらにも立ち寄れなくなりますが、きっと私のことですから、またそのうちひょっこり登場するでしょう。
その日まで、みなさまの励ましに心から感謝しつつ、楽しんできまぁす(^^)。
すべてのみなさまにあらゆるよい春が訪れますよう。ありがとうございました。