名前: ペーパーバーチ
投稿日: 2006年07月12日 (水) 00時15分44秒
(続きです)
|☆生きて罪の償いをしてもらうべきだ。
奪った命を償うことなど誰にも出来ないと思います。殺人者に「生きて償いを」というのが空疎な言葉に聞こえるのは僕だけでしょうか。
|☆死刑は霊的真理に反する。
これはその通りで、スピリチュアリストとしては、最終的には死刑廃止すべしとの目標をもってしかるべきです。が、教祖の言うことに従っていれば能事足りる宗教と違って、スピリチュアリストたる者、この世の事情も考えねばなりません。この世のことはこの世の人間が知恵を絞って、一歩ずつ良くしていかねばならないのですから。
|☆いかに重罪でも、犯人の人権を尊重すべき。
罪の程度に応じて人権が制限されるのは仕方のないことですね。刑務所で行動の自由を制限される時点で既に人権は制限されています。
|☆死刑といえども殺人であり、それは許されない。
全く理不尽に命を奪われるのと、予め法律で決まっていて、法律に従って執行される死刑とでは明白な違いがあるのではないでしょうか。法治国家で法律に守られて生きている我々は、ソクラテスならずともそのルールを了解しているべきですし、罪人とて例外ではありません。
人を殺せば死刑になるかもしれない……子供でも分かる理屈です。分かっていて罪を犯した人間が死刑になることは、理不尽な殺人の犠牲者になることとは全く違います。
|☆死刑にしても、地縛霊、浮遊霊となり、新たな犯罪の原因と、新たな犯罪の原
|因となりうる。
これはスピリチュアリストとしては忘れてはならない視点だと思います。ただ、これを一般の法律論議で持ち出しても失笑されて終わってしまうのがつらいところです(^^;
|☆被害者は霊界に召された、埋め合わせの原理も働き、不幸ではない。遺族は悲
|しみを早期に捨てるべき。
埋め合わせがあるにしても、そのことを以って不幸や悲しみがないとは言えませんし、ましてその原因を作った人間が許されるわけではありません。
……追加(^^;
●死刑が行われているのはほとんどが発展途上国であり、先進国では廃止されているところの方が多い。
●死刑は抑止力にならない。
●死刑を廃止しても凶悪犯罪率が減少している国もある。
書いても書いても終わらなくなってきたのでまとめて(^^;。
他の国で減少したというデータは拝聴に値しますが、よその国がどうであろうが関係なく、それぞれの国ごとの事情、特に今の日本の事情を考えるべきでしょう。
確かに先進国では抑止力にならない場合もあります。死にロマンチックな幻想を抱いている者、自分では死ねないから死刑にしてもらいたいという者。こういう先進国に特有の病的な連中には終身人体実験刑を執行すべきだと思いますが(-_-;、まぁ、現実的にも死刑よりは終身刑のほうが効くんでしょう。
光市の事件の犯人は、少年法で守られていると思い込んでいたからこその殺人でしたね。死刑になるかもしれないと思えば殺さなかっただろうとも思われますが、それを言うなら終身刑になると思っても殺さなかったかもしれない。死刑賛成の論拠としては弱いんじゃないかと、僕は思います。
では、例えば仮に最貧の発展途上国で死刑を廃止したらどうなるでしょう。刑務所で一生養ってもらえるとなれば、衣食住に事欠く貧民層がこぞって殺人に走るでしょう。途上国に死刑を採用する国が多いというのは、何も「その国が遅れているから死刑などという蛮族の習慣が残っている」んではなくて、その必要性による必然でもあるわけです。
では、現代日本での死刑の必要性はどこにあるのか? それは、すぐ隣の最貧国にして死刑大国=中華人民共和国(反日大国=大韓民国も。南米諸国も多いですが)であると、僕は思っています。
かの国の犯罪者たちは、自国では泥棒しただけで死刑になったりしますが、お隣の金持ちの国の刑罰が信じられないほど軽く、1人までなら殺しても10年ほどで娑婆に出られて、おまけに刑務所の待遇も良いことを知っています。日本の刑務所はきれいでテレビも見られて支那での生活より快適なんだそうな。さらに、仮に自国に戻ってから捕まっても、殺した相手が日本鬼子なら判決は緩い。
(福岡の一家4人殺害犯3人のうち支那で捕まった1人は死刑、1人は無期懲役……普通なら2人とも死刑のはずです。日本で裁判している1人は死刑判決が出て控訴中。これはさすがに3人組で4人も殺したので死刑判決が出てますが)
支那人による凶悪犯罪は、近年そうとう増えているようです。統計に現れるのは捕まった分だけで、それ以外は外国人犯罪にカウントされないので、統計を恣意的に解釈して「増えていない」と主張している者もいるようです。しかし、国内の刑務所の外国人比率を見れば事実は明らかです(既に1割近いんじゃないか?)
数人のグループで何十件も泥棒して1人あたり1,000万円も稼げば、運悪く目撃してしまった家族3人ぐらい皆殺しにして10年ぐらい刑務所に入っても、それは要するに「10年間の生活保障+年収100万円」であり、十分美味しい仕事と言えます。なるほど一応は死刑があっても、相当数の日本人が殺されるわけです。これで死刑制度がなくなったら、いったい日本はどうなるのか……考えたくないような気がするのは僕だけでしょうか? 死刑になった霊が人間に憑依してさらに2〜3人殺そうが、そちらの方がトータルの被害者数は少なくなるのではないか、凶悪な殺人犯に限っては死刑による抑止効果を期待せざるを得ないのではないかと、僕は思うわけです。
……ちなみに我が家は、この10年ほどで3度、泥棒に入られています(よほど現金がうなっていそうに見えるのか(´・ω・`))。ガラスを割られるだけならまだしも、ドアを破られていたのには驚きましたが……鉢合わせしていたら殺されていたかも知れませんねぇ。http://www.paperbirch.com/
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