心霊学研究所
スピリチュアリズムQ&A
('01.01.01作成)
シルバーバーチの名前の表記で、時々「シルバー・バーチ」と書いてあるのを見かけます。「・」が入っているのと入ってないの、どちらが正しいんでしょうか? |
「・」は入れず「シルバーバーチ」と書くのが正しいのです。 以前にも書きましたが、シルバーバーチ(silver-birch)とは白樺という意味の一つの単語です。決して、名字と名前で「バーチさんちのシルバーさん」というわけではありません。 ですから、間にナカグロ(・)は入れず、必ず「シルバーバーチ」と書きましょう(^^; さて、そういう成り立ちを考えると、時々見かける「バーチ」という呼び方は間違い(とまで言い切るのは言い過ぎかも知れませんが)であることが分かると思います。実際、イギリスの書籍や心霊雑誌・新聞でも「birch」などと略して書かれているものは、一度も見たことがありません。(それほどたくさん見ているわけではないので、僕が知らないだけかもしれませんが) 以上、「・」入りと「バーチ」は間違いであるというのは、近藤千雄先生の著書の中でも書かれていることであって、決して僕の独創ではありません(^^;。「それは違う」と思われた方、僕に文句を言ってこないように(笑) そういえば、僕の文章が過去に(財)日本心霊科学協会の機関誌『心霊研究』に掲載されたときも、ちゃんと「シルバーバーチ」と書いて送ったはずなのに、勝手に「シルバー・バーチ」などと改変されていたという困った事件もありました。ったく、わざわざ間違いに直すなって〜の。 この困ったナカグロ入りの“シルバー・バーチ”、潮文社版全12刊本のタイトルでも使われているんですよね。おそらくそれに先だって『古代霊は語る』(近藤千雄訳のシルバーバーチの霊訓をまとめた本)と同時期に出た桑原氏の訳書『シルバー・バーチ霊言集』との兼ね合いもあってそうなってしまったのでしょうけど……。するとやはり「・」入り表記、「バーチ」という略称を広めた元凶は桑原啓善氏……(^^;!? そのころから既に困った人だったんですねぇ(笑) 初出:Nifty-Serve FARION『心霊学研究所』('99.09.13) |