最終更新 '04.05.15
『心霊学より日本神道を観る』に続く、浅野和三郎の著作の現代語訳第二弾です。『心霊学より〜』だけではあまりにも内容が堅いので、こちらは息抜きになるような読み易いものを選びました。肩肘張らず、気楽に読めると思います。と言っても、もちろん、どうでもいい内容というわけではありません。 これは、浅野和三郎氏が1928年(昭和3年)に第3回国際スピリチュアリスト会議に出席し、欧米の心霊事情を見聞してきたときの記録です。このときの旅行で多くの著名な霊媒や研究者と親交を深め、同時に心霊書の名著の数々を手に入れてきたと言われています。氏の翻訳したもののうち幾つかは、このときに買ってこられたものです。そう考えると、日本のスピリチュアリズムの歴史上、重要な旅行の記録であると言えそうです。また、当時の心霊の世界の様子も分かって、このWebを覗くような方には興味のそそられるところも多いのではと思います。 なお、底本として、昭和24年版の再刊のものを使用しました。 著作権について |
出発前記 |
(1)
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第一信 |
東京から神戸へ 門司まで |
(9) (13) |
第二信 |
大連の足かけ五日 |
(18)
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第三信 |
大連からハルビンまで |
(25)
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第四信 |
ハルビンからクラスノヤルスクまで |
(31)
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第五信 |
クラスノヤルスクからモスクワまで 素通りの欧州大陸 |
(41) (45) |
第六信 |
ロンドン雑記 一 ロンドンの宿 二 本屋あさり |
(51) (56) |
第七信 |
ロンドン雑記 三 『ライト誌』社を訪ねる 四 クルー・サークルを訪ねる |
(62) (70) |
第八信 |
ロンドン雑記 五 マゴツキ振り |
(78) |
第九信 |
ロンドン雑記 六 物理的霊媒ルーイスの実験 |
(93) |
第十信 |
欧州大陸の一角 一 パリのお上りさん 二 リペール氏と語る 三 元は黒海艦隊の司令長官 四 スイスの風光 |
(107) (116) (122) (125) |
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ボストンにおける心霊実験 一 大急ぎでボストン市へ 三 直接談話現象 四 秤操作現象 五 楽器発停ならびに物品移動現象 六 指紋作製現象 七 対照通信 八 結論 |
(133) (138) (143) (146) (148) (150) (153) (158) |
第十二信 |
アメリカ横断 ボストン雑事 |
(160) |
(付録) |
国際スピリチュアリスト会議の概況 一 幹部と各国の代表 二 発会式当日の講演ならびに概況 三 各種の講演 四 雑感 |
(169) (173) (184) (189) |
(付録) |
欧米旅行より帰って |
(194)
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(付録) |
欧米の心霊熱 |
(199)
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