'04.08.01(日) くららとお絵描き教室へ。課題は「夏休みの生活」で、これは昨年もプールの絵を上手に描いているので楽勝、と思ったのですが、またもや「描けなーい」「どうやったらいいかわからないー」と悲痛な声を上げ始めます。困った。 泣きそうになっているのを励ましたりヒントを与えたり見本を描いたりしてその気にさせ、三時間かけて可愛らしい「スイカを食べているところ」の絵を描くことが出来ました。教室の大先生(日本画を学ぶ人なら誰でも知ってる大家)にも褒められたんですよ。って、親馬鹿モードに入ってますね(^_^;ゞ。 '04.08.02(月) 最近かかりっ切りの某社の仕事もいよいよ大詰め。本番用の画像をPhotoshopで作ったり、校正をしたり、それ以外の仕事のレイアウトを描いて他の人間に制作を指示したり。 レイアウト描きながら「これ、紙に描いたり必要なデータを揃えたり説明したりしている間に自分でデザイン出来ちゃうんじゃないか?」とか思ったりもしますが、いやいや、そんなんで何もかも自分でやってたら人は育たない。それに自分も過労死する(^^;と思い直し、後進の指導に励む日々です(^^)。 '04.08.03(火) 『スピリチュアリストのリンク集』に援助団体を二つ追加しました。掲示板でキリコさんが推薦されていたところです。お手軽でありながら最も効果の高いのが寄付です。なぜなら日本人は経済的に豊かだから(^^)。世の中に貢献する手段の一つとして、ぜひご検討いただきたいと思います。 某社の大量の仕事がようやく入稿。ええと、ひいふうみい……今日だけでA4×8点とB4×2点で合計10点入稿。これだけ数が多いと、入稿用のデータを準備していても、なんだかもうワケが解らなくなって来ます(^^;。これで残りはあと4つ(この前書いた時より増えてるんです)。もう楽勝ですね……そうでもないか。 '04.08.04(水) 以前にまとめ買いした投資本の一冊。竹田和平さんの本を読了。あまりにも気に入ったので、日記用に書いた以下の文章をそのまま掲示板コメントに使ってしまった……(^^;。も一度こちらにもアップ。 『日本一の大投資家が語る大貧民ゲームの勝ち抜け方』水沢潤(著) 貧しい菓子屋の子として生まれた竹田少年が日本一の大投資家となるまでの半生記。その投資・経営哲学が語られます。 この本の中で僕のお気に入りは、竹田さんが暴走族の少年たちと話すエピソード。お小遣いを五千円欲しいのに千円しか貰えなかったらどうするか? 少年たちは怒ってもっと要求すると言いますが、それではいけないと言います。千円くれてありがとうと、喜んでお母さんを褒めなさい、そうすれば次は五千円貰えるに違いないから、と。 お金っていうのはね、喜びの代金なんだよ。品物を売る商売でも、みんな同じだ。お店で品物を買ったとしても、お客さんが買ったのは品物の代金だからではなく、品物を買って満足して、ああ嬉しいなという喜びを手にするために、本当はお客さんはお金を払ったんだよ。 投資のことに興味がなくても、教育論として読んでも面白い本で、とてもオススメ。この人に関する本はもう一種類出ているようですが、そちらはあまり良くないようなので、もしも興味をお持ちになった方は、間違えずにこちらを購入しましょう(^^)。 '04.08.05(木) 『画像資料室』に小桜姫神社の写真をアップロードしました。当サイトの読者のNさんが三浦半島への旅行の折に撮影されたものです。当サイトでの公開を快諾くださったNさん、ありがとうございました。 '04.08.06(金) 以前に紹介した高機能自閉症者の自伝『変光星』のマンガ版が、しばらく絶版になっていたのですが、めでたく新装再刊されました。『変光星』が本人による一人称の内容だったのに対して、こちらは母親の視点が中心。 漫画としてのデキは、絵や表現にぎこちない部分もあり、『光とともに…』に一歩譲ります。しかし物語の骨子は原作通りに迫真的で一気に読ませますし、しかもいろいろな自閉症のタイプが出てきますので、自閉症について知るための副読本としてはこちらのほうが分かりやすい部分もあります。 『光とともに…』があまりに幸せすぎる物語ですので、酷いイジメに直面する本作こそ(それでも原作に比べればホンのサワリ程度のものに過ぎないのですが)、実情に近いとも言えます。値段も安いので、是非とも一人でも多くの人に読んでいただきたいと思います。 『この星のぬくもり―自閉症児のみつめる世界』曾根富美子(著) こちらが気に入ったら原作の『変光星』も是非! 『変光星―自閉の少女に見えていた世界』森口奈緒美(著) '04.08.07(土) 土曜日ではありますが、会社で広告制作したイベントのお手伝いに駆り出されて、某所で抽選会の受付をやってきました。いやもう一日中ヒマでヒマで……。時期が悪かったのか広告が悪かったのか。でも同じ企画で前にやった時は、そこそこ忙しかったはずなんですけどねぇ。 その会場の近くで、僕の心のシンガー(^^;である安部恭弘のライブもやっているはずなんですが、イベントの撤収が6時、ライブの開演も6時。残念ながら間に合いません。前回の名古屋でのライブは、株のポートフォリオが悲惨な状態になりつつあったので自粛しましたから、今回は大手を振って行きたかったんですが。まあ、株で損しようが儲けようがライブとは何の関係もないんですけど、気分的にね(^_^;ゞ。兎も角今回は涙を呑んでアキラメ。 代りにその近くの、予備校時代によく行っていた古本屋へ。心霊関係の掘り出し物を発見!……いや、掘り出し物でもないかな? でも、定価で8,000円で「こんな高い本買えるか!」と思ってたのが1,500円だったので、少なくともお買い得だったとは思います。本当に良い本だったら8,000円だろうが買ってるはずなので、無条件に喜べるほどじゃないですが。 '04.08.08(日) 『となりの億万長者―成功を生む7つの法則』 トマス・J・スタンリー/ウィリアム・D・ダンコ(著) お金に関する本には案外含蓄の深いものが多いと言うのが最近発見したことでありまして(^^;、これもそんな本のひとつ。「あなたの人生を変える」という宣伝文句も納得の一冊です。 さて皆さんは収入に対してどの程度の資産を持っているでしょうか? 期待資産額=年間家計所得×年齢÷10 あなたの資産がこの期待資産額より多ければ、同年齢で同程度の収入の人よりお金持ちな「蓄財優等生」であると言えます。たとえどれだけ収入が多くても、実際の資産が期待資産額より少ないなら「蓄財劣等生」。で、現代のアメリカの億万長者(百万ドル以上の資産を持っている人)のほとんどは、極端に収入が多いのではなく、「蓄財優等生」であるがゆえに億万長者に成ったのであるとのデータが示されます。 この本によれば、代々の事業を受け継いだり、遺産が入って億万長者になったのは少数派です。勤勉に働き、収入よりはるかに低い支出で生活し、倹約によって億万長者になっています。 データによれば、高級住宅街に住んでいる人のほとんどは、収入は多いものの資産は少ない「蓄財劣等生」のようです。本物の億万長者は、下町の質素な家に住み、洋服はディスカウントストアで買い、24,800ドル以下の自動車に乗り(今までに買った最も高い車でも半数以上が29,000ドル以下と解答)、ふだんの暮らし向きでは全くお金持ちとは分からないような人がほとんどなのだそうです。 著者が初めて1000万ドル以上の資産を持つ人達にインタビューした時のエピソードがなかなか面白くて、勝手の分からなかった著者は“富豪のみなさん”が快適に過ごせるようしゃれたペントハウスに高級食材を駆使した食事、最高級のワインを用意して迎えたそうです。ところが実際に来たのは揃ってとても億万長者に見えない普通の人ばかりで、豪華な椅子の上ではモゾモゾと落ち着かず、高級な食事にも手をつけず、あまつさえ年代物のワインを勧められた富豪の一人は
(続きます) '04.08.09(月) (承前) とは言っても、この人たちがお金を貯めるために強いてケチケチした生活をしているのではなくて、蓄財劣等性たちのように、見栄や虚栄心で良い車に乗ったり、良い家に住んだり、良い服を着たりしようと思わないだけ。身の丈にあった倹《つま》しい生活をしているだけのことなんですね。お金を使いたいから働き、実際使ってしまう“蓄財劣等生”とは違う。しかも仕事が大好きで一生懸命働くから、そうした生きがいのある人生を満喫した結果、自然にお金が貯まっているということみたいです(ただし、投資に時間をかけている人の割合は多いようですが)。 と考えると、これってスピリチュアリストにとっては簡単に出来ることなんじゃないでしょうかねぇ(^^)。私心なく働いて、精神の充足を重視しているから贅沢とも無縁で、いやでもお金が貯まってしまう……ハズ。……わが身を振り返るといささか疑問符が湧かないでもない仮説ではありますが、果たして皆さんは如何でしょうか(笑)。 靴のかかとを踏みつぶして履かないこと。粗末に扱って、新しいものを欲しがってはいけない。ものを大切にしなさい。そうすれば長持ちする。(P.256) ↑ある富豪が子供に教えていることの一つです。現代の日本人は、ちょっと豊かになっただけでこういう大切なことを忘れてしまってますよね。他にも「取材した億万長者の口から出てきた含蓄のある言葉」として紹介されている言葉を引用しておきましょう。 ◆健康、長寿、楽しい生活、愛する家族、自立心、よい友だち。そういうもののほうがお金よりずっと大切だ。まわりの人からよい評判を得て、尊敬を集め、誠実に、正直に生きる。そして何かをやりとげたという自身を持てたら、黙っていても金持ちになれるさ。 如何です? もちろんこの世の人間の言葉ですから、シルバーバーチほどの美しさはないかもしれません。しかし、この世の人間でもこれほどの成功者の中には、シルバーバーチの霊訓にも通じる人生哲学に到達する人も少なくないようですね。大変に面白い本でした。 三週間お休みだったERが放送再開。危うく見逃すところです。地上波では『えぐら開運堂』見かけたんですが、裏でみうらじゅんが出てたのでそっちを。この人も“カッコいい大人”だよなぁ。……それにしても江原さん、なんだか酷く悪相になったような。気のせいかな? お疲れのせいかな? '04.08.10(火) 諸事情で一日だけお盆休みの代休。子供たちは児童館に行ってしまって(妻が約束していたらしい)時間ができたので、以前から興味があった「UDがん研究プロジェクト」に登録してみました。 これは、世界中のPCの遊んでいる時間を利用して、分散コンピューティングによって、新しいがん治療薬をつくるための解析作業をしようというものです。従来当サイトでは寄付という形でのボランティアは紹介して来ましたが(体を使うボランティアは地域ごとのものが多く、ネットで紹介するのは現実的ではないと思うのであまり書いていません。という以前に知らないし(^^;)これは新しいボランティアの形ですね。 参加方法はとても簡単で、UD Agentというソフトをインストールして、好きなIDとパスワードを入力するだけです。あとはパソコンを立ち上げておけば、使われていない間にバックグラウンドで計算を続けてくれます。解析している物質の化学構造が3Dで表示されたり、解析した量に応じてポイントが貯まったり、これはなかなか面白いです! ポイントで何かもらえるわけではないんですが、チームや個人ごとのポイントが集計されているので、どこかのチームに参加して競い合うと、より楽しめるようです。もちろんチームに登録しなくても解析に参加は可能。 現在世界でトップのチームが、実は日本のTeam 2ch。そう、あの2ちゃんねるの公認チームです。ぼくもTeam 2chの株板で登録してみました(^^)(変更はいつでも可能ですし)。UD全般に関してもTeam 2ch関連のサイトの解説が分かりやすいので(というかそれしか知らない)、いくつか紹介しておきます。興味を持たれた方は、ぜひやってみることをお勧めします。結構面白いですよ。 UD - Team 2ch Wiki UDがん研究プロジェクトについて@2ch UDがん研究プロジェクトについて 白血病解析プロジェクト@Team2ch 注意しておかねばならないのは、常にCPUが100%フル稼働し続ける事になるので、特に夏季は発熱に注意する必要があります。パソコンの寿命が短くなる可能性もありますから(定期的に解析を中断させるソフトもあります)。それから電気代ですね。あるサイトでは、24時間フル稼働させてもせいぜい月1,500円ぐらいだとありましたが、実際のところはどうなんでしょう? これは実際に様子を見てご報告します。 そんなこんなで一日家にいたので、今まで一度も見られなかった細木数子の番組をちょっとだけ。……こっ、これは。この人の脳を検査したら、きっと何か見つかるんじゃないだろか。腫瘍とか、脳軟化症とか。だってあの狂った言動は脳の機能障害としか考えられない……。 というわけで、僕はこの人の批判はしません。だって病気の症状が出ている病人を批判するなんてヒドイことするのはイクナイ!(脳障害呼ばわりするのが一番ヒドイという話もありますが(^_^;ゞ) あれなら江原さんのほうが100倍マシですねぇ。やってることの罪深さは別にすれば、ですが(所詮最初からインチキな占い師が何を言おうがたいしたことはありませんが、スピリチュアリズムを低俗なものに貶めようとする江原さんの罪は深い)。 '04.08.11(水) 会社から帰って、UD Agentを動かしっぱなしにしておいたパソコンをチェックすると、CPUが見たこともないような高温になってました(70度ちょいですが)。 温室もかくやという熱気のこもった部屋でフル回転してれば無理もありません。30分に1回休憩させる設定にして、ついでにCPUクーラーも新しいのに代えてみようと思います。静音タイプにしてやれば、同じ部屋で寝ている猫も喜ぶでしょう(^^;。どの程度の効果があるかは分かりませんが。 '04.08.12(木) 当サイトが当初はパソコン通信Nifty-Serveの『世紀末フォーラム』というフォーラムの会議室の一つとしてスタートしたことはご存知の方も多いと思います。その当時の『心霊学研究所会議室』のログ(圧縮ファイル)を過去ログコーナーにアップロードしました。 率直に言えば、これは著作権から言えばマズイシロモノです。こちらに転載するに当って当時の発言者の方々からも、Niftyからも許可を得ていません(Niftyは発言ヘッダの書式に著作権を主張しているらしい(^^;)。まぁ、いまさら削除を求める人もいないとは思いますが、クレームがくれば即刻削除することになるかもしれません。興味のある方はお早めにダウンロードしておいてくださいませ。 '04.08.13(金) CPUクーラーを買ってきたのでパソコンのケースを開けて交換作業開始。向こうにある工具を取ろうと、ひょいっとケースをまたいだ……つもりだったんですが、ケースのフタの角に足を引っ掛けてしまいました。アルミケースの鋭利な角で、小指の横を2.5cmにわたってスッパリ。血がドクドクと出てきました(>_<)ヒーッ。子供と約束していたプールは明日に延期。傷口を接着剤でくっ付けて、一日でプールに行ける状態にできるかどうか……。 さて、そんな犠牲を払って導入した新CPUクーラー、至って快調です。CPUの温度は一気に10度も下がりましたし、うるさかったファンの音もほとんど聞こえないほど。でも今度は電源とケースファンの音が気になって来ましたが……(キリがない(^^;)。電源を買い換えるのは予算的に厳しいですが、ケースファンの交換は考えてみたいところ。 株価がどんどん下がっているので少しだけ買い増し。もう株の資金はほとんど使い切ってしまいました。でもまだ来週も下がりそうな雰囲気なので、ちょっと早まったかも? 買いたい株はたくさんありますし、現状普通預金口座に大金が死蔵されてて勿体無過ぎるので、ポートフォリオの株の比率を上げたいんですが……2000年頃のITバブルから資金を減らしている僕には信用が無いので、妻から許可が下りません(^^;。でも今、日本円の現金で資産を持つのって、もしかしたら一番リスクが高いんじゃないかという気もするんですが、どうなんでしょうねぇ。 久しぶりにテレビでドラえもんを見ました(^^)。なんかのび太のおばあちゃんの声が微妙に変ってる……のはまぁ良いとして、お父さんの声が違ってる( ̄□ ̄;)!!ガーン。しずかちゃんのお父さんも明らかに別人になってるし(これは声だけじゃなくて全く別人に。もっと体格の良い色男だった、よね?)。ううむ、いろいろ変わっていくのはサザエさんだけじゃないんですねぇ。 ところで、ドラえもんの声もそろそろ変わってもイイんじゃないのか? 大山のぶ代が素顔で出てきて「ぼくドラえもんだよ!」って言うの、悪い習慣だと思うぞ(子供の夢を壊すぞ、あれは)。 '04.08.14(土) くららのお友達の子が来たので、行く予定だったプールはさらに一日延期。僕も切った足がまだ痛むので、天の助けとはこのことか、という(^^;。ありかは家のビニールプールで遊ばせることに。 少し前に必要に迫られて会社のパソコンに入れたフリーのMS Office互換ソフト、OpenOffice.orgを、家のノートパソコンにも入れてみました。とりあえず表計算で、今年に入ってからの自分の株式資産の推移を入力。グラフにしてみると……。
思っていたより日経平均の上げ下げに連動していないんで、ちょっと驚きました。もっと市況に連れて上がったり下がったりしているかと思っていたので。……それにしても、年初から一割程度しか上がっていないとは、今更ながらパフォーマンスの悪さにガッカリです。 OpenOffice.org日本ユーザー会 '04.08.15(日) 子供たちと約束していた市民プールへ。が、よりによって今日に限って天候不順。気温も低くて、前日までの暑さがウソのような肌寒さです(夜のニュースではキャスターが長袖を出したと言ってたました)。少しでも水温が上がる時間にと思って昼から行ったんですが、いつもなら混んでいる時間にもかかわらずガラガラでした。 案の定メチャクチャ寒くて、水に入った瞬間に心臓が止まりそう(^^;。でも、不思議と子供たちは平気な顔してるんですよね。40〜50分も遊んでいたら大人は完全にギブアップ。子供たちも唇が紫色になってきたので、早々に切り上げて帰りました。子供たちはまだ遊びたいと言ってましたが(^^;。 '04.08.16(月) 今年リマスタリングされて再版された安部恭弘の三枚目のアルバム『SLIT』を聴きながら、これを書いてます。もう、あまりに良すぎて泣きそう(^^;。リアルタイムで聴いていた20年前には、安部さんのアルバムで僕が一番好きだったのはセカンドの『MODERATO』で、正直『SLIT』は地味な印象でした。でも、今改めて聴いてみると、これはものすごく完成度が高い作品だったんじゃないかと……。 優しく、切ない歌詞。美しいメロディ。そして大人の男のダンディズムを歌い上げる甘いボーカル。決してノスタルジーではなく、20年過ぎた今でも少しも変わらず、いや、今こそ当時以上に、ぼくの心に染み入ります。良いものは何十年たっても良いんですよね。 『SLIT』安部恭弘 『MODERATO』安部恭弘 '04.08.17(火) また少し偏頭痛が出て来て仕事にならず。サイトの更新もままならず。ビデオで昨日のER見て、その後オリンピック関連番組流し見。 世の多くの人と比べると自分は夏季のオリンピックには関心が薄いようで、ほとんどテレビ中継など見ていません(冬季の種目は好きで見ますが)。オリンピックで寝不足なんてどこの世界の話?という感じ(^^;。とは言っても「まったくこれっぽっちも気にならない」こともないワケで。 細木(脳障害)数子に「金メダルは取れない」と断言された谷亮子選手が、予言をくつがえして金メダルを取ったのはメデタイ。テーピングだらけの手が努力の跡を物語っていましたね。この厳しい世界に生きる人間に、占い師風情が思い上がったことを吹くもんじゃありません。少なからず胸のすく思い。 もっとも、あんなメルヘン(?)な結婚式を見せられたら、メダル取れないぞと言いたくなる気持ちもわからないでもありませんが(って、そういう問題じゃないか……) '04.08.18(水) 週刊少年マガジンで株のマンガが始まってます。目が離せません。つまり、目が離せないほどヒドイという意味ですが。高校の情報の講師か何かが生徒たちに信用全力でデイトレードをススメちゃうんですから。 大学行かずに株の勉強しながらバイトで33万円貯めて、信用取引(要するに借金)で99万円分の株を購入。年率33%複利で増やせば7年目で年収2,000万円だとか言って煽ってます。高卒フリーターを勧めてリスクの説明は一切無し。で、こういうことを誰も教えてくれないのは大人の陰謀なんだそうだ(^^;。 で、ヒロインと思しき女子が「(年率33%なら)わたしにもできそー」とか言ってんの。できるかこのバカ。 世界一の投資家と言われるウォーレン・バフェットやピーター・リンチでさえ年率25%以下です。もちろん彼らとは投資金額が桁違いですから、才覚のあるトレーダーが現物で取引するなら、平均年率33%程度は不可能ではないでしょう(運用額が少ないほど容易なので)。しかし、このマンガで言っているのは「信用全力で回して」という話なんですよね。 と言うことは、その7年のうちに一度でも33%下がったらその瞬間に全額吹っ飛んでしまうということです(残りの67%は借金なのでその瞬間に清算)。おまけにこのお話の中で挙げられている「4割上がった株」は、どれもこれも3割どころか一瞬で半分になってもおかしくない株ばかり。 (長いので続く) '04.08.19(木) (続き) こういうのって『株で○億儲ける!』みたいな屑本に感化された初心者の妄想レベルの話で、知らずに書いているとしても(無知)、知った上で書いているとしても(詐欺)、ちょっと許されない内容だと思います。 この雑誌の読者層を考えると、出鱈目を真に受けて株を初めて破産する人間が大量に出る可能性も無きにしもあらず。現役の中高校生は株の口座を作れないでしょうけど、ハタチ過ぎても少年マンガ雑誌を読んでいるような知的レベルの低い大人が危ない……って、そりゃ自分だ( ̄□ ̄;)!!ガーン。 ま、相場の肥やしが大量流入してくれればこっちは儲かるので、ありがたいことと考えればいいのかもしれませんが(^_^;ゞ。 ところでこの原作者のサイトを見たら、仮想取引で四カ月もかけてようやく100万円を106万円程度の実力。最近は金額を公表しなくなってしまったようですが、たぶんこの下手くそ、最近の軟調な相場で元本割れさせてしまったんでしょう。仮想取引なんて、実際の相場より何倍も儲け易いハズなんですけどねぇ。やはり実際の相場を知らない人間の妄想に過ぎなかったようです。 偏頭痛三日目。午前中は頭痛のあまり仕事も手につかず、午後の打ち合わせが終わったら早退しようとばかり考えていましたが、夕方頃にスッと痛みが引きました。だいたいいつも三日で痛みが引くので、今回もスケジュールどおり。ちょっと残念。 五年間チラシ作りで付き合ってきた中堅スーパーの某支店が来年で閉店とのこと。あまり採算の合わない仕事だったこともあって、会社に帰って社長に報告すると「おめでとう」と言われてしまいました。仕事がなくなっておめでとうというのも変な話です(^^;。ま、たしかにデザインの仕事に専念できるので助かるんですが、長年お付き合いをさせていただいたところが無くなってしまうというのは寂しいことです。 '04.08.20(金) 土曜日出勤の代休で会社休み。 会社から電話。閉店が決まった昨日の某店で、出店していたあるコーナーが丸ごといなくなってしまったので(閉店の話を聞いてさっそく「沈む船から」逃げたのであるらしい)チラシを大幅差し替えせねばならないらしい。ええー!? 逃げたって、そんなことあり得るの? と言っても始まらないので、作業の指示など簡単に話して後はお任せ。 ……それにしても「逃げた」って、あり得ないよなぁ(^^;。 '04.08.21(土) 予定通り会社出勤。土曜日はのんびり仕事できてイイね。朝電車でも座れるし。 『冬のソナタ』最終回。まあ、悪くはなかったかな。でも何か物足りないような、モヤモヤした感じが……。もっともテレビ放送版は全体の一割以上カットされているそうなので、食い足りないのはその所為かも知れず……。DVDでノーカット版を見るべき? '04.08.22(日) 市のお年寄り(と障害者も?)の施設でお祭りをやっていたので、子供たちと行ってきました。うちわに絵を描いたり、ダンゴや綿菓子を食べたり、輪投げやゲートボールみたいなゲームをやったり、子供たちは楽しかったようです。それにしても、やはり上の子は輪投げや、棒で玉を転がしたりというゲームをやらせると、信じられないぐらい下手です(^^;。 自閉症関連の本など読むとそういうのが下手な子は多いようですが、うちの子も例に漏れずというところでしょうか……。ゲートボールは40度は狙いを外れて行きますし、輪投げだってオーバースローで投げてますし(普通は横投げですよねぇ)。 僕自身もそういう面では不器用ではありましたが、これほどヒドくはなかった……たぶん。いや、そういえば幼稚園のときに前転ができなくて、家で丸一日特訓させられたことがあったっけ。50歩100歩か……。 くららも10月の運動会までには玉入れぐらいはできるように、玉を狙ったところに投げられるよう練習を……いや、せめて前に玉が飛んでいくように練習させなくては!(去年の運動会では、いったいどういう理屈か後ろに飛んでいたので(^^;) 2時半頃に帰宅。で、今年の24時間テレビでは自閉症の子が高橋尚子とマラソンするとかいう話を聞いていたので、一応チェックしようとテレビをつけていたんですが、待てど暮らせど一向に始まりません。日も暮れてきたので諦めて掲示板を回って調べると、どうも1時台にやっていたみたいで、残念ながら見逃してしまいました。まあ、新聞のテレビ欄を見ると「奇跡が」云々みたいなことが書いてあったりしたので、その程度の見識の人間が作る番組など見なくて正解だったに違いありません。表面的なところしか見ようとせず、奇跡だの感動だのをでっちあげていい気になっている連中には反吐が出ます。 それはそれとして、杉田かおる。100kmマラソン完走しましたね。痛みに耐えてよく頑張った! 感動!……まではしなかったけど、ちょっと見直しました。とは言っても、あの企画にいったい何の意味があるのか、どう考えてもさっぱり分からないわけですが(^^;。来年は高橋尚子が500km走ります(んなわけない) '04.08.23(月) 23日の24時前に、当サイトのアクセス数(※)が40万人を突破しました! 最近はスピリチュアリズムとはまったく関係ない日記ばかり書いていて、肝心のコンテンツの更新をサポリまくっているわけですが(^_^;ゞ、にも関わらず毎日たくさんの方にご訪問いただき、本当にありがたく思っています。 ※もちろん「延べ」人数。 僕がネット上で活動を始めてから早いもので、もう10年になります。心霊学研究所は9年目。正直に言えば「もう疲れた」「放り出したい」と思うことも少なくありません。日本中に何百人か何千人、スピリチュアリストと言える人がいるのかは分かりませんが、霊性の程度で言ったら僕など下のほうに違いないと思っていますし、知的レベルだって大したことはないわけです。自分なんかがスピリチュアリストとして発言を続けてて良いんだろうかと、そんな資格なんか自分には無いのに、という、プレッシャーと戦う日々です。 それでも何故だかこんな拙いサイトでも必要としてくれている(らしい)人がいて、日々カウンターが回っているのを見ると「うむ、たまには更新せねばならんな」と重い腰を上げる気力も沸くわけで、ホソボソながらも更新が続けられるのは、ご訪問下さる皆さん在ればこそです。それからamazon.co.jpなどの広告リンクからお買い物してくださっている方も……こちらは本当に「応援してるよ!」という声援だと思いますから。 とりあえず、まだ子供が小さいうちはバリバリ更新というわけにはいきませんが、あと5〜6年もすれば状況も変わっているでしょうし、もしかしたら株でひと山当てて働く必要の無いご身分になっているかもしれない(笑)。そうしたら、作りたい&作るべきコンテンツの案はたくさんあるので、その日に備えてコツコツと更新を重ね、力を蓄えたいと思います。継続は力なりですから。 今後ともよろしくお願い致します(_ _)ペコリ。 '04.08.24(火) 先週の土曜日の話ですが、書くのをすっかり忘れていたので書いておきます。ま、どっちみち更新は一週間遅れだし(^_^;ゞ。 NHKのドキュメンタリーで日本画の事をやっていたので、「誰か知り合いが出ないかな〜」程度の気持ちで見始めたんですが、あまりに衝撃的な内容に引き込まれてしまいました。 尾形光琳の晩年の代表作『紅白梅図屏風』。これは美しい金箔地に、たらし込みという技法を駆使して描かれた紅梅白梅と、中央に流れる川は銀箔で見事に表現され……と、この300年間、誰もが疑いもせずに信じてきました。が、科学調査の結果、金箔も銀箔も使われていなかったということが分かったというのです。金箔に見えていたのは実は染料に金泥を塗り重ねて表現されていたのであって、どう考えても箔足にしか見えない部分はマスキングして金泥で描いていたのだと考えられます。(そう言われても俄かには信じられないほどリアルに) で、日本画家も協力して再現してみると、金箔に描くより光琳の技法(かりやす+金泥)の方が、たらし込みの表現が美しく出来るようです。 (続く) '04.08.25(水) (承前) ううむ、確かに箔の扱いは難しくて、絵の具を置きにくかったり、描いたは良いが剥落しやすかったりと、悩まされることが多いですが、まさかこういう解決法があるとは……。これはこれからの日本画の技法書に新たな項目が加わ……いやいや、こっちはこっちで技術的なハードルが高いんで、出来る人は少ないだろうなぁ(^^; それにしても、さすが光琳。江戸時代の最先端のデザイナーにしてスーパーポップアーティストの面目躍如ですね。箔を使わず箔に見せかける技法は、垂らし込みが上手くできるだけじゃ無くて、そういうのを面白がる遊び心ゆえのことだったと思いますが、その点、300年も誰も分からなかったのは、まさにしてやったり。今ごろ霊界で大笑いしているんじゃないでしょうか(^^)。 でもこれ、美術史上50年か100年に一度の大発見と言っても過言ではないと思うんですが、それにしては世間は静かですねえ。ニュースでも新聞でも見なかったし。金箔だの金泥だのと言っても一般人には分らないから? もしかしてこの日記も読者置き去り?(いちおう専門用語は最小限に抑えて書いたつもり) '04.08.26(木) くららが風邪で月曜から保育園を休んでいたんですが、楽しみにしていた園の行事の夏祭りの日なので、今日は行って来たようです。3日間のうち2日目。園児がみんなで作ったおもちゃをお土産に持って、もンのすごく嬉しそうな顔して帰って来たそうです。 僕は仕事がてんやわんやで残業して、日付が変ってからの帰宅だったので、本人からは感想を聞けませんでしたが。 '04.08.27(金) 土曜日校正の仕事がいろいろややこしくて、またもや残業。終電時間までに間に合ったのは不幸中の幸いでした。風邪の前兆が種種。食欲もないので帰りにカップラーメン買ってそれを夕食(深夜の1時が“夕”かという問題は残りますが(^^;) 仕事の疲れも風邪のだるさも、一瞬吹き飛ばしてくれたのが株価の上昇。昨日あたり日経平均株価はぱっとしなかったにもかかわらず、僕の持ち株は三連騰。その前に一日だけ下げたものの、その前にも三連騰! もうちょっとで今年の目標に届く勢いです。 '04.08.28(土) くららは言語の教室で、今週は知能テスト。風邪のせいか、少しボーっとしていたようなので、もっと別のときにするべきだったかも。いずれにせよ一日だけではやりきれなかったので、残りはまた来週。 '04.08.29(日) 有名な投資家であるジム・ロジャーズのDVDを3,990円も出して買ってしまいました。6月に来日したときの講演会のビデオです。日本の株はまだまだ安い。中国は必ずハードランディングするから、その時こそ買いのチャンス。値段以上の価値はありました。も一回観よ(^^)。 「ジム・ロジャース」投資で儲ける秘訣 DVD 次に紹介するのは、この人がバイクで世界一周した旅行記。最大級の面白さで、投資に興味ない人でも楽しめること請け合いです。世の中には本当に面白い人間がいるもんです(^^)。 冒険投資家ジム・ロジャーズ 世界バイク紀行 日経ビジネス人文庫 冒険投資家ジム・ロジャーズ世界大発見 '04.08.30(月) 日経平均は下がったようですが、ペーパーバーチ株価指数さらに大幅続伸で年初来高値更新(^^)。早くも今年の目標額を達成しました! もっとも、もともと一年で16%という目標が低いといえば低いんですが(20年ぐらいで1億円になる予定(^^;)。低すぎた志を反省して今年の目標を20%上昇に上方修正。 |