心霊学研究所
スピリチュアリスト日記
'03.04.01(火) 新年度に突入。今日から医療費の個人負担3割でしたよねぇ? たしか昨年末ぐらいに、医療費の負担が2割のうちに左腕の血管腫の手術をする!と宣言していたような気がするんですが……結局しませんでした。もともと良性の腫瘍なので、いつかもっと悪化するまでは(そのうち大きくなると言われています)手術はお勧めしないと言われているんですが、取れるもんなら早めに取っちゃいたかったんですけど。 でも最近ぜんぜん痛くならないので、さすがに痛くも痒くもないのに手術をしようという気にもならず……。昨年末あたりは(仕事が詰まってくると)ちょくちょく痛みが出てきて、これはきっちり治したいなぁと思ったものでしたが、今年になってからは快調そのものなんですよね。まぁ、調子が良い分には文句はないんですけど、ねぇ。(良いことなのに文句を言ってちゃイケナイ) '03.04.02(水) 副業の方の取引先から電話。今月分の請求書を欲しいとのこと。請求書を請求されるとは(笑)、でも、こういう雑事はどうしても後回しになってしまいます。今月はそこそこ仕事をしたので、昨年前半頃に近い金額になる。最近はず〜っと仕事を絞っていたので、貧乏で貧乏で、今回の請求分が入金されれば一息つけるか……。ホント、今月はカードの引き落としも危ない(^^;。 '03.04.03(木) 先週の杉山先生の講演会の録音をパソコンに取り込み。ちょっと音がこもっていたりノイズが入っているのを修正するためのソフトをいろいろと物色。まずはパソコンショップでパッケージソフトを探したものの(これは月曜日あたりのこと)、やりたいことの割りに値段がお高い(と言っても8,000円ぐらいですけど)。 なるべくお金を使わずに済ますことにして「www.vector.co.jp」であれこれダウンロード。今週の夜はそんなことばかりに夜を費やしてました。ようやくフリーソフトで良いものを見つけたのでそれで取り込み。フィルターやイコライザーを駆使して、それなりに満足できる結果を得られました。週末にCDに焼くことにします。 '03.04.04(金) 朝刊でテレビ欄を見たら、夜7時から江原さんの特番が! そんな時間に家に帰れるはずがないので予約録画。それにしても……いや論評は実際見るまで控えるとしましょう(^^;。 自閉症を描いた感動的なコミック『光とともに・・・』の連載誌for.Mrsの新しいのが出ていたので書店で立ち読み。作者取材のために休載でした。残念。 もしかして原稿落ちたのかな〜なんて思っていたんですが、その割には自閉症の特集ページが充実しているのは頑張って穴埋めしたのかというとサにあらず。家に帰ってから妻に聞くと、先月号にもお休みの告知がされてたんだそうです。そうか落としたんじゃなかったんですね。疑ってスマン(^^;。 さてこの『光とともに…』(戸部けいこ著、秋田書店)単行本の4巻がもうすぐ出ます。自閉症のことをとてもよく調べて描かれていて、自閉症の世界の入門書としても最適ですし(なかなか文字の本を読むのも大変だという人には特にオススメ(^^;)、ストーリーもとっても良いので、ぜひこの機会に読んでみて欲しいなと思います。 『光とともに…(1)』 4巻は4月24日(木)に発売です!(amazon.co.jpの予約は当てにならないので近所の大きめの書店で探されると良いでしょう。たぶん平積みになってます) '03.04.05(土) 上の娘の保育園の進級式(兼年少さんたちの入園式)。立錐の余地もない状態で、式の最中にはビデオ・写真など撮影できず。というか、遅く行ったので撮影場所の確保ができなかっただけなんですが。もっとも、うちはたかが進級ですから、入園児の保護者の邪魔をしちゃイケナイと考えたりもしたわけです。 新しいクラスに多少の戸惑いを見せたものの、パニックを起こすこともなく、大人しくしていることができました。そうそう、クラスの保育者が男の人で、それが吉と出るか凶と出るか……。保育園の先生って体力使う仕事ですから(特にうちの子みたいなのを相手にするのは)男性のほうが良いのかもしれませんね。今年の豊川市の新規採用の保育者5名のうち2名が男性(昨年は0人)で、そのうちの1人なんだそうです。 あいにくの雨でしたが、外の門のところで記念の写真を撮りました。 '03.04.06(日) なんかちょっとアクセスが増えてますね。これは一昨日の江原さんの番組の影響? やっぱりテレビの影響は大きいのかな……と思ってアクセスログを見てみたんですが、スピリチュアリズムとかシルバーバーチとかで検索して来てる人はホンの数人。普段と同じです。こりゃテレビ見て「初めて」当サイトに来た人でアクセスが伸びてるんじゃなくて、江原さんの番組に関してどんな論評・批判がされているかを見に来た人でアクセスが伸びているということ、なんでしょうね。 っということは、江原特番を見て、スピリチュアリズムやシルバーバーチって何だろうと思った人がほとんどいなかったということ? もしかしてあの番組ではスピリチュアリズムのこと、何も出なかったんでしょうか? まぁ、あれこれ言うのは実際見てからということで……(まだ見てないんかい!) 朝から妻と長女・次女の三人はイチゴ狩りにお出かけ。僕も一緒に行きたかったんですけど「料金高いんだから、家で留守番してなさい!」と言われてしまいました(^^;。それだけで帰ってくるかと思ったら、そのまま岡崎の公園へ、デパートへと、結局一日、僕は留守番。しばらく溜まりに溜まってたMPEGデータの整理をしてすごしました。 '03.04.07(月) また一週間もサボってしまった(^^;。今度こそ更新再開します。小桜姫物語を更新しました。それから掲示板の過去ログ2101-2200を公開しました。 '03.04.08(火) 仕事関係のお話を少し。 某社より白紙のFAXが来る……あぶり出しかナンかかなぁ(んなワケない)。裏返しで送信したんでしょうが、誰が送信したのか分からない(FAX送る可能性のある人が各部署合わせて10人はいる)。さまざまな推理を働かせて犯人(^^;と思われる人物に電話してみると、ドンピシャ、大当たりでした。どうでもいいことですけど、ちょっと嬉しい(^^)。 チラシの原稿。青果のコーナーに「デュポン」と書かれている。デュポン……って何? ネットで検索しても某大メーカーぐらいしか出てこない。あまり野菜の名前には詳しくない僕は、たとえば「ラ・フランス」なんかもこの仕事で初めて知ったし、「デコポン」も最近まで知らなかったんだ……ん? デコポン? そう、デュポンじゃなくてデコポンだったのでした。でもどう見ても「ュ」にしか見えない字なんですけど(なぜ皆もっと読める字で原稿書いてくれないんだろう?)。 '03.04.09(水) 一年ぶり。長女の知能検査をしてもらいに児童相談所へ。その結果しだいで療育手帳を出してもらうことになります。現在の日本の制度では自閉症で手帳は出ないので、知的障害の有無のみで判断されます。どんなに自閉症が重くても高機能(知的障害がない)なら障害者としての配慮は得られないなんておかしな話ではありますが。 児童相談所は名前も『東三河児童・障害者相談センター』と変わり、昨年とは場所も変わって新しい建物になっていました(市の他の施設と一緒になったようです)。検査方法は昨年と同じ田中ビネー式。なんとなく覚えのある問題が出てきます。で、昨年も思ったんですが、あの問題で使われる絵は何とかならないもんでしょうか?(^^; 黒電話とか、下駄とか、たぶん今の子供は健常児でも分からないと思うんですけど〜(汗)。(ちょっと思い出せないけど、もっと時代錯誤的な絵もあったと思う) 結果はちょうど知能指数100! 言うまでもないと思いますが知能指数は平均が100ですから、うちの子も概ね普通の子に追いつけたということになります(ま、そんな簡単なもんじゃないんですけど)。自閉症児の例にもれず、ものすごく進んでいるところと遅れているところのばらつきが大きいようですが、それでも100は100ですから(^^;。 ちなみに昨年の結果はどうだったか、参考までに聞いてみると、昨年は68だったそうで(75以下が知的障害者ですから)堂々たる知的障害者だったことになります。(センターのファイルにも「知障」と書いてありました) 別にガリ勉させたわけじゃありませんよ。ただ障害の特性を理解して(理解できたかは分かりませんが、理解しようという努力をして)、日々のかかわり方をちょっと工夫してやるだけでこんなに違ってくるんだなと、障害受容と早期療育の大切さを改めて知った思いがしました。 以前本で読んだ症例に、知能指数70ぐらいの子が療育によって100まで伸びた例と、別の同じ程度の子が、親が障害を受け入れられず普通の子と同じようにしか育てなかったために知能指数50程度まで落ちてしまったという例が出ていましたが、親の立場ではなかなか受け入れられないのも分かります。部分的にはずば抜けて優れていたりしますし、うちの子に限ってと思ったりもしますし。 うちの場合はそれに加えてジジババの「パパも同じような感じだったし心配ないよ」というのもありましたが(^_^;ゞ(パパというのは僕のことです)。しかし、そのことを考えてみると、心配しなければならないのはその“パパ”の方だったんじゃないかという……。 もちろん、知能指数がいくらであろうと自閉症の問題はそこにあるわけではなくて“社会性の障害”と“コミュニケーションの障害”そして“こだわり行動”なので、100になったから安心というわけではありません。知能指数130を超えるアスペの人でも全く社会生活を営めないことがありますから。でも、順調な発達の指標の一つとして、まずはメデタイと、素直に喜んだ一日だったのでした)^o^(。 '03.04.10(木) ご存知の人も多いかと思いますが、数年前にテレビでやっていたドラマ『君が教えてくれたこと』は、高機能自閉症(知的障害のない自閉症)の女性のラブストーリー(なんだそ〜です。昔から日本のドラマに関心のない僕は全然知らない)。ここ数ヶ月レンタルビデオを探していたんですが、豊川市内ではどうしても見つからなくて、最近、ようやく会社の近くの店で見つけていました。 っで、会員証を作って全巻(一巻当たり3話×4本=全12話)借りてきました。木曜日はレンタル割引なので(^^;。「明日ぐらいから見ようか」と思っていたんですが、深夜12時過ぎに寝ようとすると、妻が居間に行くので聞くと「一話だけでも見ようと思って」……でも1時過ぎても戻ってきません。様子を見に行くとまだビデオを見てました。そこから僕もついつい一緒に……。結局3話だけ先に見てしまいました(^^;。 物語の善し悪しはまだ分かりませんが、ともさかりえ熱演ですね。すごくアスペっぽい感じで、良さげな感じがします。さすがに自閉症研究の第一人者である杉山登志郎先生と辻井正次先生が監修されただけのことはあります。 ドラマの公式サイトはこちら。 '03.04.11(金) 『君が教えてくれたこと』のビデオ。妻が見たところまでと思って夜12時頃に1話から見始め、2話まで見たのは良かったんですが、4話以降も「あと少しだけ」なんて思って見始めたのが運のツキ。「あと少し、あと少し」と、気付いたら5時過ぎまでかかって7話まで見てしまいました。いきなり大ハマリ状態です(笑)。 '03.04.12(土) 長女は土曜日の言語訓練。これともう一つ、もうすぐ音楽教室にも通うことが決まっているので、習い事を二つすることになります。言語訓練を習い事と言うのかは微妙ではありますが(^^;。 先月の杉山先生の講演会でも「習い事は二つまで」というのが出ていて、これは障害の有無は関係ないんだそうです。パニックや不安定さが出ていた子供が実は毎日のように習い事に行かされていて(そういう時の親の常套句は「本人も楽しんでいて行きたいと言っている」だったりします(^^;)それを二つに減らさせたら急に落ち着いたとか。 中高校生で受験を控えているなら別ですが、小学生以下のお子さんを毎日塾や習い事に行かせている親御さんは要注意ですね。お勉強より精神性を育てましょう、というか、高機能自閉症(知的遅れのない自閉症)の大人の症例を見ると、知的レベルが高くて超一流大学を卒業できても、会社の中では全くやっていけないことが多かったりします。いや、むしろ自閉症の場合、知的レベルが高いほど離職率が高いという調査結果があるんだそうです。なぜそうなるかという確たる理由は分かりませんが、なまじ知的に高くて勉強が出来てしまったために自閉症という障害の発見が遅れ、社会性の障害を補う訓練を受けられないということはあるようです。 脳の障害のために生まれつき社会性に障害を持った自閉症ではなくても、幼児のうちから毎日毎日習い事をさせられているような子供の将来を考えると、少し心配になってしまいます。お勉強はできるようになるんでしょうが、せっかく健常な脳を持って生まれた幸運を放棄するようなことにならねば良いんですが……いや、うちの親戚にそういう(習い事漬けの)子がいるもんですから(^^;ゞ。 (念の為に注記しておきますが、毎日習い事などさせていると“自閉症になってしまう”ということを言っているのでは“ありません”。自閉症は生まれつきの脳の障害であって、育て方などで後天的になるものではありません) それで……おっと時間切れ、続きは明日書きます。 '03.04.13(日) (承前) それで、まさにそういう“知能の高い自閉症”を扱ったドラマなわけです『君が教えてくれたこと』は。土曜日のお昼から子供たちが出かけてたりしたので、ビデオの続きを一人で最終回まで見てしまいました。 ……で、どうだったかというと、見ながら何度も何度も泣いてしまいました(;_;)。自閉症者と一般社会の間に生じる問題点と、それを乗り越えて行く主人公の姿を正確に描いているので物語世界に深く感情移入して見られました(たぶん自分の子供のこともあるからでしょうけど)。 その上で根本的なところではラブストーリーとしても成立させるというのは、けっこう離れ技だったんじゃないでしょうか。その甲斐あって、自閉症という障壁を克服して心を通い合わせる二人の姿には、やっぱり感動させられてしまいます。こうした物語のセオリーでは、主人公に降り懸かる困難は大きいほど感動は大きいわけですし、その点で自閉症ほど大きな困難なんて、この世にはそんなにありませんから。 まぁ、主人公の相手役の設定(心的外傷で涙が出なくなった)はちょっと無理があるんじゃないか?とか、悪役が最初からモロ分かり(登場シーンには必ず怖い音楽が流れるので)なのはどうか?とか、細かいところはいろいろありますが、全体として僕はとても気に入りましたし、自閉症の世界が少しだけ分かるという点でも、興味のある方にはオススメできるドラマでした。(でも、よほど大きなレンタル店でないと、もう無いみたいですけど) 余談ですが、カトちゃんが出てくる(父親役)のもドリフ世代の僕には嬉しいポイントだったりして(笑)。 '03.04.14(月) 小桜姫物語を更新しました。 朝から会社の健康診断。血液検査から問診、超音波だか電波だかの検査にバリウム飲んで縦や横にぐるぐる回されてレントゲン検査。前の会社では健康診断なんて無かったし(一応申し込み用紙みたいなのは見たことがありますが、暗黙の了解なのか誰も申し込まなかったので)、家で働いていたときの市の健康診断ではここまで細かい検査はしてませんでしたから。有難いこと。僕はこの健康診断で3年前、生まれて初めてバリウムを飲みました(^^;。 帰りにバリウムを排泄するための下剤をもらいましたが、これは3年前に下って下って大変な目にあったので(^^;もちろん飲みません。少しでも薄めるように水をがぶ飲み……1リットル以上は飲んだでしょうか。夜、体重を量ったら58.6kg……土曜日に量ったときよりちょうど1kg増えてました(^^;。 '03.04.15(火) 仕事関係、いろいろと予定変更。今週末は休めないかも……。 そういえば書くのを忘れてましたが、日曜日は村のお祭りでした(もちろん今は“町”になってますが、感覚としては“村”なので)。僕もお手伝いで子供神輿と一緒に3時間ほど付いて回ったり、その後の神事に参加したり(旗を持って行進しただけですが)、なんだかんだで半日潰れてしまいました。 うちの子供たちもお神輿に一緒についてきてましたが、長女が爆竹の音に脅えて泣き叫んだので、途中で帰らせました。久々に障害を実感させられたことです。 '03.04.16(水) 先々週の江原さんの番組を帰りの電車で見始めたんですが……。(っていうか、まだ見てなかったんかいっ) まずタイトルに失笑。 「悩める女性を癒す! カリスマ霊能師 江原啓之スペシャル」 なんだそ〜です。よりによってカリスマ霊能師とは……。スピリチュアリズムと“カリスマ”が全く相容れない要素であることは、少しでも霊的真理を理解した人であればお分かりいただけるでしょう。もちろん、テレビ出演にはさまざまな義理やシガラミがあって思い通りにならないこともあるんでしょうが、よりによって“カリスマという言葉が使われること”を許したことで、この番組は最初から最後まで、全編スピリチュアリズムを否定するための番組でしか有り得なくなったわけです。 更に「心霊リフォーム」とか「開運」とか、なんだかわけの分からない言葉が並びますが、ま、それについては後で書くとして、この番組の最初のトピック、御船千鶴子ネタから見て行きましょう(近頃お決まりの「リング」のモデルになったという紹介は仕方がないのでしょうね)。 江原さん曰く「お話ししました(御船千鶴子と)」ということなんですが、その割には直接話したからこそのコメントなどは一つもなく、「自分の能力を呪っていた」とか「家族が能力で金を稼ごうとしていたために自らの命を絶った」とか「自らの死によって安らぎを得た」とか、三流芸能記事みたいなステレオタイプな話が延々。まぁ死人に口なしで適当なことを、嬉々として(いやホントに嬉しそうに喋ってるんだ、この人が)言い散らしよることだと、いささか気分が悪くなりました。 で、その極め付けに……っと、この続きは翌日分で(写真とかも準備しないといけないので)。 ちょっと早めに22時半には家に着いたんですが、もう家の人間は一人残らず寝てました。子供たちはともかく、大人が寝る時間じゃないだろ〜。 '03.04.17(木) (続きです) で、その極め付けに千鶴子のお墓の写真が紹介されまして……。 「あー、実は彼女が、あー、皆さんに、いろいろメッセージを伝えようと思って出てきてるんです」「彼女が、とても嬉しそうに微笑んでる」と、江原さんが解説したところの御船千鶴子の心霊写真が、これです。 分かりますかねぇ。ここに写ってるって、たぶん言われなければ誰も気づかないよ、と僕は思うんですが、↓こんな顔なんだそうです。
僕、この番組を通勤電車で見てたんですが、思わず「ふほっ」と、水木しげるのマンガみたいな珍妙な笑い声をあげてしまいました。こりゃどう見ても単なる岩の模様ですし、しかも、補助線を引いて「こういう顔ですよ〜」って見せてもらわなければ、ここに顔を発見することさえ困難と思われるレベルのシロモノです。 この人、きっとこんな風に、どこにでも顔を見つけてしまうんでしょうねぇ。こんな特番でカリスマとか言われてるより『ドリフ大爆笑』の「もしもこんな霊能者がいたら」とかいうネタにでもなって、いかりや長介に「ダメだこりゃ」とか言われてる方がお似合いなんじゃないでしょうかね、この人は。それとも、こんなもんでも無批判に信じる馬鹿以外は、ここから先は見てはダメという、江原さんの深遠な戦略が隠れているのか。 とにかく、これ以上公衆の面前で笑わされてはかなわんので(ハズカシイよ)、電車での鑑賞は取り止め。続きはまた後日ということにします。でもここまでで番組開始からわずか8分ほど。細かく突っ込んで行ったらキリがない予感も(^^;。 '03.04.18(金) 二日続けて22時すぎまでお仕事、帰宅は24時すぎ。さすがにあれこれ書く気力も出ないというか……。江原さんのビデオの続きも見てないし、これといったネタもないので、調べ物してて見つけたサイトをご紹介します(*^_^*) おやつ合衆国 プリンが食べたくなりますね(^_^;ゞ '03.04.19(土) お懐かしや。掲示板の隠れた常連、久々の某氏から電話。明日近くに行くから会いませんか〜?ということでしたが、残念ながら明日は出勤せねばならないのでバツです。も少し早く分かってれば徹夜してでも仕事を進めたんですが……ホントに残念。 しかも、ちょうどそろそろ出かけるというところで、例によって長女が(次の行動に移れない)軽くパニックを起こして泣き叫んでいるところだったんで、あんまりゆっくり話せなくて二重に残念なことでした。 ところで、最近日記で健康状態のことをあまり書いてないんで、そのことも心配されてしまいました。やっぱり倒れた頃のインパクトが強かったせいでしょうか? 健康状態を心配してくださる方が多いんですが、でも、便りの無いのは良い便りとも言われるとおり(^^;、健康状態のことを書かないのは問題ないからです。 近頃は以前よりは睡眠も多めにとってますし(6時間ぐらいは寝るようにしてますし、3時間しか寝ないような日を2日以上続けないようにしてます)、そのせいか身体のキレも良い感じがしますし、腕も痛くなってませんし、花粉症も今年はとても軽くすんでますし(去年も同じようなことを言ってたような気が……薬が良くなってるのかも)、後はもうちょっと身体を動かす機会を増やせれば、というぐらいでしょうかねぇ。学生時代は年間30日はスキーしてましたから、この数年それがゼロになっているのは、健康を維持する上でかなりのハンディキャップとなるんではないかと。 でも、総体としてはこの数年ではもっとも健康な感じです。某氏と同じように心配している人がいるとイケナイので念のため(*^_^*)。 スタートレックの新作「ネメシス〜S.T.X.」のオールナイトに、22時半ごろに一人でお出かけ。時間ギリギリだったので大急ぎで車を走らせ、いくいくホテルベルサイユ(1919年ヴェルサイユ条約)と言われるホテルベルサイユ(ラブホテルです(^^;)の前を通って映画館へ(近道なので)。 こんな夜中なら空いてるだろうと思ったら駐車場がいっぱいで、停めるところを探しているうちに上映開始時間になってしまいました。それでも最初の10分ぐらいは予告だろうと思ってたら、窓口で「もう始まってます」と言われガッカリ。スゴスゴと退散したのでした。 '03.04.20(日) 今日こそ!と決意を胸に映画館へ。日曜はオールナイトではないので21時15分から。昨日は子供を寝かしつけてから出かけて間に合わなかったので、今日は子供が起きてるうちに出かけます。 長女に「じゃあちょっと出かけてくるから、ママに絵本読んでもらって、良い子で寝んねするんだよ」と言ってやると、「朝までには、かえってきてね」と言ってくれて、ちょっと胸が熱くなりました。 (以下、何が書いてあるのか分かるのは100人に1人ぐらいでありましょう) 肝心の映画は、一般のSFアクション映画としてはよくできていたと思います。が、スタートレック(TNG)の最終回としては、僕は不満に感じました。同じメインキャストが○○にしても、『カーンの逆襲』の○○○○は泣かせてくれたぞ。然るに○○○は、あんなアッサリしてていいのか、と。最終回の売りが欲しかっただけではないのか。VOYのケスへの酷い扱いを見て思った「キャラクターへの愛が無いんじゃないのか」という疑念がムクムクと……。 それに、ロミュランとの和平があんなに簡単に実現してしまって良いんだろうかというのも思いましたね。「え、何で? 何か伏線でもあったっけ?」と思ってしまいました。ロミュランの地下組織に潜入していたスポックはどうした?……とか。『未知の世界』でのクリンゴンとの和平が見応えのあるドラマだっただけに残念。 とは言え、実はこれがファンの間でも結構評判が良いらしいので、もしかしたら自分の見方の方が偏っているのかもしれず。普通の娯楽作品としてみれば宇宙船の戦闘シーンなど大迫力で、緊迫感のあるストーリーも、人間ドラマも過不足なく盛り込まれた傑作なのかも……。皆さんも機会があればご覧になって下さい。興行成績が良ければ次回作もあるでしょうし、そうすれば、もしかしたら今作の最大の不満も解消されるかもしれませんから(笑) '03.04.21(月) 江原啓之のインチキ霊視について。17日の日記で書き漏らしたことを書きます。 千鶴子は服毒自殺をした時、何か言い残すことはないか聞かれ「何も申し上ぐることは、ありません」と言った人物です。それが100年近く経った今になって「家族が能力で金を稼ごうとしていたために自らの命を絶った」などと、恨み言を言うはずがありません。 亡くなるときにさえ言わなかった、いろんな思いがあっただろうに封印して霊界に行った人が、一世紀近く経った今さら、そんな何の必然性も無い(家族が千鶴子を利用しようとしていたことなど霊に聞くまでもないことです。誰もがそう思っていたからこそ臨終の席で、言い残すことはないかを聞かれたわけですから)ことを言わずにおれなくなるほど霊性が落ちているはずがありません。人を馬鹿にするにもほどがあります。御船千鶴子という人物を貶めるにもほどがあります。 確かに自殺という方法は間違ったことでもあったでしょう。しかし、さまざまな思いを全て自分一人で引き受け、死に際しても誰それのせいだなどという恨み言一つ言わずこの世を去った高貴な魂を、この江原啓之という男は踏みつけ、侮辱し、愚弄し、利用したのです。いやらしい薄ら笑いを浮かべながら……。 おっと、興奮してまた長々と書いてしまいそうになってますが、実は今日は会社に泊まって徹夜仕事中です。時間無いので、続きはまた明日。 '03.04.22(火) 会社に泊まって徹夜仕事。30分ほど仮眠はとりましたが、ほとんど眠くもならず、快調に仕事が進む々々。そしてそのまま(徹夜明けだからといって早く帰れるということもなく)定時の18時まで仕事して帰りました。さすがに少し身体が重い感じがしますが、一日徹夜したぐらいでは大して眠くもならないもんです。 というわけで、昨日の続きです(^^)。 本でも何でも御船千鶴子のお墓の写真を持っている人は、ぜひ探してご覧になってください。例の番組で江原さんが御船千鶴子の顔だと言っていたのと同じ模様(か岩の凹凸)が、しっかりと同じ場所に存在していますから。……えっ? 江原さんの番組で“皆さんに”“メッセージを伝えようと思って出て”“とても嬉しそうに微笑んでる”ということだったはずの顔が、江原さんの番組と全然関係ない時の写真にも出ているなんて……不思議ですねぇ〜。何でだろ〜。 で、お墓の写真。ちょっとネットで検索してみた限りでは、それらしいのは↓これぐらいしか見つからなかったんですが…… '03.04.23(水) 子供の児童精神科の日。今回で既に四回目ですから経過観察のみ。いくつかアドバイスを求め、先々週の児童相談所での検査の報告もしてきました。知能指数が100になっていたと言うと「へええぇぇー、すごく伸びたねぇ(笑)」と、とても驚かれてしまいました(^^)。 自閉症スペクトラムに於いては知的レベルが高いほど、却って社会への適応が悪いという調査結果もあり、知的な遅れが無いことを手放しで喜べるわけではありません。しかし、いくつかの問題をクリアすることさえできれば、アスペの人の多くは“感情やその場の雰囲気に惑わされず、論理的に物事を考えられる”という、とても大きな長所を持っています(一概には言えませんが、そういう場合が多いようです)。何事も、良いことばかりでもないかもしれませんが、悪いことばかりでもないということなんでしょうね。 '03.04.24(木) 無理が祟って久しぶりに片頭痛が出ました。こういうときにコンピュータを使う仕事はツライ。家に帰ってすぐに寝込みましたが、深夜にあまりの頭痛で目が覚めるほど悪化。以前に処方された薬を飲んで寝ました。(これが魔法のように効く薬で、朝にはスッキリと完治していました) '03.04.25(金) 以前に処方してもらった偏頭痛の薬がなくなったので、会社の近くの内科に初めて行ってみました。するとどう見ても70歳以下には見えないおじいちゃん先生が出てきまして……いや、年齢は別にいいんですが、耳が遠いのか、話が通じないことといったら(苦笑)。いつも使っている薬の名前を教えると、おもむろに薬の本を出して読み始め、そのまま動かなくなってしまいました。言った薬を出してくれれば良いだけなんですが、何を話しかけても「う〜ん」と考え込むこと数十分。困ってしまいます(困惑)。ま、結局処方箋は出してもらったので良かったんですが。 さて、今日でゴールデンウィーク前の仕事の締め。入稿データが出来たので印刷屋に電話……の前にスケジュールを確認しておこうといろいろ見ていたら、肝心の電話するのを忘れてしまいました(^^;。十数分後に「何か忘れているような……」と頭をひねってようやく気付く体たらく。しかも、「あれ?ホントに電話してなかったっけ?」と半信半疑の状態で、我ながら危なっかしいこと。 でも、実はこんなことは日常茶飯事。例えばシャワーで頭を洗った後に、シャンプーしたかどうか分からなくなって、仕方がないからもう一回洗ったり。……これが年のせいで忘れっぽくなってるわけじゃないのが却って情けない。だってシャンプーが分からなくなるのは、思い出せる限りでも中学生の頃からだし、おそらくもっと前から同じだったと思いますから。 なかなか情けない状態ではありますが、、最近読んだアスペの人の手記にも同じようなことが書いてあるのを発見しまして、「あ、なんだ。そういうことあるんだ」と(^^;。もちろん僕ぐらいでは自閉症スペクトラムであるとは言えても、アスペルガー症候群とも広汎性発達障害とも言えないレベルなので(ホントか?というのは最近自信がなくなりつつありますが(^_^;ゞ)一緒にして良いものかは分かりませんけど。 '03.04.26(土) 長女の言語教室。一緒に入って療育の様子を見られる日かと思っていったらとんだ勘違い。他の人の当番の日だったので、待ち時間の間近くの書店へ。 おおっ、『光とともに…』の4巻が平積みで大量にありますねぇ。そういえば発売日の24日には書くのを忘れましたが、これは自閉症のことをとてもよく調べて描いてあるコミックで、参考になることが多い上にストーリーも良いんです(感動的!)。うちでは夫婦揃ってお気に入り。 4巻では主人公の光君の学校生活に一波乱(理解のある先生との別れなど)あるんですが……ちょっと簡単に問題が解決しすぎかな(^^;。でも、現実世界のように無理解な教師に散々な対応をされ続けて二次障害が出てしまうとかいう物語では切な過ぎるので、この程度の波乱で良かったのかも。 少し前にも紹介しましたが、これはとてもオススメなので「自閉症って何?」という人は、ぜひ読んでみていただきたいと思います。 一般書籍のコーナーに行くと、今度は呉智英の新刊を発見。この人の本は必ず買うことにしているので、さっそく購入。ウレシイ(^^)。 昼食をすませてから名古屋へ。夕方に、以前にも行ったしまじろうの『しましまタウン』へ。僕は初めて入ったんですが……結構子供だましですね(汗)。でも、しまじろうが好きな長女は大喜び。いや、実は僕もボールプールとか、ちょっと楽しかったんですが、こんな子供だましで喜んだなんて書くのは恥ずかしいので内緒です(って、書いてるけど(^^;)。下の娘は巨大なトリッピ(というキャラクターがいるんです)の着ぐるみに恐怖を感じていたみたいです(笑)。 しまじろうのショーが終ってから、妻の実家に向かいました。特に用事があるというワケではなかったんですが、とりあえず一泊。 '03.04.27(日) 妻の実家にて。子供たちは従姉妹と会えて大喜びで遊んでました。一日遊んで、夜に帰宅。昨日買った本を読みました。いつも過激な思想と論理展開が気持ち良い呉智英の最新刊『犬儒派だもの』ですが、今回はエッセイが多め。たとえばこんな……。 (前略)高校生がマイルドセブン。しかも、人目も憚らずに。近頃の少年少女たちの堕落ぶりは耳にしていたが、さすがに実際に目撃して、悲しみとも憤りともつかない感情がこみ上げてきた。 ね?(普通の良識派の進歩的文化人の文章のつもりで読んでいると)ちょっと意表を衝かれるでしょう? 大衆が無条件に信じ込んでいる良識や常識を、根本的なところから問い詰めて引っくり返すのがこの人の著書の醍醐味だと思うんですが、その手法の延長のこういう馬鹿話も楽しい。また、この人が個人的に見聞きした水木しげるのエピソードも抱腹絶倒。もちろん真面目に啓発される部分もあり、オススメです! '03.04.28(月) 25日の日記で自分の短期記憶が極端に弱いことを書きまして、自閉症の人の中に似た症状を持つ人がいると言いましたが、読み返してみてちょっと説明不足かと思ったので補足しておきます。 実際には自閉症スペクトラムの人のほとんどは、記憶力は普通人より強いです。ドラマ『君が教えてくれたこと』の中でも「私たちは忘れることができないの」というセリフがありましたが、一般的には全くその通り。彼(彼女)らの多くは大昔のことも克明に覚えていたりしますし、何月何日に何をしたとか、電車の路線図や時刻表を暗記していたりとか、円周率を何万桁も覚えていたりと言う超絶記憶の持ち主も多いそうです。 その一方で短期記憶が弱い人もいるというのが自閉症の不思議というか、人間の不思議……という感じがして、つくづく面白いなぁと思う今日このごろです。 amazon.co.jpが3%還元キャンペーンをしているので(5月5日まで)本を3冊注文。ちょっと高い本はこういう時に注文しないと(^^)。 『高機能自閉症・アスペルガー症候群入門―正しい理解と対応のために』 なかなか良さそうな本なので、まだ読んでないけど、とりあえずご紹介。 '03.04.29(祝) 子供たちと公園に行って砂場遊びをしました。公園の砂場は汚いと言いますが(野良猫がトイレに使ったりするらしい)でもやっぱり子供は砂場が大好き。上の子ばかりか下の子まで、身体じゅう砂だらけになって遊びました。こういうとき、子供というのは全く疲れを知らないもののようですが、僕は……疲れた(^^;。 車のタイヤが丸坊主になりつつあって危険だったので、前から替えようと思ってたんですが、ようやく交換して来ました。今回は省燃費のタイヤを選んだんですが、こういうのでどの程度変わるものなんでしょう? しばらく給油が楽しみですね。 '03.04.30(水) 小桜姫物語を更新しました。 会社に最寄りの地下鉄駅の、もっとも便利な角に新しいコンビニがオープン。そうそう、前からこっちの角にコンビニがあればなー、と思ってたんですよね。ちょっと便利になってウレシイ。 ところで最近テレビで話題の、あの白い布を張ってる集団。代表の千乃裕子(GLA系の新興宗教の、あの千乃裕子ですよね?)が病気で動けないとか言ってるらしいですね。ちょっと覚えきれないぐらいの病名を並べ立てて、○○ガンだ××ガンだと何種類ものガンにかかっているとか言ってましたが(^^;……まぁ、ガンにかかっている可能性はあるにしても、並べた病名のうち幾つかは、妄想か嘘かどっちかでしょう。もともと何の病気にもなってないのに不治の病を主張して、後から(その宗教の力で)奇跡的に治癒したと言い張ることさえ、こういう宗教では珍しいことではありません。そりゃ治るさ……っていうか、最初から病気じゃないんですから。 もちろん、本当にガンがあちこちに転移していて(高次の存在である教祖がそんなことになるなんてありえないのに!?)そのことを正当化するために何者かによる攻撃のせいでガンにかかったのだと言っている(本人たちもそう信じ込んでいる)のかもしれません。そして、もしかしたら本当に長くないかも知れません。が、万が一それが嘘か勘違いで病気が良くなって、「ガンが治った!奇跡だ!」とか言い出したときに「ホラやっぱり言ったとおりでしょ」と言ってやりたいので、今のうちに書いておきます(笑)。 |