名前: キリコ
投稿日: 2005年07月13日 (水) 21時39分07秒
最近、どうもスピリチュアリズムのなかで、単純明快な真理の上に、「神学」
のごとき難解な思想や極端な禁欲主義を重ねる傾向が強いように思えるのですが・・・
どんなもんでしょう。
シルバーバーチの霊訓の真髄は、私的には
@「自らを、人のために役立てる事」
A「苦しみは、学びの機会と前向きに捉える事」
B「人は決して孤独ではない事」
C「寛容と慈悲の精神を持つ事」
D「現世は学びの場」
これがメインと考えています。そんなに難しい事ではないと思いますが・・・
だいたい、霊的真理が全てにおいて優先し、価値があるのであれば、そもそも生まれてなど来ずに、霊界で勉強していれば良いわけです。
でも、生まれてきたと言う事は、地上的視点と霊的視点双方で学ぶ事の意義があると言うことだと思います。
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名前: ペーパーバーチ
投稿日:2005年08月11日 (木) 16時56分56秒 |
(おおっ、古いテキストデータを削除しようとしたら、まだ投稿してないコメントが! 捨てる前に確認して良かった……というわけで古い発言にコメントします(^_^;ゞ)
「霊的真理が優先」ではなく、この世の人間が“何となく”正しいと思っている道徳とか常識とか(の地上的常識)に、霊的真理によって裏付けを与えてくれているんだと思うんですよね、本来は。つまり、一見“地上的”常識としか見えないことの裏に霊的意味が潜んでいることも少なくないわけで、それを単に“地上的視点”としか考えられないとしたら、それこそ“地上的視点”でしかないわけです。
そのことを弁《わきま》えず、シルバーバーチの断片的な言葉のみを切り取って、教条的に解釈してしまうから、本来意図されていたはずのないような極端な解釈が生まれてしまうのでしょう。桑原さんがシルバーバーチの言葉から終末予言を読み取ってしまったようなもんです(苦笑)。
桑原さんなんて、日本で霊言集が発売されるより遥か昔から(日本心霊科学協会の機関誌で紹介はされていたので)、それこそ何十回も読み込んでいるはずなんですが、やはり何というか、教養が無いんでしょうなぁ、無教養(ああ、また好感度の下がりそうな発言を(^^;)。イギリスがいつ戦争をしたか知っていれば、シルバーバーチが世の中の暗い先行きを語ったからって1999年の終末予言と勘違いしたりすることはなかったでしょうに。
教養と言ったってそれほど大層なものじゃ無くて、イギリスの知的な紳士の標準的なレベルの教養があれば、まずは十分だとは思いますけどね。本当はシルバーバーチが語った相手と同程度の教養があるのが望ましいですが、結構な知識人と話したりもしてるんで(少なくとも僕が到達できるレベルを超えた人たちが……(^^;)。
とりあえず、シルバーバーチを何度も読み込むのは当然として(なんて言い切ってイイのか?)、その他の普通の本もいっぱい読んで、読解力をつけたり視野を広げたり複眼的思考を身につけなきゃダメですね。視野が狭いままに一つのものばかりに集中すると、どうしても神学的になるんじゃないでしょうか(っていうか、元々の神学もそんなもんだと思うけど)。バーバネルだって、シルバーバーチの霊媒になる前段階で、あらゆる宗教・哲学を学んでますし、M.H.テスターも同様。無知・無学の霊媒を使った日本の心霊界(スピリチュアリズムと同時期に活躍した出口なおや中山みき)の状況と比べれば、幅広く学ぶことの必要性は明白だと思うわけです。
たぶん、「シルバーバーチの本だけを100回読み込んだ人」よりも、「シルバーバーチの本を30回読んで、その他の本も1,400冊読んでいる人」の方が、ずっと深くシルバーバーチを理解できるんじゃないでしょうか(どちらも延べ2,000冊になる計算で(^^))
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